全身タイツでマルバツクイズ

「全身タイツとマルバツクイズ」

町内会が主催する「マルバツクイズ大会」が開かれることになった。このクイズ大会は、毎年恒例のもので、地元の人々にとっては楽しみの一つとなっていた。

今年は少し趣向を変え、参加者がユニークな格好で出場することが条件となった。いくつかの面白いコスチュームが予告されていたが、その中でひときわ注目を集めたのは、
全身タイツを着た一人の女性だった。

その参加者の女性はあやと言った。彼女は町内会の若いメンバーで、普段からお祭りの運営に積極的に関わっており、明るく人懐っこい性格で、皆に親しまれていた。彼女は今回のイベントで「何か面白いことをしよう」と思い立ち、全身タイツ姿で参加することに決めたのだ。

じゃじゃーん!もじもじこちゃんでーす✨
そう言ってあやは登場したw

クイズ大会が始まると、会場の雰囲気はますます盛り上がりを見せ、あやは鮮やかなピンク色の全身タイツを着て登場し、その奇抜な格好に会場からは大きな歓声が上がった。

「今年の目玉、全身タイツのあやさん、さあどうだ!」と司会者が紹介すると、観客からは拍手と笑い声が湧き上がる。あやは照れくさそうに手を振りながらステージに上がった。その姿に、観客はますます興味をそそられ、クイズの進行が始まるのを待ちきれない様子だった。

クイズ大会は簡単なマルバツクイズ形式で進行する。問題が出され、参加者は「マル」か「バツ」かのパネルに突っ込む
もし不正解だった場合、その参加者は泥まみれになるという罰ゲームが待っているのだ。この罰ゲームは町内でも有名で、誰もが一度はその光景を目にしたことがある。泥にまみれるというのは、なかなかインパクトが強い。

そして、あやが最初に挑戦する番が来た。
問題はこうだった。

「地球は太陽の周りを回っている。マルかバツか?」

すぐにあやは「マル」のパネルに突っ込んだが
その後、きゃあああ!と言う悲鳴が響き渡った

思いっきり泥の中に顔から突っ込み
誰だかわからないドロドロの人間が出てきた

綺麗なピンク色のタイツは瞬く間に茶色く染まり、こんなの聞いてないですよーとあやが叫んで会場が大爆笑

司会者があーあ、なにやってるの!おバカだなあ!顔から突っ込みなんてと盛大に突っ込まれた。

クイズの解説は、
地球が太陽の周りを回るのはもちろん正しいが、問題は「回っている」と言い切ってしまっている点が問題で太陽系全体が回転している中で地球の公転も含まれているため、厳密にはその表現に誤りがあるというのだ。

悔しいー!!もう一問!!!!
あやは癇癪を起こしてルールを無視して
次の問題に進んでしまう
泥まみれになって惨めな姿になったあやは
怒り浸透であった

仕方ないなー!次の問題には

「アメリカの首都はニューヨークである。マルかバツか?」

あやは怒りのあまり何も考えず

あははwそれは◯に決まってるでしょー

と飛び込んだら、また大きな声が聞こえてきた
いやあああああん!

まさかの泥🙈

ゲッホっゲホゲッホ
おええ。口に泥が入ったw
田植えに失敗したおばあちゃんみたいじゃない
もう恥ずかしい🫣

あはははwあやちゃんバカだなw
答えはワシントンだよ

えーとキョトンとした顔であやは唖然とした

悔しい悔しい悔しい!最後にもう一問!!

あやが駄々をこね、司会者が呆れ顔で
じゃあこれは最後ね!負けたら特別サプライズがなっているよ

望むところよ!と泥まみれの顔で何故か自信満々のあや

と言うことで最終問題

「サッカーの試合は、1チームが11人の選手で構成されている。マルかバツか?」

簡単よー!!バツ🙅‍♂️

いくわよーそれーーーーー!!!!

バコッ!

勢いよくバツのパネルに行ったあや

その後、白い煙💨が舞った

うゴフっ

なんとあやが飛び込んだマットには小麦粉が
ぎっしり敷き詰められていて
泥まみれのあやを包み込むように小麦粉が舞った

ああああああああ!あやちゃん真っ白けっけw
ハズレー正解はまるでした
顔見せてーw

ゴッホゴッホ.....
ああ、何これ?粉???
ウッホウッホゲッホ

あやの顔は泥まみれから粉に突っ込んだおかげで綺麗に真っ白になってしまった。目はちっちゃくなり、可愛い顔が台無しだ

もうーいやです泣と半泣きして
粉のプールから出ようとしたら、つまづき
また顔から粉に突っ込んでしまったw

あああああーーー
ボフ

ちょうどそこに地元メディアが来て
あやさん!今の気持ちはどうですかと聞くと
あやはキレ気味でうるせえよ。どっか行けバカ
とすごい形相で怒鳴った

その後も1人で挑戦したものの連続で失敗し
最後はスケキヨみたいになってしまったあや
こんなはずじゃないーーーーと叫び

結果おもしろ映像として後日テレビやネットに流され、泥と粉の女王様という名前で拡散されてしまいました。

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