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メルボルン日記【番外編#1】世界のEZOE

メルボルン、いい街だった。空気が澄んでいて街の人の表情もみんな明るくて、また絶対行くから。

世界のEZOE

SUBMARINE RECORDSとして専属PAとして、今回のメルボルンツアーに参加した。

正直、行く前までは不安も多かった。言葉の通じない所で初めてのハコで初めての機材でうまくPA出来るのか?

行きの空港にいる時にタイムテーブルが送られてきた。
初日のサウンドチェック(こっちでいうリハ)の時間が2バンドで1時間。準備の時間込み。
オーライ!みんなには余裕の顔してたけど、おいおい江添大丈夫か?と。
まぁその話は後ほど話そう。

8月14日12時半に関空到着して、約1日かけてシンガポール経由でメルボルンまで。
当方まぁまぁの閉所恐怖症なので、何十時間ものフライト耐えれるかなと思ったけど、運良く隣の人が席チェンジして思ったよりゆったり乗れた。

8月15日11時にメルボルン着。
8月は真冬と聞いていたが、お、全然寒くない。
春のような気候でオーハマ君となんか懐かしい匂いがするね。とか言ってた。
日本みたいに空気がどんよりしてなくって、体が軽い。これはいい時期に来れたと感じた。

そして、「メルボルンの番犬」ことトシ前田さんが迎えに来てくれた。
ビデオ通話では話した事あったが、気さくで話しやすくて凄くホッとしたんだ。
前田さんの車とタクシーとで高速飛ばしてフィッツロイの宿まで。
20キロぐらいかな?20分ぐらいで着いた。
タクシーの運ちゃんがターバン巻いててイカしてた。

メルボルン到着

宿に到着。
大きなリビングがあって部屋があと4部屋もあった。サイコー。
このまま観光と言いたい所だったが、もう夕方にはライブが入ってる。
オーライ!みんなのライブはもうメルボルンに足踏み込んだ時から始まってるんだ。

イカした宿

17時半、会場のShotkickersに到着。
出番ラストのメシアと人人のセッティングを済まして、店専属のPA、Rosieにデフォルトのセッティングにしてもらいリハ開始。
メシアもユリシーズも今回現地で楽器をレンタルしてやることになってたから、どんな音を出せるか不安だったに違いない。
自分がオペすることでその不安を少しでも解消できればと思っていた。

ドラムの音をチェックしていく。
ん、なんか音がパツパツだぞ!Allen&heathのデジ卓の設定見てみると全楽器にコンプがかかっている。オーケー!いつもは使わないコンプレッサーを使ってやったろうかとも思ったけど、いや、違う!彼らが日本で出しているサウンドをメルボルンでしっかり出さないといけないと思ったので、コンプを全部解除した。
そうこうサウンドを作り込んでるうちにもう20分経っている。
もうあとは曲をやってもらいながら作っていくしかないと、結構急ぎでリハーサルをやった。
「中音は大丈夫です!」第一関門は突破だな。
メシア、ユリシーズのリハもかなりタイトではあったが何とか終えて、食事の時間。
「江添さん、ブリトー来てますよ」
ノーノーボーイ!オレはまだ合流せずに最初のバンドのサウンドチェックをしているRosieの卓サバキを見ていた。にゃるほど、こういう場合はこうするんかとか盗めるとこは盗もうと。

オープンしてポツポツ人も入り出した。
Ze Wisenheimerのライブが始まった。200キャパぐらいのハコに客は15人ぐらい。
まぁやってくうちに増えてくるかと思ったが、さほど増えなかった。
Pink Ladyというバンドが終えてKASHIKOI ULYSSESの出番。

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