AEI(アーニング・インデックス)から考察する種牡馬になる馬指名
AEI(アーニング・インデックス)=「種牡馬の優劣」を判定するための目安=ハズレを回避する馬の狙い方がココに凝縮!
出走馬1頭あたりの収得賞金の平均値を「1.00」とし、種牡馬産駒の平均収得賞金の割合を数値で表わしたもので1.00が平均。数値が大きくなるほど「産駒が多くの賞金を獲得している」という事を表わしますが、このアーニング・インデックス、META POGだからこそ大事な指標となって参ります。
指名馬を選定するポイント
次なるイクイノックス、次なるディープ、次なるキンカメ、次なるカナロア、次なるキタサン、META POGでは出走懸賞金以外にも大きなウエートを占める【種牡馬懸賞金制度】、しかし1頭あたり現在のルールでは「3口分の指名」が埋まれば満口となってしまいます。
では、ライバルより早く、イクイノックスやディープインパクト級の種牡馬懸賞金1000万円以上確定+現役出走懸賞金だけでも100万円以上の最大値を狙うのであれば、これは間違いなく【新馬の段階】から馬を指名するのが理想的。
走ればそのままLQを所有し現役懸賞金+種牡馬懸賞金をダブルでGETし続けて下さい。
仮にもし万が一、予定よりは知らなければ早々にLQマーケット(LQM)に売りに出す。この立ち回りと感度さえ大きく間違わなければ、どのメンバー様でも稼げる状況は作り出せるはずです。
では…
狙いの新馬はどの馬になるのか?
いきなり「新馬を狙え」と言われても漠然とした話に聞こえるかもしれませんが、そこで役立ってくるのがAEI(アーニング・インデックス)。
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AEI(アーニング・インデックス)=「種牡馬の優劣」を判定するための目安=ハズレを回避する馬の狙い方
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本日はアーニング・インデックス(AEI)から見る新馬の考察と参ります!
まずは2023年10月段階の「総合種牡馬リーディングTOP10」からご覧下さい。
※出走馬1頭あたりの収得賞金の平均値を1.00とし、種牡馬産駒の平均収得賞金の割合を数値で表わしたもので1.00が平均。数値が大きくなるほど「産駒が多くの賞金を獲得している」という事を表わします
【総合種牡馬リーディングTOP10】
[1位]ロードカナロア
AEI:1.67
[2位]キズナ
AEI:2.13
[3位]ドゥラメンテ
AEI:2.23
[4位]ディープインパクト
AEI:2.67
[5位]ハーツクライ
AEI:1.75
[6位]モーリス
AEI:1.75
[7位]ヘニーヒューズ
AEI:1.51
[8位]キタサンブラック
AEI:3.16
[9位]ルーラーシップ
AEI:1.19
[10位]エピファネイア
AEI:1.20
種牡馬リーディング総合TOP10を見ると、既に新馬は存在しないドゥラメンテやディープインパクトのアーニング・インデックス(AEI)高数値が理解できるかと思います。
一方で、一際目を引くのはキタサンブラックの「3.16」という数字。イクイノックスやソールオリエンスらが頑張った部分もありますが、この数値を見ればセレクトセールで高額取引される理由も理解できます。
逆に「種付け価格と見合ってないのは」エピファネイア。
エフフォーリア、デアリングタクト、サークルオブライフらGIホースが引退。2024年桜花賞をステレンボッシュが制しましたが、その他現役馬は寂しい状況。この総合種牡馬リーディングから見れば、新馬で選ぶなら【キタサンブラック産駒一択】となります。
続いて2023年6月からの成績とはなりますが、種牡馬2歳リーディングも見ておきたいと思います。
【2歳種牡馬リーディングTOP10】
[1位]エピファネイア
AEI:1.77
[2位]スワーヴリチャード
AEI:2.02
[3位]キズナ
AEI:1.41
[4位]ロードカナロア
AEI:2.38
[5位]モーリス
AEI:1.99
[6位]ダノンレジェンド
AEI:1.89
[7位]マジェスティックウォリアー
AEI:1.14
[8位]モーニン
AEI:1.04
[9位]ヘニーヒューズ
AEI:2.09
[10位]ドレフォン
AEI:1.22
総合リーディングでは10位だったエピファネイアが1位となった2歳リーディング。国内トップの種付け価格ながら結果が出ていない状況を社台グループ側が“テコ入れした”とも受け取れますが、前年の2歳リーディングでも2位だったように、血統的に早熟傾向にあるとも言えます。
また新種牡馬初年度となるスワーヴリチャードも大躍進となる2位ですが、これも判断するにはもう少し時間が必要です。
そんな中で評価したいのは、血統的には晩成傾向にありながら2歳から活躍馬を出しているモーリス。圧倒的に突き抜けている数字を残しているわけではないのですが、総合リーディングでも6位に入るように、長い目で見ればお得な種牡馬。
モーリスの父スクリーンヒーローも種牡馬を引退し、その後継種牡馬となるモーリスには日高の生産者からも注目される一頭。
さて種牡馬総合リーディング・2歳種牡馬リーディングの2つをご紹介しましたが、本題はむしろここから。
新馬を狙う上で、是非とも実践して頂きたいのは【外国産種牡馬産駒】の指名。
その理由、今から説明申し上げます。
■Lemon Drop Kid(USA)
AEI:15.54
■Frosted(USA)
AEI:5.30
■Dark Angel(IRE)
AEI:5.19
■Malibu Moon(USA)
AEI:3.81
■Practical Joke(USA)
AEI:3.07
■Kingman(GB)
AEI:2.92
■Arrogate(USA)
AEI:2.71
■Into Mischief(USA)
AEI:2.01
■Gun Runner(USA)
AEI:1.89
■Frankel(GB)
AEI:1.72
出走馬そのものが少ない為、数値も高く出てしまいますが、それでも比較的出走馬が多い10頭を選抜し掲載しました。
外国産種牡馬をここで持ち出すのは全体的に見て頭数そのものが少ないので「クズを掴みにくい」という利点があるのと同時に、結果を残せば内国産種牡馬の父よりも【圧倒的に種牡馬入りしやすい】という事が挙げられます。
・キングカメハメハ(Kingmambo産駒)
・クロフネ(French Deputy産駒)
・グラスワンダー(Silver Hawk産駒)
・アグネスデジタル(Crafty Prospector産駒)
・シンボリクリスエス(Kris S.産駒)
・メイショウドトウ(Bigstone産駒)
・サトノクラウン(Marju産駒)
・タイキシャトル(Devil's Bag産駒)
・モズアスコット(Frankel産駒)
・エルコンドルパサー(Kingmambo産駒)
新旧含め有名所の馬を紹介しましたが、膨大な内国産種牡馬産駒を探すよりも外国産種牡馬を父に持つ「新馬」から当たりを引く可能性は高いでしょう。