ちゃんと傷つけてくれたロックバンド。
はじめまして。
これから何気ない日常で考えたことや思ったことを
つらつらと書いていきます。
今回は好きなアーティスト 『鈴木実貴子ズ』
について語ります。
大学生の時、このバンドに出会いました。
人生の分岐点。
あの時は本当に何もなかった。
毎日がただ空虚。期待していた生活の何一つも味わうことなく、時間だけが擦れていく。
希薄な人間関係と、空洞な自分の心。
もう何がしたくてどうなりたくてとか、さっぱり分からなくなっていて、それを求める力もない。
ただ生きてるだけの、ただの何か。
そんな時に、スマホから流れてきた実貴子ズ。
初めて聴いた曲 『音楽やめたい』。
https://youtu.be/tV2_7SeRZjo?si=K48AD9gTLdRf9bnc
とにかく劇的で、激しかった。
詩も、音も、何もかも、
そこに生きてる存在が強かった。
ただ圧倒されて泣きました。号泣しました。
こんなに真っ直ぐに、ちゃんと自分を傷つけてくれるアーティストに初めて出会えて、心底嬉しかった。
自分には生きる覚悟、死ぬ覚悟が到底足りなかった。
何もないと思い続け、時間を無駄に消耗していく毎日に踏ん切りがついた。
咄嗟に、行動しなければ。と小さいことでもいいから、在るべき心に戻すための努力をしようと思えました。
中途半端に生きることの恥ずかしさに気づかせてくれて、ありがとう。
音楽、芸術、自己の探究は、これからも一生続いていくことですが、常に頭に彼らが浮かぶのだと思います。
これからも実貴子ズの音楽と生きていきます。