私とあなた
相手の主張が間違っているって思った事はないでしょうか?
どんなにこちらが正しいと主張しても相手が納得しない事や逆にこちらが納得いかない主張をされて、話が平行線になる事があると思います。
まさに、それは「私とそれ」の関係になっている状態と言えます。
人間でありながら、向き合う相手を「道具」のように捉えてしまっている関係性の状態がこうした問題を引き起こしています。
例えば、夫婦間で相手に不満がある時、「妻」や「夫」、「上司」や「部下」として相手を見ていませんか?
「妻」としてこうあるべき、「夫」としてこうあるべき、「上司」としてこうあるべき、「部下」としてこうあるべきという自分の中の常識が相手を「あなた」という個人で見る事をできなくしています。
相手を「あなた」として見るためには、一旦自分の気持ちを横におき、まず相手の主張を相手の立場に立って考えるようにする必要があります。
相手と自分の主張の違いを確認し、
相手の考えや状況を観察し、
相手との折り合えそうなポイントを探り、
そして、新しい提案をする。
そうする事で相手との間の新しい関係性が構築され問題は解決に向かいます。
あなたが対している相手は「それ」でしょうか?それとも「あなた」でしょうか?
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?