「幸せな働き方は自分で選ぶ!」 MERYおしごと白書
「誰かのために、役に立つ仕事がしたい」
そう答えたのは、MERYユーザーの大学1年生です。
令和に入ってから、「働き方改革」「副業解禁」というワードも飛び交い、仕事を取り巻く環境は驚くほど変化を遂げました。そして、緊急事態宣言による外出自粛の影響により、リモートワークが急増した2020年。
そんな背景のなか、MERYのアプリ内で『興味関心、仕事観に関するアンケート』を実施! 先日、Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)のWEB連載にて、アンケート結果を分析・考察する記事が公開されたばかりです。
<Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)連載記事>
働く意欲高く、上昇志向強く、利他的? MERY調査で見えた現代女性の仕事観
https://forbesjapan.com/articles/detail/34700
今回は、このアンケート調査を元にしながら、MERYユーザーが働くことについてどう思っているのかを、生の声をメインにご紹介。(冒頭の大学生によるコメントもアンケート結果のひとつです!)
日頃からMERYの「かわいい」に共感してくれている彼女たちの仕事観には、いろんな発見と心地よい驚きがありました!
【アンケート概要】
MERYアプリ内調査で、2020年4月15日〜20日まで、ユーザーを対象に「興味関心、仕事に関するアンケート」を実施。回答数1,733件。
「仕事に関する考え方」というアンケート調査でわかったのは、MERY世代の女の子たちが、仕事を通してポジティブな生き方を目指していること ! そして興味深かったのが、就職を控えた「大学生」と、すでに仕事についている「社会人」で、重要視する事柄にちょっぴり違いがあったんです。それぞれの立場からの、ハッとさせられるようなリアルなコメントを集めてみました。
社会人は「ワークライフバランス」を重要視
☑ 自分のペースで働きたい 社会人51.6% > 大学生42.1%
☑ ワークライフバランスを重要視したい 社会人42.4% > 大学生36.3%
仕事とプライベートの両立は、働く女性にとって大きな課題! 時には、仕事に夢中になって、自身のワークライフバランスが崩れていた…なんて経験がある人も少なくないはず。アンケート結果でも、「ワークライフバランス」に関する項目は、学生よりも社会人からの共感多数! そんな社会人ユーザーに理由を聞いてみると…
ワークライフバランスを重要視する理由としては、大きく2つ。
①仕事だけにならずに「趣味も楽しみたい」
②オン・オフの切り替えで「仕事のモチベーションにする」
という声がほとんどです。
みんなプライベートを楽しむことに意欲的! ただ、今回の調査で集まったのは、「趣味を優先したい」というわけではなく、「仕事の活力にするぞー!」といったポジティブな意見、これはちょっとした発見でした。
これらの意見からわかるのは、「自分らしく」働く、という意識を高く持っていること。社会的にも働き方の自由度が高まっている今、仕事でもプライベートでも、自分らしく輝けるはず! そんな彼女たちのエモーショナルな姿勢に、人生を豊かにするヒントがあるような気がしました。
「誰かのために働きたい」学生たち
☑ 誰かの役に立つ仕事につきたい 大学生64.1% > 社会人51.9%
☑ 社会の課題解決となる仕事がしたい 大学生22.4% > 社会人12.7%
一方、これから社会進出をする大学生の声で多かったのは、「誰かのために」「社会の役に立つ」という視点。周囲の世界を大きく見渡した、熱量のあるまっすぐなメッセージが集まりました。
自分の欲求を満たすことよりも、他者を優先したいという思いが、バシバシっと伝わってきます。小学生の頃に東日本大震災を経験し、社会課題とずっと隣り合わせだったMERY世代の大学生。今の世の中の問題に真正面から向き合って、仕事を通して解決していこうとする意欲に、MERY編集部も感心しきり! さらに、こんな意見も。
🗣「海外には、資源や生活水準に恵まれている日本に比べて、貧困や環境問題に苦しんでいる人がいるから」
🗣「福祉について興味があります。みんなが住みやすい社会になるようなお手伝いがしたいから」
と、海外へと広く視線を向けたコメントや、福祉といった具体的な問題にピンポイントで答える人も! これらの「みんなで幸せになるには…」という目的意識を持っていることは、どんな職種に就いたとしても大きな軸となると思います。そんな志を持つ彼女たちに、頼もしさを感じました。
「好きなことを仕事に」の一歩先へ
☑ 好きなことを仕事にしたい 大学生63.7% 社会人56.0%
ここ最近は、「好きを仕事に」という思いで、転職に一歩踏み出す人、パラレルキャリアを選ぶ女性たちも増えています。アンケートでも6割の大学生が「好きなことを仕事にしたい」と回答し、社会人も半数超え! その心は…?
詳細を見ると、ひとことで「好き」といっても、好きなこと、やってみたいこと、得意なこと…と、人によって捉え方はそれぞれ! そして、自分が好きなことや得意なことの延長線でやれる仕事ならば、会社により貢献できるのでは…と考えているユーザーもいました。そんな彼女たちの意見を繋いでいくと、
といった流れが見えてきます。仕事とは、自分を成長させてくれるものであってほしい! 逆にいうと、割り切ってお金を稼ぐための手段、と考えている人は少ないようです。
ただ、前述した「ワークライフバランスを重要視」している社会人ユーザーが多いことから、好きな仕事とはいえ、プライベートや睡眠時間を削るような働き方を受け入れるわけではないのがMERY世代。
せっかく好きを仕事にするなら、持続可能にしていきたい!、その環境と心身のバランスが重要と考える、MERY世代の働き方哲学こそ、新時代にぴったりフィットする気がしました。
まとめ
人生100年時代といわれ、新しい働き方の選択ができる世の中だからこそ、MERYユーザーは、仕事もプライベートも諦めないポジティブな生き方を目指していることが判明!
今回わかった、MERY世代のお仕事観→ワークライフバランスが大切/誰かの役に立ちたい/好きを仕事にしたい
それらを統合すると、仕事に対しての理想は持ちながらも、就業時間も働き方も仕事以外の時間の使い方もすべて自分で決める、MERYユーザーの「自立している姿勢」を感じられます。
なにが起きるかわからない時代のなかで、終身雇用が正解ということもない。それを否定的に捉えるのではなく、安定の本質は、どんな環境になっても目標に向かっていけるスキルと健康な精神状態を保つこと。
周囲への思いやりや視点を持ちつつ、強い芯はブレない…それが新時代の働く女性に必要とされているものなのかも!
「幸せな働き方は自分で選べる!」
そう気づいているMERY世代の柔軟な心と意識の高さに、これからの道を照らす光のようなものを感じられました。
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