「BLOOD」歌詞・制作背景解説 #4
はじめまして!Messengerと申します!
#4は2024/2/19に投稿した「BLOOD(ブラッド)」です!
「BLOOD/全文歌詞(太字:韻踏み箇所)」
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かつての夢ってものは諦めたのか 進化したのか
拳を膝に置いて双眸を瞬いたのだ
命削ぎながら生きてたら
鋒鋩の鋭いナイフになった
哮ようとしてもあくびひとつ
短い腕じゃ 月に遠く
真っ青の顔に上手く自分の血が深く滲む
才能の花ってものは開いたのか 萎びたのか
鍵盤蓋を閉ざしたピアノが悲鳴の音を奏でる
進めば 最初に戻るだけ
戻れば 最後に残るだけ
これから話す相手へ問い質したい
Who am i?って
優等列車に乗り移る
「1歩ずつ」なんて意味無いと思い進む
哮ようとしてもあくびひとつ
短い腕じゃ 月に遠く
スーツの黒が深く滲む 桜が不覚に散る
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<歌詞・制作背景解説>
「BLOOD」というタイトルの意味は、
日本語で「血」という意味で、歌詞構成では全体を通して、
就職活動や就活生のことを言ってるわけなんですね。
だからイメージ画像では、スーツを着ている人なんですけど、
なんだか、この拳は面接を受ける時の拳じゃなくて、
もっと、別の意味の拳を感じさせますね…!
<歌詞解説1>
…
かつての夢ってものは諦めたのか 進化したのか
拳を膝に置いて双眸を瞬いたのだ
…
しょっぱなから私の体験からのフレーズです。
就活は、去年からやってて、今年に内定貰える年なんですけど、
例えば、自動車や家電製品を制御する組込みをメインにしている企業とか、
WEBシステム開発の企業とかを求人サイトのスカウトとかで知って、
インターンシップや説明会に参加していたりするんですけれども、
ある時に、保育のICTを推進するシステム開発を行う企業さんから
スカウトが来て、その時に「これ自分の本命の企業じゃん」って
思ったんですよね。実は、最初に掲げた夢、保育園児の頃の夢って
保育士さんなんですよ。当時、両親の職業って知らなかったし、
どんな仕事をしているか、知っている大人って小さい頃いなかったんで。
でも、保育士さんだけ知ってて、だからなりたかったわけなんですけど。
すぐに、カジュアル面談(選考とは関係しない、就活生と企業とで、
相互理解を深めるための面談)に応募したわけなんです。
当日、オンラインでね、スーツ着て、面談を開始するわけなんですよ。
面談相手は人事部の方だったから、当然、志望動機とか聞かれるわけで、
「自分自身、小さな頃の夢が保育士さんで、今では違うWEBエンジニアを
目指しており、かつての夢とは違う職種ですけれど、別のベクトルから
携わることで、保育業界をサポートできるのではないかと感じたためです」みたいなことを言うわけですよね。それを言ったら、人事部の方から、
「じゃあ、夢を諦めたってこと?」って言われたんですよ!
は?って思っちゃって、刹那に頭の中がホワイトアウトしちゃって。
肯定とも否定とも取れない感じで返しちゃったんですけれど。
面談した後思ったんですけど、いや、保育園児の頃の夢って
14年ぐらい前で、大体の人その時の夢と違う事をしてるでしょ!?
そりゃずっとその夢を掲げ続けてる人もいますけど、それって正直、
一握りなわけで、そんな人でも一度は違う夢を持ったでしょ多分。
それを諦めたというのか? うーむ確かにそうかもしれないけど、
鉄道が好きになりました。なので、車掌になりたいと思いました。
これは小学校の頃の夢でした。
難読駅名を知って、漢字を好きになりました。なので、小説家や
作詞家になりたいと思いました。これも小学校の頃の夢でした。
でもこの夢を持ったのは、パソコンという存在を知って、
ネットで調べ始めたから。なので、パソコンを使った仕事をしたいと
思いました。それが、中学校の頃の夢です。で、それが今も続いている
わけです。
今回、一番最初に掲げた夢、保育士さんと今の夢、WEBエンジニアと
掛け合わせたわけなんですけど、これを諦めたって言うんですか?
