スイスに行ってきた(第1夜)2024.3
この前寮の裏山を登山しながら、人間も冬眠したらどうだろうかと考えてました。冬の間食費かからないし体は休みまくりです。
でもクリスマスも祝えないし冬の空気を感じれなくなっちゃうので僕らはクマとかよりお得な人生なんですね。
この前のOsterurlaub(イースター休暇)にスイスに行ってまいりました。
4日間のスイス旅。短いので日に分けてみます。
いつかいつかと機会をうかがっていたスイス、ようやくでござい。
↓その時に聞いてた音楽も載せてあるので良かったらBGMにでもどうぞ↓
~出発~
ハイデルベルクからスイスのチューリッヒまではFlixBusが通っているのでアプリで予約、12時過ぎぐらいのバスに乗り込み5時間の移動。
あいにくの小雨に打たれながらバス停に20分前ぐらいに到着。
バスは出発時間ちょうどぐらいに来た、係員が出てきて乗車券のQRコードを読み込んでもらった人から乗り込んでいく。
ハイデルベルクの時点でほぼ満席、途中幾つかの街でお客さんが入れ替わりながらスイスとの国境に向かう一同。
国境では一応検問があるが、係員がバスに乗ってきて全員分のパスポートを一旦預かっていき、10分以内には戻ってきて全員にパスポートを返して終わり、という簡単なもの。
さすがEU圏内である。よく考えたらバスで国境を超えるのは初めてだ。と寝ぼけ眼をこすりながら考えているとバスはスイスに入っていく。ようやく来れたスイス。
どんな国なんだろうと期待に胸を躍らせ、床ずれしそうなお尻を気にかけながら景色を眺める。
チューリッヒ
国境を通過したのは15時30分ぐらい、チューリッヒはスイス1の近代都市らしい、首都はベルンという別の都市なので日本でいう大阪みたいな立ち位置。
まあ近代都市というのは要はただの都会なので今回の旅ではあまり周らなかった。訪れたのは入国の日と最後の日の3時間ぐらいだけ。
でもさすがに街並みは綺麗でヨーロッパらしい佇まいである。人口は2017年の時点で40.28万人、街自体もそんなに大きくないので人は多く感じる。
予定通り17時過ぎぐらいにこのチューリッヒにバスは到着し、チューリッヒ中央駅近くのバス停に降ろされる。(Hei-Zur=42€)
この日はちょっと霧っぽい天気だったので結構寒い。
今日はチューリッヒ中央駅から電車に乗ってグリンデルバルドという街まで行く。アルプス山脈のお膝もとの街で王道の観光地でもある。
今夜の21時ぐらいには着く予定。
駅はとても綺麗だしホームも分かりやすく番号が振ってあるので時間通りにそこに行くだけ。
グリンデルバルドまでは乗り換えが2回ある。
チューリッヒ-ベルン-インターラーケンイースト-グリンデルバルドの行程。
電車は2階建てなっていて座り心地が良い椅子が並んでいる。
チューリッヒの街を抜けるとスイスらしい牧草地が目立つようになってきた。湖が多いし山も多い。
車窓を眺めるのは移動の楽しみの一つではあるがこの時はすでに日が暮れかけていたのですぐ暗くなってしまった。
しかしその日が暮れかけてきたタイミングでベルンの街並みが見えてきた、ここは旧市街がそのまま残されている街である。
所狭しと建てられたヨーロッパ建築たち、三角で赤い色した屋根の家々、大きな塔もいくつも見える。
街灯はオレンジの暖かい光で雨に濡れた石畳を照らしている。
大きな橋がその光に照らされて大きな川に架かっている。
僕が見たいヨーロッパの景色がこれでもかというくらい広がっている。
窓から眺めるベルンの街に思いのほか見とれてしまった。
最終日はここに来よう。
ちなみに電車の乗り換えなどは全部SBBというアプリで見られるので分かりやすくてありがたい。
ベルンもインターラーケンイーストでも問題なく乗り換えが完了し、予定通り21時過ぎに第一目的地のグリンデルバルドに到着。(Zür-Gri=45CHF)
ここはまあ田舎なので駅もそんなに大きくない。
電車を降り、宿まで歩いて20分ぐらい。駅のすぐ前の通りは土産屋やカフェなどがいくつも連なっているメインロード。
この時間はどこもやっていない。家からパン持ってきておいて良かった。
暗いのであまり見通しは効かないが、自分のすぐ横にはアルプス山脈の一角がそびえ立っているはず。
とかなんとか考えながら歩いていたらカーブに差し掛かったあたりで目の前に大きな雲が見える。
なんか大きな雲だなと思ってまじまじ見てみると、雲というにはゴツゴツしている気がする。
思いっきり山だった。
信じられないぐらい近くてでかい。
夜の暗闇で見えるなんて。
これはとんでもないところに来たかもしれない。。
浮足立って歩いていると宿までたどり着いた。今回の宿は「Alpenblick」というところ、安宿だけど朝食付きで一泊8000円である。さすが物価世界一。
ドミトリーのベットに入り込みとりあえず一日目終了。
明日からは素晴らしいハイイングデイズが待っていることだろう。