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「A Cross Roads」歌詞・制作背景解説 #14

はじめまして!Messengerと申します!
#14は 2024/7/20に投稿した「A Cross Roads(ア クロス ローズ)」です!



「A Cross Roads/全文歌詞(太字:韻踏み箇所)」


A Cross Roads / イメージ画像



後何回眠れたら 大人なんだろう
縁石に乗り上げ 辺りを見渡した

1mmずつ飛んで進む
泥濘丁寧避ける靴

リボンを十字にしっかり結んだんだ
飛び出さぬよう力いっぱい引っ張ったんだ

「私は私」って言葉が か細い首をキリキリ絞める
物差しの上で 神より授けし者たちよ進め

あいつはだめ こいつはだめノイズが鳴って
Coffeeの冷たさが より深まってく

鉄の塊が 靨の出る笑顔で タタエにきた 

優しさが仇となった日もあった
マスクを付け間違えた 人間ばっかりのまま
大事にしたいものを持っていつしか大人になるんだ
それがただ一つ 君だった だけだったんだ

最後に 君の笑顔を描けたならなって
白い壁を挟んで背中合わせ
君は君のままでいいんだ
僕は僕を信じたんだ
どうか死んじゃやだ
じゃあね


<歌詞・制作背景解説>

本当は応募したかった歌詞だったんですけど、
最近っていうか、こういう系の歌詞って応募元の
作曲家さんの人に好まれないので、してません!
まぁその代わり、今後、私がこの詞にメロディーをつけるとか
ってなると、自由にできるっていうメリットもあるので、
私が作曲家になれたらいいですね~!

さて、今回解説する「A Cross Roads」ってタイトルは
最初からこれってわけじゃなくて、「Cross」だったんですよね。
でも変えました。そんなタイトルの意味をお教えしましょう。

「A Cross Roads」には3種類の意味があります!

まず1つ目、「交差点、十字路」という事。
英語で書くと「A Crossroads」でしょうか。
制作するきっかけも交差点からですからね。
タイトルと関連付けしています。

2つ目は、「道路を挟んだ向かい側」という事。
英語で書くと「Across road」でしょうか。
(※本来であれば「Across The Road」という使い方です!)
詞を見ていただけると分かるのですが、
主人公にはむかつく人間も好きな人間もいるみたいんですよね。
んで好き嫌い関係なく、人って同じ人生の道を歩いているわけですけど、
隣で自分と一緒に歩いている道とは違うわけです。
隣の芝生が青く見えるように道もまた違うわけなんですよね。

3つ目は、「Across The Road」関連なんですけど、
当時の詞を書いて、タイトルを考えている自分は、
「Acrossって確か横切るとかやったよな…じゃあ『横切る道』ってこと!?」
って言う感じに思ってたんで、これもタイトルのミーニングの仲間入りを
させてください。言うて、向かい側という意味で使う「Across」の
別の意味なんですけどね。

歌詞の中に出てくる、むかつく人間って、実体験とかからなんですけど、
例えば、人生の時間が真っ直ぐ直線になっているなら、むかつく人間って、自分の人生が停滞することも恐れず、真っ直ぐから90°直角に
曲がってきて、私の人生を横切って、道草喰って邪魔してくるんですよね。そういう時思うんですよね。「生まれてこなければよかった」
「死んでおけばよかった」って。人生自体がこの先にある何かに恐れ、
時間稼ぎの手段の一つなのかもしれません。

4つ目は「Cross = 十字架」って言う意味で
「十字架の道」という意味です。
詞から、毎日何らかの十字架を背負って、道を歩いているイメージが
あったので、タイトルのミーニングの仲間入りをさせてください。
(因みに私の好きな歌手のHilcrhymeさんに「十字架」っていう曲が
あるのですが、あれをYouTube Musicで聞く時、「Cross」ってなってて、
その時からCross=十字架っていうのは認識していたわけですね~)

<イメージ画像解説(前編)>



このイメージ画像が今回制作したものなんですけど、
多分一番時間がかかってて、何枚もの画像をがっちゃんこしています。
(めっちゃメタいんですけど、それぞれの人の画質やタッチが
変わっていたりします。でも、人間ってそんなもんですよね!)
今までイメージ画像についてそんなに言うてなかったんですけど、
普段はBing image Creatorでプロンプトを打ち込んで、制作していて、
(※最近のSNSで話題・問題になっている、既存のイラストをAIに食わせる
ことで、学習させているわけではありません。文字からイラストを生成しています)。本当は、横断歩道の所を物差しにしたかったんですよ!
この詞って、交差点がきっかけって言うたんですけど、その時はアルバイトに行く道を歩いてて、ふと交差点の横断歩道見たら、なんか横断歩道の白い部分って物差しの目盛りみたいやなって思って、これなんか使えるんじゃね?ってなったからなんですけど、じゃあその時思った
「横断歩道=物差しの目盛り」を表現してみようと思ったんですけれど、
これAIには難しかったぽくて、一番イメージに近かったのが、こちら

