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Σリーグが終わったので振り返り&今後の予定

9/1(日)

Σリーグプレーオフ第5節。上位2チームが9/8(日)から行われるファイナル進出です。
私が所属する遊楽亭はこの日最低2連勝条件でしたが、満たすことはできず。この日をもってチームサーバー破壊と相成りました。
この数か月開いていたサーバーが無くなってしまい、不思議な気分と少しの寂しさがあります。
今回はこのΣリーグの振り返りをしていこうと思います。


①麻雀的振り返り

麻雀の話をすると、自分が出た半荘は見所がかなり満載だったと思います。
公式の配信に選ばれた対局も何個かあり、その対局ほぼすべてで面白いところがあったと思っています。
その中から特に面白かったところを、何個かピックアップしていこうと思います。

1.ホンイツ3副露に生牌南をプッシュ


5pポン打北➝5p加カンして3sツモ切り➝中手出しの局面。
生牌で尋常ではなく危険な南に見えますが、私はこの南を打ち、3900をあがって個人初トップを取ることができました。
同じチームメンバーであったうめちゃんの動画で詳しく解説しておりますので、詳細はこちらをぜひご覧ください。


ホープフルA所属、天鳳位のヨーテルさん著「麻雀・捨て牌読みの傾向と対策」でも詳しく記載がございます。こちらもぜひ。

2.全員を降ろすブラフチー


オーラス、ここから3mをリャンメンでチー。
手牌は全くあがれそうもありません。そして上家が役バック濃厚のため、ここから自分がやるべきことは
「上家をこの仕掛けで降ろし切る、あるいはこの威圧感を与えることで役牌を鳴かせず、テンパイを取り切る」
ことでした。
ここから9m➝9sを打ち出し、上家を降ろすことに成功。南を鳴かせずに悠々と手組むことに成功しました。

3.放銃率50%レベルの牌を打ってしまうミス


チーして打2p、ラス目満貫現張りのテンパイだったのですが、この2pが放銃率50%レベル。ピンズが25pのみ、マンズが47mのみ。しかも47mは打3mリーチにより複合形の割合が上がっているのですが、4mワンチャンス、6mワンチャンスで複合形率低下。愚形はピンズ下、東のシャンポンくらいしかなく、この2pは愚形ですら当たってしまいます。
この2pが50%レベルの牌であることを認識できていなかったのは反省。4人麻雀で50%当たる牌があることはなかなかレアでした。

4.この手が倍満に!?パート1


酷い手牌。一旦国士無双とソウズのホンイツを見て打7m。

白が暗刻になり国士を諦めホンイツに。しかし赤をツモって満貫の目が他にも見えたので残してピンズ切り。まさかこの赤5m残しが倍満の布石になるとは...。

その後は5mが重なり、字牌が重なりと一直線。
これがなぜかマンズのホンイツになりました。奇跡ってあるんですね。

5.AIが絶対に言ってこない、メンツ中抜き手組み

ここから打4s。リーチのみ愚形に興味はありません。
イッツーも見えますが、8sは2枚切れ。愚形、強ポン材が多く、メンゼンイッツーはほぼ不可能。安全度を確保しながら純チャンに進むのがよいと判断しました。45sと打つことで河作りも期待できます。

安全度を担保しながら進行するとなぜか門前で純チャンテンパイ。
2sは王牌であがれませんでしたが、かなり良い手組みが出来たと思います。

6.ラス目の手組み



ここから打12s。
ペン3sが残っても打点が安く、ここは役役ホンイツやピンズのイッツーを見ていきます。

7巡目に出た東を気合のスルー。ポンテンの1500は微妙、ホンイツに向かうより門前手順の方が速そうで高くなる可能性も残っています。メンホンにすることもあるかもしれません。次のツモ番がすぐ来ることも大きいです。

気合でイッツーをあがりました。


7.この手が倍満に!?パート2


南3局、東の大明カンからスタート。
この手は
・局消化がだめ、連荘がダメなので降りることが全くなく東を安全牌で残す進行がない
・西、9p、2pとかなり強いポン材が残っていて門前で進行する可能性がかなり低い

ため、少しでも打点を上げる可能性を残します。

ドラの白を使い切って倍満のあがり。
こんな奇跡がリーグ内で2回もあって良いのでしょうか。
この半荘はなんとトップ。34000点差を2局でまくることができました。

8.リスク回避が奇跡の放銃回避


12巡目で、誰かのリーチにも備えておきたい場面。
牌効率的には打5sですが、
・4sが2枚切れ、ドラの周辺で残り山枚数がかなり0に近い
・5sを打つと1シャンテン時に持ち続けなければいけない、しかも47p埋まりはカン2sにするため、この4s受けのメリットは4s先引きのみである

