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筑波大学 理工学群 社会工学類 後期合格体験記
はじめに
ちゃろー! 後期は受け得。ヤトです。
タイトルにある通り筑波大学 理工学郡 社会工学類 後期入試(以下後期入試と呼びます)に合格したので自分の経験を書き残しておきます。
自分は後期入試の情報集めで具体的な経験談的なのがなくて困ったのでこれから受ける人向けになればと思って書きます。前期は分かりませんが後期についてはわかることは教えられるので良ければ相談してください。twitter id→@2xk_b
知り合いへ もしこのnoteを見つけてもそっとしておいて下さい
軽い自己紹介
・高校:都内の私立中高一貫男子校
・持ってる資格:ニュース検定2級、漢検準2級、英検準2級、統計検定2級
・通っていた塾:駿台 御茶ノ水校
・部活:水泳部
入試結果
合格
東京理科大学 創域理工学部 A方式(共通テスト利用
筑波大学 理工学郡社会工学類 後期
不合格
東京理科大学 創域理工学部 B方式(一般受験
早稲田大学 創造理工学部
慶応大学 理工学部
東京工業大学 工学院 総合型選抜 前期
共通テスト
結果
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∑757(自己採点
∑750(得点開示
後期入試換算だと780/960ぐらいになります。
共テリサーチではだいたい志願者が100人ちょいに対して35位前後でほぼC判定。試験の前は後期入試の合格者数は15人なので上の35人が前期に合格していますようにというお祈りをしていました。
目安として共テは800を超えるぐらい取れていれば余裕(その点取れるなら前期受かるだろというのはなしで)。770〜800点は順当に行けば合格できるぐらい。770〜740はある程度2次試験頑張らないといけない。720以下はかなり厳しいという感じだと思います。
共通テストの感想
国語→過去問の出来的に180ぐらいは取れた。現代文と古文の問題が気に食わなかったので仕方なし
現代社会→目標通り。理系の社会はこれぐらい取れば十分だと思う。
英語→リスニングは目標通り。リーディングはいくら難化したと言っても低すぎ。もうちょっとやりようがあったかな。
数学→理系さん(笑)
理科→目標通り
今気づいたんですけどこれ全科目目標点とったら800超えそうですね東大でも受けるんでしょうか。まあ自分は共通テストは何科目かは失敗する前提で730〜740ぐらいになればいいかな〜って感じでした。結果的には成功ですね。
共通テストの勉強
過去問は共テの1週間ぐらい前から全科目3年分の本試験追試験を解きました。点数計算してないんですがおおよそどの年も720は超えていたと思います。共通テスト1週間前までは共テ対策はほぼせず東工大の過去問をひたすら解いてました。
以下各科目の個別の対策です。
国語→なし
現代社会→学校の授業を真面目に受ける。倫理政治経済を受けるつもりだったのですが共テ1週間前に現代社会でも志望校的に行けることに気づき、現代社会の方が圧倒的に簡単なため科目変更。入試要項はよく読もう。
英語→リスニングは学校の授業で問題集を解いたのと駿台の科目別のパックを解いた。リーディングは学校の授業で問題集解いた。
数学→学校の授業で駿台の科目別のパックを解いた。
化学→学校の授業で予備校の予想問題集を何回か解いた
物理→なし
自分の受験勉強
※後期入試にあんまり関係ない自分語りなので読み飛ばして構いません。自分語りぐらいさせて♡
自分の高校は毎年東大に4、50人合格するぐらいの高校でそこそこの進学校なんですが高三までは授業は聞き流すぐらいで勉強もしておらず校内順位も下位20〜30%ぐらいでした。勉強を始めたのは高3が始まってからで駿台と学校の授業をこなす感じでした。
高三始まった直後に受けた共テ模試は550ぐらいでだいぶ雲行きが怪しかったのですが1年で200点上げられたので良いと思います。
ほとんどの科目は授業を真面目に聞いて課題を真面目にやるだけで成績が上がりました。進学校最高!
