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昼マカオ -西洋と中華が混ざった街-
本noteをご購入いただければ写真をご自由に利用していただけます。
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人はなぜ旅行に行くのでしょうか。
それは人それぞれ違うと思いますが、非日常を求めていく方が多いのではないでしょうか。
非日常を求めるのであれば、どこに行けば良いか。
私はマカオをおススメします。
マカオは中国の特別行政区です。
マカオはマカオ半島と沖合の島から構成されています。
マカオに行くにはまず香港空港に降り、フェリーで移動する必要があります。
香港空港内にマカオ行きのフェリー乗り場がありますので、浮足立ちでフェリー乗り場に行ってチケットを渡しました。
・・・しかし、チケットが使えないとのこと。
日本語を話せるスタッフさんによると、私たちが旅行会社から受け取ったフェリーチケットは空港内で使用できるものではなく、香港市内の別のフェリー乗り場のチケットだそうです。
うーん、旅とはスムーズにいかないものですね。
フェリー乗り場への行き方を空港内のスタッフさんに聞いた(怪しい業者にもたくさん絡まれながら)ところ、バスで移動する必要があるとのこと。
巨大な香港空港を彷徨いながら、何とかバスに乗り込むことができました。
順調に行っていれば、もうマカオについているはずなのに。
そう思いながら、バスの窓から香港の街並みを眺めていました。
工業地帯が広がっています。
バスを降りるとすぐにフェリー乗り場にたどり着くことができました。
香港空港に着いて2時間が経過していました。
マカオに着くころには暗くなっているのだろうな。
少し仮眠をとることにしました。
さぁ、マカオに着きました!
やっぱり暗いです。
夜のマカオと昼のマカオは全然違う顔を持っています。
今回は昼のマカオを記していきます。
マカオは1999年まではポルトガルの植民地でした。
そのため、西洋風の建物が街中にたくさん溶け込んでいます。
でも住んでいる人は中国人ですので、中国の文化も織り交ざった、非常に不思議な光景が拡がっています。
中国文化の装飾の中に教会が知らん顔でたたずんでいます。
中は美しい立派な教会です。
かと思えば、少し裏路地に入れば中国っぽい光景に変化します。
ジャッキー・チェンの映画に出てきそうですよね。
狭い路地に露店が所狭しと並んでいます。
活気がすごいです。
年期の入った建物も多いです。なんかかっこよくて思わず写真を撮ってしまいました。
マカオと言えばカジノですが、それ以外にも観光地はたくさんあります。
私がまず行ったのは「マカオタワー」です。
マカオタワーの高さは338mです。
スカイツリーが634mですので、大したことないという印象を持たれるかもしれませんが、このマカオタワーではあるアクティビティーができます。
それは
「バンジージャンプ」
です!
なんと高さ233mから飛び降ります。バンジーとしては世界一の高さを誇ります。
もちろん、私は飛びましたよ。
・・・二度とやりたくないですね。よくテレビで芸人さんが飛び降りずに座り込んでしまいますが、あれは人間として当然の行動なんだとわかりました。
マカオのバンジーはスタッフに支えられながら、背中を押してもらって飛び降りるのですが、それがなければとてもじゃないですが飛び降りることができません。
人間の本能がストップをかけるのです。脳と身体が一致しない感覚というものを始めて感じました。
ちなみに料金はものすごく高いです。インターネットでの予約が必要です。
もう一つの観光名所が「聖ポール天主堂跡」です。
聖ポール教会はイエズス会によって1602年に創建された教会で、すぐ横にはアジア初の大学になった聖ポール大学がありました。1835年の火事で教会の前壁と68段の階段だけが残されました。
狭い路地を抜けると突然出現します。
是非全貌を見たかったです。
ちなみに裏はこんな感じです。
マカオの文化は前述の通り、西洋と中華が混ざったものなので、料理もちょっと変わっています。
まず、大衆食堂みたいなところは普通の中国料理が並んでいます。
これはあっさりしたラーメンです。このあっさりしたラーメンやワンタン、おかゆは各店に必ずあり、安定の美味しさです。
海外に行くといつも思いますのが、日本の接客レベルの高さです。
マカオの店員は基本無表情で機械的に注文をとり、料理を運んできます。
なんか怒らせてしまったかな、と思ってしまいますが、どうやらこれが標準の接客レベルなのです。
日本はバイトでも笑顔で愛想よく接客してくれますので、改めて日本の良さを実感できます。ありがとう、日本のコンビニの店員さん。
話をもとに戻しまして、マカオでは何かの料理にカレー風味をプラスした料理も多いです。
これもなかなか美味しいです。中でも蟹のカレー煮なるものが有名なので、行かれた際は是非ご賞味してみてください。
朝食に行くなら以下の写真の店を強くおすすめします。
パン屋さんなのですが、ここのエッグタルトが絶品です。
テーブル席が店外に併設されていますので、飲み物とパン、エッグタルトを店内で購入し、その場でゆっくりいただけます。
ここの店員のおばちゃんは他とは違い、愛想も非常によく、ほっこりできます。
地元の方も多く、知る人ぞ知る名店なんでしょうね。ここにはまた行ってみたいな。
-夜のマカオに続く
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