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〖合格体験記〗筑波大学推薦入試 情報メディア創成学類2022〖当日〗


はじめまして、リです。今年念願の筑波大学情報メディア創成学類に推薦入試で受かったのでレポート(ほぼ日記)を書きたいと思います!
文章能力低めです、ご了承ください。長いので時間ある人だけどうぞ。

自己紹介&志望理由

はじめに軽く自己紹介を!
近畿出身で、高校時代は茶道部と科学部に所属しており、科学部では生物学の研究をして総文に出場しました。
あとは高校二年で簿記の資格を取ったり、ボランティアもちょこちょこ参加してました。

また、筑波を志望し始めたのは高校3年の春からで、芸術と情報学の両方に興味を持っていたので情報メディア創成学類を第一志望にしていました。
ちなみに、希望に沿う学部が国公立では九州大筑波大にしかなく、かつ首都圏への行きやすさから筑波を選択しました。

前日

試験本番の前日に大阪から新幹線で東京へ行き、そこからバスに乗り換えて筑波まで行きました。酔いまくった記憶しかないのがツラいですが…。

つくば市に着いたらヘロヘロになりながらホテルへ。春日エリアからめちゃ近の「ホテル山久」に宿泊しました。(山久と書いてサンキューと読むらしい)

ここ物凄い安い上、600円で朝食付き、特に味噌汁が最高です。しかも布団フカフカ部屋はポカポカでコンディション絶好調で受験出来ます。おすすめ!

夜は試験前日って実感があまり無かったので、テスト期間だったこともあって数IIIの積分やってましたが、ほぼ頭に入ってなかったと思います。
そして2つ持ってきた腕時計の1つが新品の癖にぶっ壊れた…。

当日

試験開始まで

 朝、美味な朝食を食べたあたりで、緊張して変な笑みが出てきて、心臓はバクバク…。

寒さと緊張でガタガタ言いながら親と試験会場まで一緒に行き、会場の前にいた人を見てヤバい、この人達絶対賢い!とか思ってました。

そして自分の席に座り、用意してあった2つ目のデジタル式の腕時計を出して唖然。かろうじて時間は見えるものの、ついたり消えたりを繰り返しているではありませんか。
あぁ、終わった…と思いました。

試験中に時刻を見るためにどれだけ時間を使ったことか…

時計は3つ用意しておきましょう。

小論文

この時点で大分メンタルは弱くなってきていましたが、小論文には自信がありました。

なんせ得意の現文があるから!!!

が、しかし。
今年は過去問と大きく傾向が変わり、大問2つとも英語……英語……。

自慢じゃありませんが、英語は一番の苦手科目で、国語との偏差値の差は最大で20…

それでも何とか奮闘し、大問1は大体解けた(はず)。30分で大問1が終わったので余裕ぶっこいて、大問2に取りかかると思わずため息が出るくらい訳が分かりませんでした。

英語はちゃんと勉強しとくべきだと実感した瞬間でした……。

分からなさすぎて途中で飽きてくるレベル。

でもこれじゃあダメだと思い直し、とりあえず自分で単語の意味を作って書くことにしました。

落ちたな…と思った回答のMVPはこちら
 
 Freshly sports car  爽やかなスポーツカー

本当はこれ新品のスポーツカーって意味らしいです。(あとは服って単語が分からなくて飲料水って書いたりもした)

極めつけは問題用紙が罫線紙だったので配分ミスって答えが入りきらない!

端に書いていいかと尋ねるために手を挙げるもなかなか気づいてもらえず、ちょっと泣きかけました。
誰も手を挙げなかったということは自分の字が大きすぎたか、そんなに回答に字数がいらなかったのか…どちらにせよ不安要素しかなかったです。

待ち時間

小論が終わり、面接までは約三時間あったので数IIIの教科書と志望理由を頭の中で繰り返し唱えて待っていました。

人が減るにつれ、緊張からトイレの回数が増えるという謎の現象が起きました。多分受験生の中で一番トイレ使ったと思います。

面接まであと数十分というところで斜め後ろの子がため息をつきはじめ、伝染して私もため息がではじめて緊張がMAXに。

面接&口頭試問

3人同時に呼ばれて部屋まで移動し、前の人が出て少ししたらベルが鳴り、入室しました。

面接官は三人とも男の人で、何を言っても微動だにしない人と、にこやかに頷きながら聞いてくれる人(主にこの人が質問してきた)と、少し怖めの人で、多分二人目がいなかったら本当に怖かったと思う。

面接官が少し急ぎ気味だったので失礼しますを言い逃し、歩きながら失礼しますを言うという失態をおかしたあと、座っていいと言われるまで立っていると面接官に、ん?って顔をされました。
さらに、受験番号と名前を聞かれているのに学校名まで答えてしまうという始末。

志望理由を2~3分でと言われたのでそれは暗記で何とかし、特にそれについての質問もなかったので一安心していると、最後にすると思っていた口頭試問をすると言われたので結構慌てました。

頼むから難しいのはやめてくれ、と祈りながら裏返しの紙をそっと開くと、過去問よりも簡単なベクトルの計算問題で、

確定演出キターーー!と心の中で叫びまくりました。

マジであの瞬間は嬉しかった…。

計算用紙で計算してから黒板で説明して良いと言われたので、お言葉に甘え、紙に計算してから説明。

しかしここで、紙に書いた計算が初っ端から足し算で間違えていることに気づき、慌てて紙で計算し直そうと、持っていたチョークで紙に計算。(もちろん白チョークなので全く見えず結局暗算した)

なんやかんやで口頭試問を終え、席に着くと、大学で学びたいことと将来したいことを聞かれ、テンパってコミュニケーション力と答えた挙句質問内容を忘れて将来については何も話さないという失敗をして、それに気付いてちょっと焦りました。

それから最後に、部活と趣味でアピールしたいことはあるかと聞かれ、部活で生物の研究したことと趣味でイラスト描いてることを答えると、怖めの面接官が研究の仮説と結論について聞いてきたので答えました。ここは多分完璧に答えたと思われます。

 退出も問題なく出来ましたが、今考えると色々やらかしすぎて到底受かってるとは思えなかったけど、その時は口頭試問解けたという喜びと終わったという開放感で、なぜか走ってホテルまで帰りました。

翌日は帰る前に人生初の秋葉原に行きましたが、都会すぎて田舎者には凄いということしかわかりませんでした!

合格発表

 高校受験の合格発表を見た場所と同じ場所に放課後向かい、母親とネットで番号を確認しました。発表当日は学校でずっとソワソワしながら、絶対に落ちてるとしか考えてなくて、友達に落ちた報告をどうやってしようと思いながら過ごしてました。

お守りを握りしめながらサイトを開き、番号があったときはめっちゃ叫びまくりました。喉がガラガラになるくらい。
すぐに塾とか学校の先生に報告にいったけど全然実感湧かなかったです。

ちなみに、数日後に合格証明書とか書類が大量に届きます。ここでようやく合格を実感できるかと。

最後に

ここまで読んでくれた方お疲れ様です!
ほとんど日記になってしまったけど、雰囲気伝われば嬉しいです。
推薦受ける人は私のやらかしを反面教師にして頑張ってください!!!

読んでて、なんで受かったんコイツってなるかも知れませんがそんなもんです。
小論はとりあえず全部埋めて、何か一つでも出来たと胸を張れるものがあれば良いかと思います。(私の場合は小論の大問1と口頭試問)

倍率は決して低くはないので、受けるか受けないかは悩みどころだとは思いますが、大いに受ける価値はあると思います。
 受けることを決めたらホテルの予約はお早めに!

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