んん~ちょい惜しいんだよなぁって感じになったので、
断念して、ストーリーを重視してのイメージ画像の生成にスイッチしました!下のイメージ画像も「なるほどな」と思った画像です!

でも正直、本来あり得ないじゃないですか、こういう風景。
物差しがめちゃくちゃ巨大化してるみたいな。んで、
私はこの画像正直、好きじゃないし嫌いなんですよ。
これ「巨大物恐怖症」みたいですね。
構想時もそれが心配になって、衝撃的なものが出来たら
嫌やなと思いながら、プロンプト打ち込んでおりました💦

ドラえもんとかでいうと、「コエカタマリン」っていう道具が
あるんですけど、言った言葉が、のび太くらいの大きさになって
固まるわけなんですけど、それが手のひらサイズでも無理やけど、
のび太くらいの大きさとかもう無理!!!!無理です!!!直視できません!!!!
リアルタイムで見てたやつやと、NHKでやってた「ビットワールド」という
教育番組で、道路に書いている「止まれ」の「止」が直立して動くのを
見て、すごく嫌になりましたね。同じNHKやと、「はなかっぱ」という
アニメ番組で、何の回か忘れたんですけど、多分オチで、はなかっぱの家を
取り囲むように巨大な野菜?確か、大根とか人参とかが一気に生えて、
家を覆うのを見たとき、ぎゃああってなりましたね~
自分の家でそうなったらもう多分動かれへんからなぁ(NHKほんま許さん)


<歌詞解説1>


後何回眠れたら 大人なんだろう
縁石に乗り上げ 辺りを見渡した

2022年4月1日から、成年年齢が20歳から18歳に変わったんですよね。
色んな問題ありましたね~ 酒・タバコは以前と変わらず、20歳からとか
成人式はどうすんねんとかね。日本では、「大人」というものの
判断材料として、成人かどうかっていうのありますよね。
18歳に成人年齢引き下げされた際は、私も当時高校生で
新成人になったわけですけど、同級生を見て、あんな塵芥みたいな人間が、
人として成っていないやろうが!!!って思ってましたね。
(実際は「一人前の大人であることを自覚しなければならない年齢」って
意味らしいですが)
まぁ20歳を越えていても、悪い意味でこれが大人かぁと思う人も、
街中歩けば、就活していればいっぱいおるなぁと思いますが。
その時に「後何回眠れたら 大人なんだろう」って思うんですよね。

普段、学校やアルバイトから帰ってくる時、家の最寄駅から、
駐輪場に行くんですけど、学校から帰ってくる時に、向かい側から
自転車が来て、結構狭い歩道やったんで、私は、縁石の上に乗って、
自転車を見届けて、歩道を歩いていました。
その時にこのフレーズを思いつきましたね。

<歌詞解説2>


1mmずつ飛んで進む
泥濘や丁寧避ける靴

「1mmずつ飛んで進む」っていうのも横断歩道の白い部分が
物差しの目盛りに見えるっていう所から着想を得てます。

<歌詞解説3>


リボンを十字にしっかり結んだんだ
飛び出さぬよう力いっぱい引っ張ったんだ

リボンを十字に確り結んだんだ
飛び出さぬよう力いっぱい引っ張ったのは、
決してプレゼントの包装や靴紐だけではありません。
たとえ、「 X 」とリボンをクロスさせていても、
十字には見えますからね…

<歌詞解説4>


「私は私」って言葉が か細い首をキリキリ絞める
物差しの上で 神より授けし者たちよ進め

「私は私」って言葉ってありますよね。
あれ、トートロジーっていうらしいんですけど、
私は私って言ってしまうと、言い訳はできるんですよね。
あいつはあいつ。私は私ってね。でも、人間ってさ、
常に誰かの真似をしているでしょ?「あいつの技術を盗め」とかさ。
じゃあ私が常に正解って言う状況になると、逆に私は何をすればいいの?と
思うようになって、自分が模造品であることを思い知って、零落していく
ような気もするんですよね。そこも人生の難しさなんですよね。