ため、1mを打つ方が安全度、押し返しともに良いと判断。
なんとこの判断、ラッキーで対面の跳満放銃を回避。しかも満貫のあがりとなり、上下24000点分の得となりました。

9.最終節2連勝条件、本気のトップ取り


ここからすぐに出た北をポンして34p払い。ダブ東+トイトイorホンイツを見ます。
ラス回避ルールだと北ポンすら怪しい場面。東の出づらさが少しあがり、2900で終わってしまうこともあります。
トップしか見ないのであればこの手をいかに満貫にできるかを重視して考えます。

ドラ単騎まで進み跳満ツモ。

Σリーグでの個人成績は

予選ステージ+123.2
プレーオフ+171.2


で、かなり良いスコアを残すことができました。
見せる内容としてはよく、運もかなりついてきたのですが、見落としのミスがそこら中にあり、点棒に直結してしまった部分もあってかなり反省。ネット麻雀の打数が足りないことを実感したので、さらに練習を重ねて、良い麻雀、面白い麻雀が打てるように今後も努力していきます。
戦って下さった皆様、ありがとうございました。

②自戦記等振り返り

Σリーグに参加するにあたって、自分が戦った半荘の自戦記、他にも観戦記を出来るだけ書く!と目標を掲げました。
結果自分の登板試合数に対して自戦記2回、観戦記4回と、納得いく回数書けなかったことが心残りです。ちょっと7、8月が忙しくて書ける余裕が作れず…。
正直なところ、もう少しクオリティを下げても良いから、継続して書く能力をつけたいなと思っています。これは今後の課題です。
一方良いこともありました。キンマWebにてΣリーグの宣伝をさせていただくことが出来たのです。


インプレッション数が60000を超え、ある程度の成果を上げることが出来たと思います。
個人的にはΣリーグはとても魅力的で、広めていきたいリーグ戦であるので、今後もΣリーグの発展と普及のために活動していければと思っています。

③チーム振り返り

今期所属したチーム『遊楽亭』なのですが…一言。最高でした。

強いチームメンバーやゲストと麻雀の議論が出来る環境、他チームとの交流戦、楽しい配信とその切り抜き、Discordサーバーetc…。
トリス10さんとうめちゃんは麻雀がシンプルに強く、観戦記を書いたり検討を重ねる中で色々なことを学びました。私を含めた3人が全員かなり異なった雀風で、意見が割れることもありとても楽しかったです。
星餅めりーさん。内外問わずチーム交流の要となるトーク力と和ませ力があり、間違いなくチームにいないといけない存在でした。

星餅めりーさんがトップを取った半荘。面白い切り抜きになったのでぜひご覧いただきたいのですが、その後のプレーオフで魅せた半荘がめちゃくちゃうまかったです。麻雀楽しいのでまた麻雀しましょう。

そして、私を1位指名してくださった遊楽天GOTHさん。当初の予定と変わり(ドラフト指名がことごとく外れる)困惑したことでしょうが、このようなチーム運営をして下さったことに深く感謝します。
上のような動画やXでのポストなど、私の活動の宣伝もしてくださりありがとうございました。
このΣリーグ中に登録者が爆増したようで、今後の活躍をお祈りしております。

このチームサーバーはなんとプレーオフ終了10分後に破壊されるという本来起こりえないことが起きてしまい解体と相成りましたが、このようなチームで戦えたことを非常に嬉しく思っています。

➃今後の予定

①このΣリーグ参加をきっかけに、現在家の配信準備を整えている途中です。
まだもう少し時間がかかりそうですが、年内に配信をスタート出来たらと思っています。
②今回のΣリーグで貴重な経験が出来たので、今後もΣリーグの普及活動をしていくつもりですし、すでに発表されている次期も参戦希望をする予定です。そのときには、配信の準備が完全に整っていることを目指します。
個人的な戦術記事や何切る記事を上げる頻度を増やします。
今度は
・継続的な記事投稿
・今までのような戦術記事だけでなく、パッと読んで楽しめる、強くなれる、議論できるような記事投稿

を目指して努力してまいりますので、ぜひご覧いただければと思います。

Σリーグのファイナルステージは9/8から始まり、記事投稿日9/11(水)はファイナルの第2節となります。優勝争いが激化しておりますので、ぜひこちらもご覧ください。

今回の記事は以上になります。今後も頑張ってまいりますので、ぜひ応援よろしくお願いします!

もし何かためになることがありましたら、サポートして頂けると非常に有難いです!