名門の森と微積分基礎の極意が一番好きな問題集です
10月の終わりぐらいからはひたすら志望校の過去問を解いてました。最初に解いたときは手も足も出なかったもが最終的に第1志望は5回受けて3回受かるぐらいまでの実力まで持っていけたのでまあよくやったんじゃないかなと思っています。
後期入試の2次試験について
問題
過去問と解答例を筑波大学が公開しているので是非利用してください。
(赤本は買いませんでした。会場は赤本読んでる人結構いましたが僕は筑波大学の公開してる過去問で十分だと思います
大まかに問題の概要を説明をすると社会問題や今ある事象について100〜300字程度で説明する問題がほとんどです。大門2題構成でところどころ数学的?な理解を求める問題もあります。日本語が書けて文脈を理解できるならそこまで困らないと思います。
僕の受けた年の問題は大門1が世界の子供の学力テストの結果から日本の現状や男女差の原因について述べる問題、大門2はまずマクローリン展開を背景にした対数関数の一次関数の近似の問題が出題され、その後の問題でそれを用いて企業の広告の効果について論ずる問題でした。
文章にすると難しい感じがしますが実際解いて見ると問題文の誘導が親切で何を書けばいいのかは理解できると思います。
一応数2Bの統計や統計検定2級を持っていると役に立つかもしれません(数年前に統計検定2級の分野であるラスパイレス指数について出題されている)。
過去問をみると数学に対する理解は共テレベルでも問題なかったんですが、今年は微分による近似が背景になっていることから来年以降の問題は数3以上の数学に対するある程度以上の理解も求められると予想されます。まあ後期を受けるような人なら自然と対策できていると思います。
自分のした対策
当然後期入試なんて受けるつもりなかったので対策は3/8から始めました。(問題はもっと前から確認していた)
過去問を一通り解いて塾の先生と相談したりもしたんですがその時の結論としては「このテストでは差がつかない」でした。
ある程度日本語の能力がある人間なら誰でも答えられる問題で後期入試は東大落ちなどが受けるため結果は共テで決まるのかなと思っていました。
なので実際のところ対策らしい対策は過去問を解いたぐらいでした。過去問を自信もって書いて文字数埋めれるなら対策は特にいらないと思います。
追記:2024/04/12
2024年の入試結果を見ると合格者の得点が1149〜1071点の間なので僕の2次試験は290〜370点の間と思われます。まあ二次試験の得点はおおよそ八割って感じだと思います
本番の流れ
前日にどんな問題が出るのかな〜ってワクワクして眠れなくて普通に眠かったです。6:30ぐらいに家を出てつくばエクスプレスを使って大学まで行きました。1度も現地に行ったことがなかったのでgoogleマップを使ってドキドキしながら行ってました。道中は本を読んで暇つぶししてました。
一応注意点でつくば駅に着いてからバスに乗るんですが親切に受験生向けのバスがあり、2種類あるのでちゃんと降車駅と乗るバスまで調べておきましょう。
バス乗り場でキットカットを配ってるおじさんがいました。僕は貰ってません。
試験会場は普通の講義場みたいな感じでした。ピアノが置いてあった気がするので芸術系で使うのかな?結構席は空いていて、だいたい半分ぐらいの出席率でした。
試験は下書き用紙6枚解答用紙6枚と問題用紙が配られました。解答用紙は横書きの1列25マス(多分)の原稿用紙で紙面が足りないことはないと思いますが、足りなくなれば裏に書いて良かったはず。(怪しいのでその場で確認してください)下書き用紙は解答用紙の色が違う版で下書き用紙も提出します。
最初下書き用紙と解答用紙が全てくっついていて試験前に全てバラして名前を書く時間が用意されていたのですが12枚も書く紙があり時間がかかり試験時間開始しても書いていました。周りを見ても書き終わってる人はいないように思えたのでそんなもんだと思います。
さいごに
浪人したくないなら共テは死にものぐるいでやりましょう。
それから塾の先生の受け売りですが後期はやる気のある人が少なくて、4倍程度の倍率でしたが実際は2倍程度の競走だと思われます。共テさえ点が取れたら数字以上に簡単な試験だと思うのでもし読んでる方に受ける人がいるなら最後まで諦めずに頑張ってください。筑波で待ってます。
執筆中のBGM:結束バンド「あのバンド」