ミャンマーとそのまわり、幸せをくれる暮らしのモノとコト_Vol.9_ミャンマー・ヤンゴン、daccoのプラスチックカゴ
ヤンゴン在住4年目、4歳男子の母のイワサマキコです。
ともすれば、バタバタと過ぎて行ってしまうミャンマー・ヤンゴンでの日常ですが、日々の暮らしに幸せをくれるモノやコトを見つけるのがささやかな楽しみです。手仕事やアンティーク、伝統工芸品が大好き。
旅先で見つけたものを日常で使うのが至上の喜び。そんな日々に幸せをくれるモノやコトをご紹介します。
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ヤンゴン在住の外国人女性、とくに日本人女性が、制服のように持っているものがあります。
日本人女性が経営するお雑貨屋さん、daccoのプラスチックカゴです。
※愛するちびスプーンもdaccoのもの。
出会った時、お互いUNIQLOの同じアイテムを着ていて、若干の気まずさを感じることを"ユニかぶり"と言いますが、ヤンゴンでは、週末のファーマーズマーケットなど、外国人が多く集まるイベントなどに行くと必ずと言って良いほどdaccoかぶりの現象が発生します。
それもそのはず、大変に使いやすくて可愛らしくて、機能的なのです。
このカゴは、プラスチックのテープを編んで作ってあるもので、ミャンマーの市場や街中では、市場カゴとして使われているのをよく見かけます。藤のカゴと並んで、生活の中には欠かせないアイテムです。
ただし、現地のローカルの人にとっては市場で使うカゴだったこのカゴを、ファッションアイテムとして注目し、おしゃれの一部として取り入れたのは外国人でした。
日本のランドセルが、欧米の方にカッコいいリュックとしてウケているといった話も聞いたことがあります。日本人にとってランドセルは、「小学生の通学に使うもの」しかし、その先入観がなければ、ランドセルもおしゃれなアイテムとして成立しうるのです。
ローカルは、意外とその良さに気づかないけれど、外国人だからこそ気づくスタイリッシュさというものがありますよね。
daccoのカゴは、色々な色と大きさが揃っているので、カゴバッグとしてだけではなく、我が家では、家中のあらゆる場所で大活躍しています。
数えてみたら、バッグ、収納合わせて、その数13個！
納戸の中に入れたり、洗濯機の側に置いて使っているストレージボックスは、店頭で売り切れていたため、追加注文して作ってもらい8個も買いました。インテリアを邪魔しない白で統一。
収納の中身が整って、QOL（クオリティオブライフ）が飛躍的に向上しました。納戸を開けるたびに気持ち良い…納戸の中とはいえども、整った空間が与える影響は大きいです。
玄関先で使っている大き目のカゴバッグには、庭掃除用の軍手や蚊取り線香、枯葉を集める時に使うゴミ袋などを入れて。
なんといっても素材はプラスチックですから、汚れてもじゃぶじゃぶ水洗い出来ますし、雨でも埃っぽくても、安心して使えます。
キッズコーナーに置いている2種類のカゴバッグには、バラバラになりがちなオモチャをまとめて入れています。
自分の外出用に使っている中・小の白のカゴバッグには、別の場所で買ったり作ってもらったりしたバッグチャームをつけて。
私は、合わせやすい白を愛用していますが、赤の柄が入ったワンピースに赤のカゴバッグを合わせている方や、シックな服装にこれまたシックなグレーや黒のカゴバッグを合わせている方も見かけたことがあり、とても素敵でした。
また、兄弟で違う色のカゴバッグをお弁当と水筒を入れるのに使っていたり、小さな女の子がはじめてのバッグとして使っているのも、とても愛らしく見ています。
買い物の時のエコバッグとしての使い方もよく見かけます。土のついたものや、濡れたものでも気にせず入れられて大変便利。
それぞれ、自分のスタイルに合わせることが出来るので、"daccoかぶり"してもまったく気まずい事もなく、「素敵な合わせ方だな」「今度はあの色であのサイズのプラスチックカゴが欲しいな〜」と興味津々で観察してしまいます。
かぶるものまた楽し、なdaccoのプラスチックカゴ。
次はどんなものを手に入れましょうか。（まだまだ欲しい…！）
※ミャンマーにはUNIQLOは進出していないので、ユニかぶりは発生しない…かと思いきや、日本のそれよりもかなり汚いミャンマーの水道水で洗濯すると、洋服が洗っても洗っても汚れていくという現象があるため、在住者はしばしば日本やバンコクでUNIQLOをまとめ買いして、着倒しています。そのため、頻繁にユニかぶりも起きます。
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