感情の整理と向き合い方。

私の子供は、とてつもなく繊細である。

些細なことで体調は良くも悪くも変化する。
これは、重心の子供を育てている人達の共通の悩みだと勝手に思っている。

だから私は、子供の体調が安定するように注意を払っているし、生活リズムは癖付けして崩さないようにしている。

これは、この子が生まれてからずっと続けているし、小学生になってからは、なおさら気を使うようにしている。

子供が元気に登校できるように。
少しでもお友達と過ごせるように。

そう願いながら、その気遣いや配慮は
"日常の1部"もはや、やって"当たり前"
になっている。

自宅は子供にとっても安心する場所なのか
体調めっちゃ安定してる!
これなら登校させても問題ない!
と、自信を持って思わせてくれるほどに、状態が安定している事が多い。

小学四年生になり、一学期はコロナの後遺症もありなかなか体調安定しなかったし、後遺症が抜けた二学期も正直体調管理が難しく、登校できた日の方が少ない。これなら大丈夫だと自信を持って送り出しても、早退してくることも多かった。

だからこそ、三学期は一日でも多く登校出来るように、体調管理はいつも以上に気を付けたし、できるだけ疲れさせないように、風邪を引くこともないように…過保護かな?って思うくらい気を付けた。

そして始まった三学期。

初日、元気にクリア。

2日目、元気にクリア。

3日…
そろそろ疲れも溜まるかな?と思いきや、朝からとっても元気。ニコニコして、声もよく出してくれて、これなら大丈夫だね。と、いつものようにほっぺたを両手で挟みスリスリして

「3日連続登校偉い!凄い!楽しんできてね!
    行ってらっしゃい!!!」

と、送り出した。

お昼頃、学校から着信が。
その時点で、早退連絡だと察する。

案の定、早退連絡。
迎えに行くと、子供は眠っていた。

こうこうこうで…こんな状態で…
先生は説明してくれたけど、その言葉たちは私の耳にはほとんど入らなかった。

頭の中で

あんなに気を付けたのに。朝は大丈夫だったじゃん。そもそも吸引本当に必要だった?深追いしてない?その刺激でむせ込みが酷くなってない?注入中断ってどうしたらそうなんの?こんな事で早退じゃ、今後任せられない。こんなことなら、自宅でずっと介護している方がいい。もう学校に来たくない…。

頭の中にモヤモヤが溜まり、気を抜けば口から言葉が溢れそうだったのでさっさと子供を引き取り車に乗って学校を出た。

帰宅して改めて注入を開始しても、むせ込みは無い。吸引も必要ない。なんなら安心してそのまま眠ってしまった。

そんな子供を眺めながら、頭の中を埋め尽くすモヤモヤと向き合った。

迎えに行った時、私を支配していたのは間違いなく"怒りという感情"だった。

私はこんなにやってるのに、なんで!なんで!

落ち着いて考えた。

私は怒りたい訳では無い。

頑張っていることが報われない。いくら気をつけていても、一瞬で崩れる。学校の先生や看護師の方も、子供の事を気にかけてくれてるし、その中で最善を尽くしてくれている事も、本当は分かってる。誰も悪くない。わかっている。

だけど、自分がやってきたことが実らないこの状況が、ただひたすらに

"悔しくて、苦しい、そして悲しい"

これに尽きる。
その感情があの時、怒り変換されただけの事。

今までだって何度と経験してきた。
これからだって何度も繰り返すに違いない。

その度に、モヤモヤが口から溢れださないように、ちゃんと感情と向き合えるように、私は深呼吸をして生きていかなければならないのだ。

とはいえ、私は強い人間ではない。
むしろ弱い。

人前では強がるし、しっかりしているふり、悩みのないふり、何も感じてないふり、馬鹿みたいに笑顔保つ時もあるし、逆に、冷たい人間に見える場面もあるかもしれない。

仕方ない。

だから誰もいない所で、その時我慢した感情が目から溢れ出す。

私は、弱い。
でも、子供のために表面だけでも強くあれるように、これからも生きていく。

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長文読んでくださり
ありがとうございました!
モヤりすぎて文章にしてみたら
少しスッキリしました!
明日からまた体調管理頑張るぞ!



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