楽天NFTのガラパゴスっぷりについて

楽天NFTで気づいた絶望」を読んだ。


要点は以下。

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楽天がNFTプラットフォームを始めるが、
「自社で管理するブロックチェーンを使用」
「暗号資産を使わず、楽天ポイント等で購入可能」
「楽天自身がNFTをすべて発行・管理する」
という三重苦の縛りアリ

偽物対策等を鑑みると、
リスクを避けたがる日本の大企業の取り組みとしては仕方ないのかも・・・

しかし、そもそもそれってNFTなのか・・・?
完全に中央集権的で、
かつ暗号資産も使わず、
運営による管理が可能って、
それいままでのデジタルデータ販売と同じなのでは・・・とほほ
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いかにも楽天らしいと言えば楽天らしい。

彼らが行ってきたこれまでのサービスを考えても、
テクノロジーによるチャレンジをことごとく骨抜きにして、
常にサービサーとして時代の先頭を走ることなく
イノベータの後ろにポジションを取ってきたのが楽天という会社だ。

ただ結果がすべてという観点から見ると、
何だかんだ致命的なフォルトもなく
巨大な経済圏を構築しているのも確か。

傍目には実につまらなく見えても、
どれだけダサさが炸裂していても、
それが誤りだと誰が断罪できるだろう。

どれだけ社内英語公用語化を進めても、
つくづく日本的に正しい企業だよなあ、
と思うわけです。

そう考えると
楽天の海外展開がほぼ全滅している状況も納得できるよね

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