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[MY PLAYLIST] 2020.02
こんにちは。
特に何もないわけではないですが、新しい好きなことを探したり、昔から好きだったものを引っ張ってきてとても新鮮な気持ちで消化したりしてます。
現在進行形のものは、新しい方法論を用いていて目的に対する行動も成果についても判断力と導き出し方が面白くてついつい見てしまいます。
昔から好きだったものは記憶を辿りながら解析していき、今の視点で過去のものに触れていくなかで、何か新しい発見はないかなと考えながら一つ一つ探っていきます。
と書いて保存されていたんですが、何を考えていたのでしょう(笑)
仕事中プレイリストを作成してそれを聴いているので適当に公開、誰が興味あんねん的な投稿ですが...
リストが中途半端になってしまいましたが、探しても出て来ないのばかりで諦めてますが良かったらお読みください。
[MY PLAYLIST] 2020.02
今の雰囲気でプレイリストを作ってみました。
これといって特に目的はないと言いたいところだけど、これはそもそもコンピ「Messthetics」を軸に作ろうと思ったものでした。
コンピ参加バンドの後身バンドだけ集めてプレイリストにしよう、そう考えてました。
しかし、後身バンドだけ探っていくと、あまりに偏るジャンルと聴きたい欲求に狩られないのでそうじゃない内容にしました。
1. The Hedonists High - The Nightingales
「Messthetics」コンピ#103に収録されてるThe Prefectsが前身。
メンバーのほとんどが後身バンドに移って始めたNightingales。
1stシングルがRough Tradeから、LPがCherry Red Recordsからリリースされたということもあって有名ですよね、自分はPrefectsに興味がなかったら絶対聴いてなかったバンドでしたので自分的にはめちゃくちゃ発見できてよかったバンドでした。
2. The Prefects - Bristol Road Leads to Dachau
Punk第一世代でClashのツアーにも出演したことのあったそのPrefects。
唯一の7"もバンド解散後にRough Tradeと共同でのリリースと本バンドでは日の目を見るキッカケはあったけど実現しなかった印象があります。
イントロからドラムと同じリズムでGang Of Four的なギターのカッティングが入ってきてそこからずっと同じフレーズをアレンジしながらひた走ること10分余り... 聴くには長すぎるけどなかなか飽きません。
3. Blue Orchids - The Flood
The Fallのギターとキーボードがスタートさせたこのバンドの1st 7"。こちらもRough Tradeからリリースです。
Punk期のRough Tradeも好きですが、80年代に入っても湿っぽいイギリスって感じの雰囲気のある(マイナーな曲は全部)好きです。
Fall時よりキーボードがフィーチャーされて前面に出ていてイントロ、Aメロなんかはずっと頭に残るようなメロディですよね。
この手の憂いのある如何にも英国という感じはうち的には好みの人が多いですよね。
4. Reflections - Human Touch
Alternative TV、The Good Missionaries、The Door and The Window、Exhibit A、Twelve Cubic Feet、The 49 AmericansにMark PerryってATV〜Fuck Off Records、Messtheticsオールスターという感じでめちゃくちゃ凄いメンツのバンド。
この曲だけやたらキレのあるカッティングでパンクファンも納得する曲ですが、バンド自体は所謂Post Punkに位置付けされるサウンドでメンバーそれぞれパートが変わる曲があってバラエティに富んでいてサックスがフィーチャーされてる曲もありPig Bagとか好きな人も好きじゃないかなと思います。
5. The Monochrome Set - Fat Fun
これは全然範囲外になってしまうかもしれませんが、大好きなMonochrome Setの元はAdam & The AntsのメンバーだったLesterとAndyがAnts時代にやっていた曲を再編した曲で、このバージョンがバンドにバッチリ嵌っていて一時期Monochrome Setしか聞いていない時期もあったくらい好きでした。
その時期に京都のLiquid Screenがこの曲をカバーしていて聴いてたリアルタイムでやってて狂喜乱舞したのを覚えています。。
盤はWestminster Affairの方を選んでみました。
6. The Laughing Apple - Participate!
ご存知というかCreationのアランマッギーのバンドの2nd 7"です。
恥ずかしながらずっと聴かず嫌いでした。最初にパンク天国で知ってそこから多分20年くらい特別嫌いとかでもなく、ただただ別に聴かなくていいやと思っていたのが後悔するくらい今バッチリ嵌ってます...
