㉜マガジン原作大賞に向けて、第一話を分析してみた ~うるわしの宵の月~
あらすじ
滝口宵の愛称は王子さま。
見目麗しい高校1年生だった。
宵自身は男性のように見られることを自覚し、諦めていた。
ある日、宵は学校で男子生徒とぶつかる。
ぶつかり転んだ宵に対して、男子生徒は声をかける。
「だいじょうぶ?」
その次の言葉は。
「あんた めちゃくちゃ美しいな」
ぶつかった男子生徒、市村のことを
ついつい考えてしまう宵。
そんななか、宵はコンビニで、店員に絡む男性に注意をする。
宵に暴力をしようとする男性。
そこに市村が助けに入る。
宵も男に空手で対抗した。
大騒ぎになる前にコンビニから逃げ出す2人。
その後、公園で話をする。
話の流れで、宵は市村にお姫様だっこをされ
顔を赤らめる。
そんな宵に対して、市村は半分放心しながら呟く。
「めっちゃいいじゃん」
翌日、2人は学校で出会う。
宵の「妙な誤解されますよ」に対して、
市村は真剣な表情で返す。
「べつに誤解されても」
「むしろ宵ちゃんのこと気になっているし」
市村の笑顔が、宵の目に焼き付く。
パンチライン
王子(♀)と王子(♂)のラブストーリー。
構成
第1幕:P01~23 宵と市村
第2幕:P24~44 コンビニでのいざこざ
:P45~61 夜の公園
第3幕:P62~69 市村の告白
注目点
女性ランキングで1位になっておりました。
普段絶対読まない分野なので新鮮でした。
マンガの可能性っ!
話を戻しまして。
注目ポイントはシチュエーション。
女子として見られたことのないことに
ひそかにコンプレックスを持つ宵。
そこに自分を女子として見てくれる男子登場。
困惑しながらも、互いに引かれ合う。
いいですよねぇ。
自分が良いと思うものを漫画にする。
すごく大切だと感じました。
追記
マガジン漫画原作大賞に参加しております。
過去に書いた小説『GAW』から加筆修正したものと
同じく過去作『だぶる・へりっくす』を加筆修正したものです。
『GAW』はゲームをテーマにした異世界ファンタジー。
『だぶる・へりっくす』は
4択クイズをテーマにした現代ファンタジーです。
暇潰しにでも使っていただければ幸い。
追記2
完全新作「ばけものフレンズ」を書きかきしております。
妖怪 × 学園ものの現代ファンタジーです。
進捗状況は第1話の25%ほどです。
今週中にはUPできると思いますので、
よろしければぜひ、ご贔屓に。
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#週刊少年マガジン原作大賞にむけて、色々な漫画の第1話を分析しました。内容は無料公開している記事と同じです。meshの活動の協力していただ…
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