「ロングレンジ」歌詞・制作背景解説#20
はじめまして!Messengerと申します!
#20は 2024/12/7に投稿した「ロングレンジ」です!
「ロングレンジ / 全文歌詞(太字:韻踏み箇所)」
もう後少しで 今年は終わるんだ
でもこの道は ずっと続いてく
2時間の映画じゃ 演じ切れないほどの
ラブストーリーが また来るように願う
甘いものばかりを口にして
笑顔になる瞬間が不意に見える
凍えた気持ちを 解き解す
世界中がこの時 恋をする
リバーシブルのダブルフェイス
上手く出来ないパズルゲーム
幾許の時間 四苦八苦して ギブアップ寸前
愛してるの言葉以外じゃ
何だか物足りないんだ
初めて知った
何もかもが 融けて消える
二択よりも 余計に知ってく情報は
振り子のように揺れ動いて
この雪をも飲み込んでいく
感情
La La La...
もふもふの毛布を抱えて泣く
それぐらい私は捧げてた
レンジで料理を温めては
あなたの事を考えてた
そして恋をした
表裏一体のダブルフェイス
ハグして嵌めるパズルゲーム
思考を止める 心臓音で ギブアップ寸前
この美空に描いて
蜜月を密かに願ってる
弾けていったんだ
あなたには見えないわ
裏に潜んでるダブルフェイス
そして 私が 最後の 白いワンピース
愛してるの言葉以外じゃ
何だか物足りないかな
長い台詞を頂戴
<歌詞・制作背景解説>
2024年ももう数日で終わりますね~(これを書いている日:12/7)
今年から始めた「歌詞・制作背景解説」も#20となりまして、
「歌詞・制作背景解説 #1」は「アワユキ」という題名の歌詞なのですが、
季節が今回の「ロングレンジ」と同じ冬の歌詞で、
1年が廻っていることを実感しますね~
仮タイトルは「ダブルフェイス」でした。
これは、応募先の作曲家さんが「宮舞モカ」 「初音ミク」さんを
使用されていて、歌を聴いてみると、結構ユニゾンなんやって。
じゃあそれに乗っかって、書いてみるってなったときに
一番最初に出てきたのが2つ(人?)の顔の「ダブルフェイス」なんですよね。
でも結局は「ロングレンジ」に。どのように心が変わったのだろうか…?
<歌詞解説1>
もう後少しで 今年は終わるんだ
でもこの道は ずっと続いてく
2時間の映画じゃ 演じ切れないほどの
ラブストーリーが また来るように願う
1番Aメロですね!
まずは上2行
なんか冬の歌って、「今年がもうすぐ終わるね」みたいな
ニュアンス含んでる歌詞多ないですか?(まぁ冬だからね)
いやまぁそうなんですけどそうじゃないというかね
なんか越年したら今年あったものが全て壊れるのか?っていう
ネガティブ的な感じがあって。
という所で、「今年が終わってもこの道はずっと続いてく」
という風に継続していくことでポジティブになれるでしょうか?
そして下2行
こちらに、「ロングレンジ」に纏わるフレーズがあります。
それは「映画」です
このフレーズを書いてから、とある英単語のロングレンジの意味を
調べていた時に、「長尺」って出てきて、それが何かと言うと、
映画のフィルムらしいです。
おおってなってここで「ロングレンジ」って正式に
決定させたフレーズなんですよね。
<歌詞解説2>
甘いものばかりを口にして
笑顔になる瞬間が不意に見える
凍えた気持ちを 解き解す
世界中がこの時 恋をする
1番Bメロですね!
曲を聴いて、入れたいってなったのは「恋をする」というフレーズ。
ダブルフェイスという言葉を意識して、私がテーマとしていた
裏表の気持ちを表現するなら恋かなと。
最初は、1番Aメロの最後につけようとしていましたが、
サビ前の盛り上がるところに入れました!
