超過激?はちみつ粉まみれゲーム
テーブルの上には、
大きな瓶には粘り気のある蜂蜜がと
隣にはふわふわとした白い小麦粉が山盛りに
積まれている。そして、部屋の隅には
全身タイツが吊るされていた。
今日は、友人たちと集まってのゲームナイト。さまざまなゲームを楽しんでいたが、最終的に「罰ゲーム」という言葉が登場し、次第に場が盛り上がりを見せることになった。誰かが罰を受けなければならないというこの不安と期待が交錯する瞬間、心なしか空気がピリリと張り詰める。
「じゃあ、次はこれだな」と、リーダー格の
ミサキが言いながらテーブルに並んだ紙を
指さした。「罰ゲームの内容が決まったよ。」
彼女が言う通り、紙には大胆な罰ゲームが書かれていた。「全身タイツを着て、蜂蜜の後に小麦粉の中に顔を突っ込む」と書かれている。それを見た全員が一瞬、言葉を失った。
「な、何それ!?」と、タカシが目を丸くして言った。「蜂蜜と小麦粉って……」
「でも、面白そうじゃん?」と笑うのはユウキ。彼は普段からゲームの中で最も過激な罰を選ぶことで有名だった。
その日のゲームは、誰かが質問をしてそれに対して答えるか、ゲームに挑戦する
今回負けたのは、なんと
「私だ……」と、ついにアヤが小さく呟いた。
彼女はおっとりした性格で、普段はあまりゲームに積極的でないのだが、この日は不運にも
失敗してしまったのだ。
その瞬間、みんなの視線が一斉にアヤに集まる。彼女はわずかに顔を赤らめながら、ただ黙って立っていた。アヤは最初こそ不安そうにしていたが、次第にその面白さが理解できるようになったようで、少しずつ顔に笑みを浮かべる。
「ええっと、全身タイツって……」アヤが言うと、他のメンバーがさっそくタイツを渡した。タイツは黒で、やや光沢があり、まるでスーパーヒーローの衣装のようだ。その全身に密着する感触が、少し恥ずかしいが、罰ゲームに挑む覚悟を決めた彼女は、やがてタイツを身にまとった。
「さて、準備完了だね!」とミサキが声を上げる。周りのメンバーはわくわくした表情で見守っている。
最初に用意されていた蜂蜜が、アヤの顔にぴたっと塗りつけられた。粘り気のある蜂蜜は、思った以上に冷たく、そして重い。アヤはその感触にびっくりしながらも、顔をひるませることなく耐えている。蜂蜜は思ったよりも大量に使われており、アヤの顔にまんべんなく塗り込まれていく。彼女の顔全体が、まるで蜜の海に包まれているようだった。
「おお、すごい、どろどろだ!」ユウキが笑いながら叫ぶ。タカシも口元を押さえて笑い、アヤはどこか恥ずかしさと、少しの興奮が入り混じった表情をしている。
「次は小麦粉だよ!」とミサキが言うと、次のステージが始まった。箱からふわりと小麦粉を掴んで、アヤの顔の周りに豪快に振りかける。その瞬間、部屋中が真っ白な粉で埋め尽くされたかのように見えた。小麦粉が空気中で舞い、アヤの顔にもその粉が雪のように降り注ぐ。
「すごい……真っ白になっちゃった!」アヤは自分の顔にどんどん粉が積もっていくのを感じる。最初はどうしていいのか分からず、少し動揺していたが、次第にその面白さが体を通じて伝わり、アヤの口元には微笑みが浮かんだ。
その後、ついにアヤは顔を小麦粉の中に突っ込むこととなる。その瞬間、部屋にいた全員が一斉に歓声を上げた。アヤは顔を深く小麦粉に沈め、しばらくその状態で静かに目を閉じていた。蜂蜜の粘り気と小麦粉のふわふわした感触が一体となり、まるで異次元の世界に迷い込んだような不思議な感覚が広がった。
「大丈夫?」とタカシが声をかけると、アヤはゆっくりと顔を上げ、目を開けた。その顔には粉まみれの笑顔が浮かんでいた。
「もう、何がなんだか分からないよ……でも、なんだか楽しい!」と、アヤは思い切り笑った。
その後、結局全員同じ姿になり
爆笑しその日を終えたのであったえ