⑬マガジン原作大賞に向けて、第一話を分析してみた ~ワールドトリガー~
あらすじ
三門市《し》。ある日、この街に異世界からの門が開いた。門からは異世界の侵略者「近界民」が現れ、街を蹂躙。そこに「ボーダー」と呼ばれる集団が現れ、街を守る。それから4年後。中学三年生の三雲修は、今度来る転校生がボーダーではないか、という話を耳にする。転校生の空閑遊真は帰国子女ということもあり、周囲とはズレがあった。いじめに対しても悪びれなく、やりかえす。そんな遊真を修は気にかけ、積極的に仲裁に入る。放課後、修は不良達に絡まれた遊真を助けようと間に入るがあっさりやられてしまう。不良は、今度は遊真、とばかりにバットで襲いかかるが、反撃に合い足を負傷してしまう。そんな折りに、上空で門が開きネイバーが襲ってくる。ネイバーが負傷した不良を口でくわえたのを見て、修は飛び出す。修はボーダーの武器を発動させ、不良をネイバーから救った。しかしすぐに反撃にあい、吹き飛ばされてしまう。それを見ていた遊真もボーダーの武器を発動させて、一撃でネイバーを倒す。修は、遊真もボーダーだと思い話しかける。そのことを否定した遊真は、自分はネイバーだと言った。
主題
異世界人との交流
パンチライン
中学生の武器・能力バトル
構成
起:P1 ~19 三雲修はメガネです
承:P20~37 遊真と修
転:P38~50 ネイバー襲撃
結:P51~59 ネイバーです
注目点
第一話だけ見ると、力はあるが遊真人の気持ちを理解できない遊真が、力はないが正義感にあつい修から、人間の考えを学んでいく物語。に見えます。遊真の「なぜ?」は、けっこう刺さるんですよね。
ですが、実際の評判は「戦略・頭脳バトル」です。
「なにも言わず4巻まで読め。話はそれからだ」。
第一話で、引き付けられることは大切です。
が、あんまり気にせずに、自分の好きなものを好きと叫び続けましょう。
そんなメッセージが伝わります。
次へ:⑭NARUTOーナルトー
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#週刊少年マガジン原作大賞にむけて、色々な漫画の第1話を分析しました。内容は無料公開している記事と同じです。meshの活動の協力していただ…
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