[Mリーグ]ガチ?不公平? 選手ごとの出場回数をまとめてみた
はじめに
Mリーグ2021-22の閉幕から1か月が経ちました。パイレーツの契約更新等、オフシーズンにも話題に事欠かないMリーグです。個人的には推しチームKONAMIが目標であったファイナルまで進めることができ、新規加入の滝沢・伊達選手がしっかりと存在感を示せたことでとても楽しいシーズンになりました。
ただMリーグが始まって以来、折に触れて議論されてきた問題があります。「特定の選手が出過ぎる(出なさ過ぎる)ことは不公平なのではないか?」ということです。私見は最後に述べさせていただきますが、まずはデータをまとめてみないことには始まらない!ということで今シーズン分だけですがまとめてみました。データは全てMリーグ公式HPから引用しました。
レギュラーシーズン 最も出場したのはあの選手!
早速、レギュラーシーズンで出場回数の多かったベストファイブを見てみましょう。
堀・小林・鈴木・松ヶ瀬・園田選手の順でした。今季は全チームが4人体制でしたので、もし均等に出場していれば試合数は22か23、割合は全員25%になります。そう考えると上位陣といえど出過ぎというほどではないのかなと感じます。ドリブンズが二人ランクインしているのは勿論後述するあの選手の存在も大きいでしょう。
逆に出場回数が少なかったのはこちらです。
丸山選手の出場回数の少なさは毎年恒例(?)ですが、岡田選手や東城選手が意外と少ないですね。特に東城選手は調子が良かったので驚きです。ただ丸山選手を除けば特筆するほどでもない、という見方もできそうです。
チーム別に見てみると、
やはり最も出場回数に差があるのは赤坂ドリブンズ。たろう選手は丸山選手の倍以上出場していることが分かります。逆に雷電・KONAMIはほとんど差がないといっていい程度。均等に出場しているようです。
セミファイナルシーズンではどうだったか?
同じように見ていくと、
このような結果でした。やはりと言うか、風林火山の差がすごいですね。それ以外は思ったほどはバラつきがないようです。
ファイナルシーズンは?
ファイナルシーズンは人数も少ないので全員載せます。(病気療養の沢崎選手除く)
ファイナルシーズンは何といっても堀選手ですね。他チームより1人少ないとはいっても、12試合中7試合出場でチームを優勝へと導きました。KONAMIは全員3試合ずつだったんですね。
ここまで見て思ったのは、「意外と出場回数の差が成績に直結してないな!?」ということでした。今年の堀選手はもちろん、去年の勝又選手炎の連闘や「一日一剛」などのイメージが強く残ってましたが、データを見れば出場回数に差をつけたレギュラーシーズンの赤坂ドリブンズやセミファイナルシーズンのEX風林火山は敗退しています。
前置きが長くなりました。結局このように出場回数に差をつけることはMリーグ全体にとっていいことなのかどうか。考えてみたいと思います。ここからは主観も大きく入ります。
ここから先は
¥ 100
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?