恋愛も夫婦の間も○○次第で激変?!
科学が現象を証明しようと試みている中・・・
これらの研究によって明らかになろうとするとき・・・
私たちはどこかで・・・・??
異なった解釈に翻弄されてしまうのかもしれない。
あなたはどうだろうか???
これまでマインドセットについてすこしだけ書いてきました。
例えば・・・人間的資質は変えようがない。
このように解釈している人の多くが
硬直マインドセットだった。
人間関係ではさらに
・パートナーの資質
・人間関係それ自体の対する考え方
がかかわってくる。
これら3つが硬直だという場合もある。
・自分の資質は変えようがい。
・パートナーの資質も変えようがない
・人間関係の質も変えようがない。
逆にしなやかなマインドはといえば
3つとも、良い方向に変えていけると信じている。
自分も成長するし、相手の成長するし、互いの関係も改善できると。
硬直マインドセットの人たちにとっての理想のパートナーは、
出会った瞬間からぴったりと息が合い、それが永遠に続く相手だと考えている。
硬直マインドセットの人たちの多くが、すべてがおのずとうまくいって当然だと思っている。
夫婦は助け合って問題を解決し、つきあいかたのこつを身につけていくものだとは考えていない。愛さえあれば叶うと信じている。相性さえよければ努力など必要ないと信じてもいる。お互いに望んでいることが自然にわかり
それを尊重するものだと考えている。
しなやかマインドセットはどうかといえば・・・
最初は激しく燃え上がるが、いつもでも愛ですべてが解決するとは思っていない。よい関係を長く続けていくためには、いずれ生じてくる意見の齟齬を努力え乗り越えていく必要があると思っている。
能力があれば努力は不要であり、相性がよければ何事もおのずとうまくいくというような解釈について人間関係の専門家たちはこのように考える人はだれひとりもいない。
結婚の心理に詳しい精神科医アーロンペックによると
夫婦関係を築いていくうえで最悪なのは
「努力しないとうまくいかないのは、関係そのものに深刻な欠陥があるからだ」と思ってしまうことだという。
夫婦関係の研究の第一人者、ジョン・ゴッドマンは次のように述べている。
「夫婦関係を維持していくには、絶えず軌道修正を加えていく努力が欠かせない。二人を結びつけようとする力と引き裂こうとする力とが、つねに拮抗した状態にあるからだ」
個人で何かをするときも同様に、
努力しなくともうなくいって当然、という考えが根底にあると、人間関係を培っていく上でどうしても必要なことをしなくなってしまう。
努力を怠りがちになる背景には・・・以心伝心で通じるはずだという期待がある。
夫婦は一心同体なのだから、わざわざいわなくとも、こちらが何を考え、何を感じ、何を求めているのか、わかってくれて当然だと思っている。
そして夫婦はまったく同じ考えをするものと信じていて、食い違いがあると動揺したり機嫌が悪くなったりする。
どちらにしても
妻にとっても、夫にとっても
何よりも腹正しいのは、
自分の権利が侵されること。
そして、相手が勝手に何かを自分の権利だと思い込んでいることである。
ジョン・ゴッドマンはこんなことを述べている。
「私が面接した新婚男性の中に、「僕は皿洗いなんてしませんよ。絶対に、それは女性の仕事ですから」と得意げに語る男性たちがいた。
2年後次のように聞いてきた人たちだった。
「もうセックスレスなのは、どうしてなんでしょうか」
伝統的な役割分担をする夫婦がいてかまわない。2人で話し合って決めればいいことである。
けれどもそれを当然の権利であると考えるのは間違っている。
人間関係は育む努力をしないかぎり、ダメになる一方で、決して良くなりはしない。
お互いの考えや希望を正確に伝えたうえで、矛盾する点をはっきりとさせて解決していくことである。
(マインドセットP214~P222抜粋)
本書に書かれている部分を抜粋しある一部割愛しましたが、
ここまで読んでみていかがでしたか??
コミュニケーション、人間関係は・・・・
相性や性格そのように簡単なことで解釈してしまうことはとても難しく・・・もしかしたら知らず知らずにあなたの頭もコチコチになっているかもしれません。
上記は恋愛や夫婦的な視点で書かれていますか・・・
夫婦や恋愛だけ特別ということでは決してありません。
あなたの周りにある普通の関係、
家庭や職場でも同様の考え方が充満していることだってあります。
相手をことを考えているようなことを語りながらも・・・・
実はその権利を侵されていることだってある。
信じて思うことが決して悪いということではありませんが。
私たちすべての人たち人ぞれぞれちがうことを私たちは知っているのであれば・・・ぞれぞれの英知を活用してあなたと私が創り出す場だけでも・・・
そこに参加している人たちが・・・「いいよね」「ほっとするよね」
「しんどいけれどもできそうだ」
そんな人間関係を構築しあえたらいいですよね。
このマインドセット・・・・どちらを選んだ方がいいということではなく・・このような特性がある二つの姿勢。それをあなたはどのように向き合いどんな自分を描いていきたいのか・・・そのお手伝いにこの考え方をもし好んだら参考にしてみててください。
この続きは次回に