<歌詞解説5>


あいつはだめ こいつはだめ ノイズが鳴って
Coffeeの冷たさが より深まってく

鉄の塊が 靨の出る笑顔で タタエにきた 

この詞は、主人公=私なんですよね。
就職活動をしている時も、むかつく奴も多くて、
この企業ええなぁと思って選考入っていくと、
「慎重に協議を重ねたとかいいから結果の連絡が遅くなった事を認めろよ」
「この人、いつに誰が来るか分かってないやん。スケジュール管理は?」
「字が綺麗ですねって褒めてくれたのに、学校の公欠届に署名してくれたあなたの名前、枠からはみ出してるやん。字が綺麗・汚いどうこうより、信用できないなぁ」
「この面接の質問、日本語的にもよくわからん。今を表す言葉を使って質問していながら、なんで過去について聞いてんの?そのくせ、聞いてくるのは高校の話ばかり。履歴書に書いてる今の話を聞きに来いよ。最終面接前面談でアドバイスしてくれたこと、全部関係ないぐらい内容が塵芥過ぎる」
ってなるんですよね(因みに上記の不満はすべて同じ企業です)。
そのくせ、積極採用中とか言うて、1年間ずっと採用活動してるんですよね。多分、「あいつはだめ、こいつはだめ」って今も言ってるんでしょう。
そうなると私は人間を信用できなくなるんですよね。当時、その感情の
ままで学校へ向かう時に、電車が人の顔に見えてこういう詞を書きました。因みに「厭(いや)な面」と書いて靨(えくぼ)と読みます。
そして、タタエをカタカナにしているのは、
「称える」と「(笑顔を)湛える」の
ダブルミーニングにしたかったからです。

<歌詞解説6>


優しさが仇となった日もあった
マスクを付け間違えた 人間ばっかりのまま
大事にしたいものを持っていつしか大人になるんだ
それがただ一つ 君だった だけだったんだ


優しさが仇となった日。
高校生の時にそういった日がありました。
学校の授業が終わって、自転車でお家まで帰宅するわけですが、
駐輪場まで行ったら何台かの自転車が強風かなんかで倒れてて、
別に知ってる人のものじゃなかったですけど、
1台1台ずつ起こしていってたら私が倒したと思ってんのか知らんけど、
「あいつ倒したんやなぁ(笑)」っていう目がこっち向いてましたね~
当時はコロナ禍でマスクつけてたから誰か分からないですけど...
でもあいつ人を見る目なし!(笑)

<歌詞解説7>

...
最後に 君の笑顔を描けたならなって
白い壁を挟んで背中合わせ
君は君のままでいいんだよ
僕は僕を信じたんだ
どうか死んじゃやだよ
じゃあね
...

最後の詞ですね。
でも一番最初に書いた詞です。
描くのは絵だけではありません。
目で君の輪郭を描きたかったかもしれません。
でも、白い壁で背中合わせであることから、
もう輪郭を描きたいという夢さえも描けません。
「君は君のままでいいんだよ。僕は僕を信じたから。」
「どうか生きてね。君が死んじゃ嫌だから。じゃあね。」
と言って、僕は死に向かいに行くのでした。
これが、「A Cross Roads」のストーリーなのでした。

<イメージ画像解説(後編)>

新たな画像のキーとなる場所は、交差点にしました。
これは「A Cross Roads」が生まれるきっかけになった場所だったからです。一番最後の歌詞で「じゃあね」って言ってるんで、なんか車が行き交う
交差点にスーサイドのように飛び込む風景にしようとしたんですけど、
piaproの規則とかにも、ショッキングな画像を投稿するのはだめなので、
やめました。

信号を渡っている情景ではあるんですけど、半透明な人が何名か
いらっしゃいます。半透明な車もいます。これを私は幽霊にしました。
主人公の子が見ている世界はこうだったのかもしれません。
隣にいた人がいつのまにかいなくなっても、それでも生きていかないと
いけない人生に辟易としていたのかもしれません。
因みにこの画像には、横断歩道が前と奥の二か所があって、
前には人がいっぱいいるのに、奥には一人の男の子しかいません。
前の横断歩道は皆が黄泉の者で、奥は、現代を生きる者なのかも…?

<さいごに>

ここまで見ていただきありがとうございました!
ほかの作品も見ていただけたら幸いです!]
ピアプロ : https://piapro.jp/content_list/?pid=Messenger_messenger&view=content&order=cv













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