じゃあ、あなたの保育園児の夢って何だったんですか? ってところですね。
あなたの経歴がWEBサイトとかに載ってますけど、この経歴が夢って
ことでしょ?ほーん…
これ以上だと、誹りになるから言わないですけど。
因みに下記がChatGPTの見解です😢
まぁ長々と語っちゃいましたが、
そういう感じの就職活動の懊悩を一番最初に持ってきたわけです!
<歌詞解説2>
…
命削ぎながら生きてたら
鋒鋩の鋭いナイフになった
…
就職活動をするとね~企業調べとか
履歴書・ES作成と添削とか面接対策とか
あるから、正直睡眠時間減るんですよね。
そうやって生活してたら、些細なことで
怒りやすくなったみたいな感じです!
<歌詞解説3>
…
哮ようとしてもあくびひとつ
短い腕じゃ 月に遠く
真っ青の顔に上手く自分の血が深く滲む
…
「哮ようとしてもあくびひとつ」というフレーズは
作る前からありましたが、これはアルバイトが終わった帰り道に
橋を渡ってて、あくびをしたんですよ。その刹那に、萩原朔太郎さんが
出てきてね。ああ。「咳をしてもひとり」だなと。
でも、この場合だとなんだろうなぁ
「哮ようとしてもあくびひとつ」かなぁ。
ということでメモしてたフレーズです!
んで、今回入れようとしたんですけれど、
続きどうしようかな?と思っていた時に
「哮る」ってのを見てると、そういや狼ぽいなと
それで萩原朔太郎さんとか(月に吠える)の共通点もあるし、
月と狼要素を入れたって感じですね!
<歌詞解説4>.
…
進めば 最初に戻るだけ
戻れば 最後に残るだけ
これから話す相手へ問い質したい
Who am i?って
…
「進めば~残るだけ」のフレーズのイメージとしては
双六とか人生ゲームですね!
就職活動とかでいうなれば、ここは面接の懊悩みたいなものなんでしょうか
面接にどんどん挑んでいっても、落ちて最初に戻るとか、
逆に面接の日程を先延ばしにしてても、取り残されてしまうみたいな。
「これから~Who am i?」ってところは面接とか面談をする上で、
どこまで自分のことを知ってんのかっていうのがあるんですよね。
在籍している学校のこととか調べたのかからまず聞きたい。
なんか「初めて聞いた学校名なんですけど~」みたいなこと
言われたりするんですけどあれなんなんすかね?
初めて聞いたんなら調べろや。エントリーしたの直近とかちゃうぞ。
一カ月前とかやぞ。まさか、やる気ないとかちゃいますよね?????
<歌詞解説5>
…
優等列車に乗り移る
「1歩ずつ」なんて意味無いと思い進む
…
このフレーズは電車に乗ってるときに作ったような気がします。
それも各駅停車から準急とか快速急行に乗り換える時ですね。
各駅停車は名前通り、全部の駅に停まるわけですから「一歩ずつ」っていうイメージですけど、でも我々せっかちですから、駅をかっ飛ばす特急とか
好きなんですよね。なので、段階とかも同様にかっ飛ばすんですよね。
就職活動とかでいうなれば、例えばWEBサイトとかで掲載されている
面接対策とか適性検査の出題傾向を見るとかなんですかね。
あと、よく分かんないですけど、WEBテストの解答集なるもんが
出回っているらしいですね。そういうイリーガルなことをやるのが
「特急」で、それに頼らず、試験にのぞむ自分みたいなんは、
「各駅停車」というべきでしょうか。まぁ自分、WEBテストで
落ちたことないですけども。まぁそういう感じです!
<さいごに>
ここまで見ていただきありがとうございました!
ほかの作品も見ていただけたら幸いです!]
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