米中「第2段階」通商合意は大統領選後か、英国、ブレグジット関連法案可決

トランプ大統領、米中「第2段階」通商合意は大統領選後

トランプ米大統領は9日、米中の「第2段階」の通商合意に向けた交渉は間もなく始まるが、今年11月の大統領選が終わるまで妥結を見送ることもあり得るという考えを示した。

トランプ氏は記者団に対し「第2段階の交渉はすぐに始まるが、やや時間がかかるだろう」と指摘。「大統領選の後まで妥結を見送るべきかもしれない。その方がもっと良い、はるかに良い取引(ディール)に持ち込めると思うからだ」と語った。

英国、ブレグジット関連法案ついに可決

英下院は9日、今月31日に欧州連合(EU)から離脱するためのブレグジット関連法案を賛成330、反対231で可決した。これにより、離脱を巡る3年余りの混乱に終止符が打たれることになる。

総括

米イラン対立の安堵、米中貿易の楽観の2つの安心感から、最高値を更新したNYダウ。

一件好調で今年も昇り調子と思われるが、
忘れてはいけないのが米経済指数はそれに反して冴えないことと、
昨年8月に逆イールドを記録しているということである。

逆イールドが初めて発生してから、4か月警戒している。
逆イールド発生から約半年~1年経過するとリセッションと統計的になっている。

世界的懸念が解消されつつあるが、
相場格言によれば「幸福のなかに消えていく」ということを心にとどめておくべきと考える。

出典

ロイター 1/10 米中「第2段階」通商合意、大統領選後まで見送りも=トランプ氏

ロイター 1/10 英下院、ブレグジット関連法案を可決 今月末に離脱へ

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