<歌詞解説3>
リバーシブルのダブルフェイス
上手く出来ないパズルゲーム
幾許の時間 四苦八苦して ギブアップ寸前
愛してるの言葉以外じゃ
何だか物足りないんだ
初めて知った
名探偵コナンが好きなんですけど、
「トリプルフェイス」とか「ダブルフェイス」とかの人が
いっぱい出てくるんで、私のイメージとしても
「2つの顔を持つ人」っていうので、制作を始めたんですけど、
(今回は顔の表情と心理とか、本音と建前みたいなイメージ)
調べてみると、ファッション用語であるみたいなんですね。
ダブルフェイスとは、2枚の生地を重ねて使うという意味です。その際に生地の裏と裏を貼り合わせるため、1枚の生地になった時に外側は両面とも表地になります。そのため肌に触れる部分も触り心地がよいのが特徴的です。ダブルフェイスは主にジャケットやコートなどで使われます。素材にはウールやメルトンなど保温性が高い素材が使われることが多いため、冬の寒い時期にぴったりです。
一番最後の「冬の時期にピッタリ」っていうので、
うおおおおってなりました!
という所でファッションのワードも入ってるし
(リバーシブルもファッションワードですしね!)
本来のイメージであった「顔の表情と心理」を
表すような「ダブルフェイス」が最初仮タイトルだったわけですね。
<歌詞解説4>
何もかもが 融けて消える
二択よりも 余計に知ってく情報は
振り子のように揺れ動いて
この雪をも飲み込んでいく 感情
2番Aメロですね!
歌詞中にある二択って言うのは「好き or 嫌い」の事で、
フラれたくなかったら、探しちゃうじゃないですか。
好きな人が自分の事を好きかどうかの証拠って。
「○○ってさ別れたらしいよ」
「○○ってさ付き合ったらしいよ」
まぁこういうのって聞くじゃないですか。
余計に知ってく情報によって、想いや感情が増幅したり
減衰しちゃったりするよね~っていう歌詞です!
<歌詞解説5>
もふもふの毛布を抱えて泣く
それぐらい私は捧げてた
レンジで料理を温めては
あなたの事を考えてた
そして恋をした
ラストサビ前のフレーズです!
もふもふの毛布を抱えて泣くって所は
最初は「あなたの化身を抱えて泣く」でした
ハグして泣きたいけどあなたがいないから
毛布をあなたの化身にして、泣く。
それぐらい私は捧げてた
レンジで料理を温めて待つ時間でさえもあなたの事を考えてて
そして恋をしたという展開ですね。
(レンジって出てきたのも「ロングレンジ」に決めた要素でもあります!)
<歌詞解説6>
表裏一体のダブルフェイス
ハグして嵌めるパズルゲーム
思考を止める 心臓音で ギブアップ寸前
この美空に描いて
蜜月を密かに願ってる
弾けていったんだ
あなたには見えないわ
裏に潜んでるダブルフェイス
そして 私が 最後の 白いワンピース
愛してるの言葉以外じゃ
何だか物足りないかな
長い台詞を頂戴
サビ×2ですね
1番のサビでは「リバーシブルのダブルフェイス」とありましたが、
これはそのままファッションの方なのですが、
「表裏一体のダブルフェイス」というのは顔の表情と心理の方
どちらも同じあなたのこと。
表側もしくは裏側に良し悪しがあるかもしれませんが、
ハグして白いワンピース(one piece)でパズルを埋めたというわけですね。
このサビの中に「ロングレンジ」というタイトルになった要素があります。
それは「長い台詞」というところ。
Long Length = 長い台詞っていう感じで。
昔では、Lengthの意味は単純に「長さ」っていう意味を持っている
認識でいたのですが、プログラミングを学ぶ時にLengthに
再会するんですよね。VBIとか色んなプログラミング言語で
LEN関数っていうのがあって、文字列の文字数(長さ)を数える関数で
例えば、
print(len('aiueokakikukeko'))このコードだと「aiueokakikukeko」っていう文章の文字数を数えるわけです
なので、15が表示されるわけですね。
(あってるよな?って自分でも怖くなっています💦)
まぁこういうことを見てきたので、「ロングレンジ」がええんちゃうかなと
なった次第でございます!
<さいごに>
ここまで見ていただきありがとうございました!
ほかの作品も見ていただけたら幸いです!