自作デスクをDIYで試作する
自作でPC用デスクを作りたい――――――そう、なんかスタイリッシュで機能的で、なんかすごいスタイリッシュに在宅ワークなんかやってるような人たちの写真に出てくるやつみたいなやつを―――――
こんな感じや
こんな感じのやつ
自作しないで買えばいい?ニトリにあるよ?わかってねえな、金がねえんだからやるんだよ。全部自分でやるんだよ(好きな言葉)
で、まぁ素人がいきなりやってできるわけがないと踏んでいるので、まずは試作します。とりあえずで試作なのにいきなり本命の大きいデスクを作っちゃうと、置く場所にも困るので、小さいものを作ります。小さいとは言っても十分実用に耐えるものにしたいので、サイズは幅70cm、奥行き60cm、高さ70cmにしました。これくらいなら一人用の食卓や勉強机にも転用できると思った。
構想が決まったら次は設計図を書かないと始まりません。設計図ないと何が欲しくて何を買わないといけなくてどういった作業をするのか曖昧になりますからね。素人なんだから最初くらいはちゃんとやらなきゃ。
書きました。
まぁできたのは全く別物だったんですが・・・結局設計図なんて書かなくてもよかったです。
まず聖地ビバホームで適当に木材を買います。んで切ってもらいます。
切ってもらった。下の板が天板、真ん中の棒は・・・これは余りです。長い4本の棒が脚、短い4本の棒が脚と脚の間に挟んで補強するやつです。棒は安かったんで2×4材買いました。
これをちゃっちゃと組み立ててしまいたいのですが、せっかくなのでバリをとったり研磨したりして滑らかにします。バリはドレッサーでとる。
NT(エヌティー) ドレッサー 中目 L-30P(Amazonリンク)
これが本当に便利。サンダーなんてないけどなくていい。嘘。本当はあったらもっと楽。それでもこれあるだけで楽さが段違いになった。角にRつけるだけだけど。
そんで天板をガシガシ研磨します。
端材と研磨紙を使って天板を研磨していく。大体#120から番手上げて、#240、#400くらいまで頑張ります。ここでゴシゴシ力を入れるといっぱい削れるから、すぐに研磨が終わると思いがちだけど、むしろ変に力入れると削れ方がおかしくなるのでやめたほうが良い。偏って削れたりする。しっかりなでるように削ると、大体均一になってくるので、固く絞ったウェスで拭く。すると毛羽立ってくるので、また同じ番手で研磨する。これを繰り返して#400まで上げていくんですけど、疲れてきたのでゲームやったりタバコ吸ったりアイス食べたりしてたらあっという間に暗くなったんで結局4日くらいかかりました。普通は1時間もしない作業なんですけどね。だからサンダー借りれるなら借りてササっと仕上げたほうが精神衛生上いいです。
そんで次はネジを入れるための下穴をあけていく作業です。クランプか何かで2×4材を留めて位置関係を固定しておくのが普通。俺はガイジなので、なんとなくで穴開けて失敗しました。失敗するとちょっとめんどくさい。
で、穴開けてネジ締めて組みました。
これが脚になります。これをもう一つ作って、天板を乗せると・・・
最悪。普通にガタつく。
嫌になったのでここで1週間くらい放置してましたが、さすがにクソデカイ未完成品が鎮座してるとクソ邪魔なのと精神衛生上良くないのでさっさと仕上げます。この段階ですら愛着もクソもない。
で、ガタつきを軽減するために間にもう一つ補強材を入れようとしたんですが(画像奥と手前の木材)、後先考えず組んだので、横からネジを打ちたいのに、開けるべき下穴の長さが長すぎて、手持ちのドリルビットじゃ届きません。2×4材は38mm×89mmなので、少なくとも90mm以上のビットが必要ですが、わざわざ買うのも面倒なのでL字金具で止めてしまいます。
組んでみた感想
正直最初から全部L字金具で留めればよかったかなと思いました。
あとはもう天板を脚にくっつけるだけです。美観を求めるのであれば、天板の下からネジを打ちます。適当でいいなら天板の上からネジを打ちます。
これが
もちろんガイジなので上からネジを打ちます。完成。
予想以上に丈夫になりました。俺(75kg)が上で暴れても問題ありません。L字金具を入れた方向はホンマにビクともせん。これから全部L字金具で作ります。なんか頑張る人は色塗ったりするらしいけど、あくまでも試作品なので改良点を見つけるのが目的だからOK。
反省点。
次は設計図をちゃんと作ります。特に脚と天板のつなぎ方を一番最初に考えないと全部決まらない。ここのつなぎ方で使う材料が全部決まります。
で、これが何に使われたかというと
3Dプリンター台になりました。
正直圧迫感が半端ない。終わり。