負けたらカッパのコスプレバランスボールゲーム。

ある日、陽気な笑い声が響く広いスタジオで、ひとりの女の子が立っていた。
彼女の名はミユ。今日、彼女は友人たちと一緒に参加した罰ゲーム企画に挑戦していた。

参加者は全身タイツに身を包み、見た目は完全にコスプレのような姿だ。少し恥ずかしそうにしながらも、彼女は笑顔を絶やさない。

恥ずかしいもじw

「次のチャレンジは、あそこにあるバランスボールの上に立って、そこから賞金をゲットするゲームだよ!」と、司会者のユウタが言った。

ミユは不安げにバランスボールを見つめる。
明らかに難しそうな課題だが、
足を一歩踏み出す。するとバランスボールが揺れだし足が滑って、バランスボールから転げ落ちる。ゴロン、と転がりながら

顔面から小麦粉のエリアに顔を突っ込む

ぎゃああ何これ泣 こほっこほw

はーい!失敗するとこうなります!
悔しいーーーーもう一回とミユは挑戦するもののまた滑って転び
炭の粉エリアに体全体を突っ込む。
いやあああん

あ〜あお嬢さん何してるのさw
黒い炭の粉が全身タイツにこびりつく。もはや誰だか分からなくなってしまいました

うげげ。ハックションとくしゃみをすると
鼻から黒い粉が出てきて、
みんな大爆笑😂

あははは機関車🚂ミユやーw
ミユは、すかさず誰が機関車やー💢
と突っ込み、サービス精神で機関車の動きをし
シュッシュポッポーと真似をして会場の笑いを取っていった

真っ黒全身タイツ姿のミユはもう一度
バランスボールに乗ってチャレンジするが
うわあああああああと絶叫して今度はクリームの池に落ちて行った

その衝撃でアゴが外れたのか
あふぇ?にゃんで、まっすろじぇ?と
(あれ?なんで真っ白け?)ポカンとした

はーい!終了!!!ミユさんに挑戦は失敗したのでカッパになってもらいますー

カッパぁ?

クリームの池から上がると、
スタッフが思い切り水をかけてきた

きゃああああ
元通りになると今度は大量の緑のペンキをかけられ

ば、何するの?
カッパの皿を被り

さあ!カッパの完成だーーーーw


「次はカッパになって、一発芸を披露した後、町中を徘徊してもらうよ!」ユウタの言葉に、ミユは一瞬呆然とした。
うえええ口にペンキ入った

町中を歩くカッパ?そんなことが本当にできるのだろうか?

ユウタは早速スマホを取り出し、
録画を開始した。

「さあ、今からカッパちゃんの一発芸を披露してください!」ユウタが促す。

ミユは軽く深呼吸をし、恥ずかしさを抑えてカッパの体操を始めた。「カッパ、カッパ、カッパー!」と叫びながら、両手を大きく振って踊りだす。その姿は異様だったが、町の通行人の目を引き、笑顔と驚きの声があちこちから漏れる。

ミユはそ少し恥ずかしさを覚えながらも、
最後まで踊り続けた。途中、カッパの手を頭に当てて「水をください!」と叫び、近くのカフェの店員に水をもらうシーンもあり、さらに周りの笑いを誘った。

その後、町を徘徊しカッパの格好で歩くのはとても奇妙で、ミユは何度も恥ずかしさに顔を赤らめた。だけど、不思議と笑顔を忘れずに前を向いて歩き続けた。たとえ他の人が自分を笑っても、それを楽しむ余裕が出てきたのだ。

「よし、次はどこに行こう?」とミユは自分に言い聞かせながら、町の角を曲がった。


「次はどんな罰ゲームが待ってるんだろうね?」ユウタが冗談交じりに言うと、ミユは笑いながら答えた。

「次はもっと面白いものにしてね。カッパはもうこりごりだけど、少し楽しかったから…!」

そして、笑いながらその日は終わりを迎えた。

いいなと思ったら応援しよう!