⑧大河ドラマ「べらぼう」＆再放送の「独眼竜政宗」第八回

今年２０２５年の大河ドラマ「べらぼう」と１９８７年の「独眼竜政宗」を並行して画像でざっくりと追います。

「独眼竜政宗　第八回　若武者」

最初に織田信長が本能寺の変で討たれた説明が入りました。

１９６５年放送の「太閤記」

相馬との戦が続いています

父・照宗に少年政宗が「守役・片倉小十郎を侍大将に」と推薦します。

小十郎に「天下をとる！」と野心を明かします

一方、隣国の山形では。。。

山形の最上義光と側室の天童夫人

子どもを産ませた側室は心を病み、やがて亡くなります。
最上義光は政宗の母・義姫（お東の方）の兄。
政宗の弟・竺丸に娘との縁組を画策しますが。。。
伊達照宗は一蹴。

そのころ秀吉と妻のねね

柴田勝家に勝利し、オルゴールの音に合わせて踊る豊臣秀吉（勝新太郎氏！）

東北では相馬との戦が長引き。。。片倉小十郎の意見で「休戦交渉」が成立

戦の駆け引きを覚えていく政宗

次男の竺丸を溺愛するお東の方

政宗の守役から出世した片倉小十郎が相馬との講和を成功させたことで、加増され、やっかむ古参の家臣たちが伊達家の次期当主に「竺丸擁立」の血判書を提出！

黒幕はお東の方と察して詰め寄る照宗。

丁々発止の夫婦ゲンカ

秀吉は徳川家康と「小牧長久手の戦」

家中をまとめるため、照宗パパは大きな決断をいたします！

折しも奥州の名門・芦名氏が家臣に討たれた報を知った照宗。
伊達家の乱れ（竺丸擁立の家臣団の存在）をけん制するため、家督を政宗にゆずると発表！

ついに政宗と妻・愛姫（めごひめ）が成体に！

主役・伊達政宗を演じるのは渡辺謙氏！
ちなみに今年「べらぼう」で田沼意次を演じている渡辺謙氏がこちら。

しぶい魅力が増しています「べらぼう」の田沼意次

家督を継いだのち、芦名を攻めよと父からアドバイスを受ける政宗

涼しいのに迫力がある目力です

政宗１８歳　愛姫１６歳

天下への野心を燃やし、政宗は愛姫と共に戦国の奥州へと踏み出します。


※※※

　さて、２０２５年の大河ドラマ
「べらぼう　第８回　逆襲の金々先生」がこちら

「瀬川」襲名の花魁道中

版元・耕書堂を立ち上げた蔦重。
蔦重が版行した「籬の花」を手に、名妓・瀬川目当ての男たちが吉原をにぎわせます。

そのため、遊女たちは酷使されることに。。。💦

田沼邸を訪れた源内先生

平賀源内も瀬川を一目見ようと吉原に訪れますが、お座敷が詰まっていて会えません。
そのとき蔦重に「いままでどんな女に惚れた？」と質問。瀬川が蔦重のために尽くす理由を察している様子。蔦重は当然のように。。。💦
「吉原者はそういうの（恋愛感情）は抜かれちまうんで。女郎に手をだしちゃいけねえと叩きこまれますし、誰かを自分一人のモノにしようって気には」
「むなしいねぇ。。。」

うん、蔦重。あんたの恋愛エネルギーは「仕事」へと流れているんだね？

瀬川の上客・鳥山検校（中央）

この時代、幕府は医療技術を持つ盲人を保護しており、官位を授けたり、高利貸しをすることを許可していました。（たとえば「座頭貸し」など）
もみ療治をするかたわら、金融業で成功して富豪になる人もいたのです。
鳥山検校もその一人。

九郎兵衛稲荷の二人

瀬川に「名のある武家か商家に身請けされて、とびきり幸せになってほしい」と語る蔦重。
「あんたにとって、わっちは救いたい女郎の一人ってわけか。。。」

むなしいです。。。瀬川花魁。( ；∀；)

吉原を訪れた地本問屋「鶴屋」「鱗形屋」「西村屋」

蔦重の耕書堂が地本問屋仲間に参入の条件を満たしたものの、「吉原者を仲間にするのはケガラワシイという声もありまして。。。」と約束の反故！
蔦重は「吉原再見を版行して、ただで地本問屋に置いてもらうってのはどうです」ここまで譲歩したというのに。。。

吉原の楼主たちと駿河屋のだんなが激怒！

キレたのは駿河屋のおやじさま。
地本問屋たちを階段から突き落として「吉原出入り禁止！」を言い渡します。

鱗形屋が放免され、青本の「金々先生」をヒットさせた矢先なので、地本問屋仲間は「密告者」と誤解している蔦重を、ことさらおとしめようとしたのでしょうか？　吉原者を蔑み、保守的で、ビジネスセンスとしては最低です。

とにかく、吉原の楼主たち「忘八」が蔦屋耕書堂の強力な味方に。(*^-^*)

今回の気になるキャラがこちら。

今回の次郎兵衛（左）珍しく読書！

新之助と幸せになってほしい「うつせみ」

花魁「松の井」　瀬川花魁とともにこの方も注目です

漫画家で江戸文化研究家でもあった故・杉浦日向子先生の作品を彷彿とさせる映像＆俳優さんたちの所作、セリフ回し。
次回も楽しみです。

ここまでありがとうございます。(*^-^*)