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#2 なぜ資産形成が流行ったり諦念している人が多いのか?
夜型の方はこんばんは。
そうでない方はおはようございます、こんにちは。
今回は、いまのお金の話題の流行りに乗ってみた記事です。
途中から話題にはいります。
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現代でタブーとされている、他人の不幸を煽り、感情を揺さぶって自分はだいじょうぶだ、と自分で自分のご機嫌をとる。
YouTubeやX(Twitter)も、グッドの評価しか表示されない。
なぜ、ブーという評価は崩れてしまったのか?
![](https://assets.st-note.com/img/1720357498167-ExrKfXQpke.jpg?width=1200)
2005年に、ハーバード大学経済学のエルゾ・ラットマー教授は、「隣人たちの収入が上がることは、自分の収入が減ることと同じ程度の不幸をもたらす」と結論付けました。
にも関わらず、これと真反対の主張として、
「他人の不幸を喜ぶのは不謹慎だ」
「そんな感情をもつのはダメだ」
「他人が優れている能力を持っていて嫉妬するな」
宗教的な観点からも、
「妬みは七つの大罪のひとつであり、そのような感情は死に至る罪だとされている」
と教えられていることが多いです。
![](https://assets.st-note.com/img/1720357572025-ZedyCFJlrl.jpg?width=1200)
「でも自分には他人を妬み不幸を喜ぶ機会が少ない。」
「他人の成功を祝福する機会が多い。」
「妬みの感情を少しでも表現すると嫌われる風潮が多い」
嫉妬心は、あからさまに表現すると社会生活するうえで不便になりますが、いい点もあります。
妬みを悪いものととらえないことで、何が生まれるか?
たとえば、以下のような文章があったとします。
Aさん「俺の高級自動車が盗まれた。その後、回らないお寿司で食中毒をしてしまった。不幸の連続だ。」
Bさん「俺の軽自動車は故障ばかりする。それに、夜食で食べたお寿司でお腹を壊してしまった。不幸の連続だ。」
Aさんの場合、一般の人よりも高級そうな表現をしていることから、観衆から妬みの感情を買います。そして、不幸なことが起きる。深読みすればするほど、無意識的に喜びが産まれてしまいませんでしたか?これには抗いようがない事実なのです。
Bさんの場合、普通より低いレベルに表現を合わせていることで、観衆から妬みと同情の両方を買います。そして、不幸なことが起こる。深読みすればするほど、同情がおおきくなりませんか?
これは人間本来の理性的な反応なので、制御は難しいです。
宗教的・倫理的に「人の不幸を喜ぶのは不謹慎だ」と言われても、「他人の不幸は蜜の味」というのは、自己欺瞞(じこぎまん)によってくつがえ返しようのない事実。
そして、これが「高収入、貧乏の谷」のカギを握ります。
ここがいい点です!
![](https://assets.st-note.com/img/1720357857627-dMMlYKMjRM.jpg?width=1200)
特にAさんへの生活に対する考え方で有名人に矛先が向いたりして妬みが出てきて心が痛む。
それを和らげるために、自分の社会的地位を上げようとする。
それを隠そうと誇示するために、消費を重ねる。
これらのふたつの行動を衝動的にしがちです。
Aさんや有名人にもっとも妬んだ内容は、平凡な自分と比べて、趣味、価値観、人生目標が妙に同じという点。自分自身と属性が同じ者同士は、妬みあいやすいんですね。
そのいっぽう、Bさんへは妬む理由はないため、無関心です。
自分の中の「妬み」を認めねば、Aさんや富裕層への道は遠くなるいっぽうです。よく「生きてるだけでまるもうけ」といわれますが、「みっともなく生きながらお金や情報の運用をする」こうみとめることによって、自分の属性を下げることも大切です。
お金や情報の運用をするために貯蓄する段階で大切なことは、自分の周囲の物理的・情報環境をダウングレードすることです。これはおすすめできる第一のステップです。
Aさんの情報をいきなり読んだように、物理的・情報的なブランドされたエリアにいきなり参入して、必死に取り込み続けてしまうと、自分が惨めな思いをして不快感を募らせるだけです。溜め込んでしまわないためにも、いきなりブランドされたエリアはやめたほうが、身と心の健康のためです。
![](https://assets.st-note.com/img/1720357975515-BrQfVANHVC.jpg?width=1200)
少しむずかしい話ですが、四つの財布(事業収入、不動産収入、給与収入、配当収入)が、あらかじめ揃って、節税を兼ねた消費ができるようになれば、Aさんの一歩手前のステージです。
資産形成は、人間の本能として自然に湧き上がってくる、嫉妬の感情と社会的適応、これらに折り合いをつけることです。
大抵の人は、この記事の嫉妬心のメカニズムによって、お金や情報を貯蓄することがうまくいっても「富裕層の一歩二歩手前でつまづく」ことが多く、情報過多で力尽きてしまいます。なので、この記事をいいねして読み返したり、実際にコピーライティングして気付いたことをさらに書き出してみましょう!
さいごに、みなさんの幸運を願って。