AメロからBメロ、サビのリズムが変わる所とか展開の多さとか、それでいて難解な曲でないのが素晴らしいです。
7. Fire Engines - Hungry Beat
Fire EnginesのLP収録曲。Josef Kもエジンバラ、Franz FerdinandとのSplitとかDominoからのリリースとか。。
スコットランドPunk〜Post Punkで好きなバンドで、この曲名を取ったイベント名もあるくらい好きな人多いと思いますが最近また聴いてます。
7"両曲とNew Thing in Cartonsの方が圧倒的に好きですけどこちらも聴いていくうちにじわじわ嵌っていきます。
今回特に、このスコットランドのストーリー的なコンピにはお世話になりました。
以前Freezeの曲サブスクで聴けないかなと思い調べたらこのコンピがあってExileやP.V.C.2やJohnny & The Selfabusersなどがあって、VisitorsやFakesまで入ってるコンピがあるのかと思ってびっくりしました。
https://www.discogs.com/Various-Big-Gold-Dreams-A-Story-of-Scottish-Independent-Music-1977-1989/release/13324795
8. Tronics - Love Backed By Force
Ziro Babyのプロジェクト的バンド、多分一番聴けるんじゃないかなと言う曲を選びました。
今はCDとか自主で作るよりサブスク配信した方がピンポイントで好きな人に届きますよね。
そんな感じで探すと出てくるMesstheticsなバンドはいくつかあります。
2010年代になぜかTy SegallのDrag CityよりFreakapuss名義でSic Alpsとのリリースがありますがどう言う経緯なのか知りたいです。
9. Article 58 - Event to Come
スコットランドのArticle 58の唯一の7"で、この曲はたまにDJやる時にかけます。
反応ある人ははっきり言って一人しかいませんが...
JazzateersやRistricted Codeなどを経てその後メンバーの一人はAltered Imagesへ。
ポップそうでそんなにポップじゃない、Aメロやサビより間奏の方がポップでこのジャケのArticle 58の赤く塗られた部分はDIYで赤くないやつもあるんじゃないかと言うのは永遠に謎のままです。
10. Felt - Sunlight Bathed the Golden Glow
The Versatile Newtsのローレンスというとめちゃくちゃ違和感あると思いますが、バンドとしてのFeltの前身がMessthetics#103に収録の上記バンドですがリリースはFelt名義の方が先なのでどうなんでしょう?
1000枚刷ったうちの600枚は破棄したみたいなこと書いてありますが、売れなかったから破棄したはあり得ますね(実際自分も破棄しようかと思うこと多々あります)
ということでFeltの聴き方が変わってきたので昔に聴いたこの7"でもどうぞ。
11. Heyday - Pull Up a Chair
ex-MetropakのStefanのバンド、Heydayの唯一作。がしかしリリースは当時ではないようです。
メンバーにはJosef Kのメンバー2人がいるようでさすがエジンバラ人脈、辿れば辿るほど繋がってくるのが面白いですね。
おそらくMetropakのときからずっと自主リリースで、その後もソロでほぼ自主、このバンド唯一のCDも自主、それでも続けてこれらのリリースがされてることに感動しました。
この曲も今このシリーズで聴いてたら結構好きになる曲だと思います。
12. Dislocation Dance - Don't Knock Me Down
Messtheticsにも収録されている中で一番有名といってもおかしくないDislocation Dance。
同じくコンピ収録でその当時Dislocation DanceとPale Fountainsでシーン形成してたDiagram BrothersのAndy DiagramがDislocation Danceに加入、加入後にリリースされたLPから選曲しました。
こっちの方がDislocation Danceってイメージがつきますよね。だけど初期のリリースがNew Hormonesっていうのは凄いですよね、さすがマンチェスター。
13. Diagram Brothers - Bricks
前述のDiagram Brothersの2nd 7"のタイトル曲。これもNew Hormonesからリリース。
今だと世界中どこでも気に入れば好きなリリースができるしそういうレーベルも探すことができるけど、この時代の自分たちの周辺をサポートするっていうことも含めてレーベルの重要性がわかりますよね。
少し色をつける形で最後2バンド選曲してみました。
今回はあくまでサブスク配信があるバンドに的を絞って選曲してみましたが、聴きながら調べるのが楽しくてつい仕事を放っておいてしまい、仕事が全然進まなかったので仕事中にはやるもんじゃないなと思いました。
またこれでkレコードが増えましたね。
そうやって延々と欲しいレコードが増え続けてしまうのでいつまで経っても辞められません。