見出し画像

リアルなZ世代消費者のインサイト抽出を実現するオンラインイベントとは? ~MERY有料コミュニティ「MERY&」と「エテュセ」の交流イベントの振り返り~

株式会社MERYが運営する有料コミュニティ『MERY&』の運営をしている木綿裕美(きわたゆみ)と申します。

Z世代のメンバーと日々接する中で感じる、消費行動のひとつの特徴として、購入を検討する際に、商品に込められた背景・ストーリーや想いを重視する傾向があると日々感じています。また同時に、企業・ブランドさんからは、普段接することがないターゲットの生活者のリアルな声に触れたいというお話をお伺いする機会も増えているように思います。

『MERY&』では、そんなメンバーの想いと企業・ブランドをつなぐイベントを定期的に開催しており、参加者とブランド担当間で深い相互コミュニケーションを生み出す体験づくりについて日々模索しています。

今回は、2021年11月18日に開催された、『MERY&』と『エテュセ』のコラボイベント「オンライン眉レッスン」を振り返りながら、深いインサイトに触れるコミュニケーションを生み出すために工夫したことや、そこで生まれた変化をご紹介していきたいと思います。

◆イベント概要

スクリーンショット 2022-03-30 14.56.30

▼エテュセの『オンライン眉レッスン』で眉悩みを解決しちゃおう!
MERY&×エテュセ特別コラボイベント

「あ~、眉毛がうまく描けない…」そんなお悩みを解決すべく、エテュセの商品開発やキービジュアルのメイクに携わる、資生堂ヘアメイクアップアーティストの阿保麻都香さんに「眉の描き方」を教えてもらえる特別レッスンを実施。また、エテュセのPR担当の澤田美由紀さんもゲストにお招きし、ブランドについての詳しいお話もご紹介いただきました。

開催日時:2021年11月18日(木)20:30~22:00
開催場所:Zoomを使ったオンライン開催

◆「自分ゴト化」「共感」しながら参加できる場づくりをするためにやったこと

①双方の距離が縮まるアットホームな雰囲気づくり

スクリーンショット 2022-04-01 18.14.33

まず、オンラインイベントの実施にあたり、参加者がより「自分ゴト化」「共感」できる場づくりができるよう、エテュセと議論を重ねて準備を進めていきました。

事前の仕込みとして、エテュセのアイディアでイベントを盛り上げるための小道具を用意。エテュセの方で、手作りのハート型のプロップスを事前に準備してくださり、それを参加者に商品のプレゼントと一緒にお送りしました。これが、実際当日のイベントでも、大活躍!エテュセから参加者の皆さんにお声がけいただく際に、参加者の方がハートのプロップスを手に持ち「挙手の合図」をすることで、イベントの雰囲気も一気に可愛らしくなり、双方向のコミュニケーションも円滑になる手助けをしてくれたように思います。

また、イベント冒頭では、当日のゲストのおふたり人の自己紹介トークをお堅い感じではなく、親しみやすい口調で展開。はじめの導入から、アットホームな空気感をエテュセと一緒につくっていきました。

②ブランドの想いを直接聞くことの特別感

スクリーンショット 2022-03-17 15.54.49

イベント冒頭の自己紹介タイムの後では、エテュセのブランドコンセプトや想いを実際にPR担当の澤田さんからお話していただきました。

エテュセがこだわっていることを、改めて担当者の方から直接お話を聞くことで、参加者のメンバーも、ブランドへの理解が深まるだけでなく、商品ひとつひとつがブランドコンセプトやこだわりと深く結びついているということも、実感することができるような時間になったのではないかと思います。

③共感・自分ごと化を生み出すお悩みのヒアリング

スクリーンショット 2022-03-17 16.58.34

そして、メインの眉レッスンでは、事前に参加者のメンバーの方へ眉メイクのお悩みについてアンケートを実施。メンバーがどんな悩みを抱えているのかをイベント前に把握しておくことで、当日のコミュニケーションもスムーズになりました。

・眉毛の毛が濃いところと薄いところで差が出てしまう
・左右対象に描くのが難しい!

など、事前にアンケートで多かった悩みをベースに、参加者の方々と会話をしながら、当日のイベントではさらに、それぞれの悩みに対して深堀りしてヒアリングしていきました。自分のどんな眉の状態に対して、どんな風に困っているのかなど具体的に会話を進めていくと、参加者間でも「わかる!私もその悩みある〜!」という“共感のうなずき”も生まれていきました。

④プロに直接悩みを聞いてもらい、その場で解決

ヘアメイクABO

そんなヒアリングを通じてわかった眉メイクのお悩みの数々。中でも、特に共通する「よくある悩み」を中心に、特別レッスン。画面越しに阿保さんがお手本を見せながら、それをみんなで実践し学んでいきました。

また、個人それぞれのお悩みに対しても、追加でヒアリングしながら、阿保さんがプロフェッショナルな視点からその解決策を提示。参加者のメンバーはまさに目から鱗…という表情で、教えてもらったことをその場で実践。オンラインイベントとあって直接メイクはできないものの、画面越しに細かくアドバイスすることで、その場でお悩み解決の方法を習得していきました。

まさに、明日から早速実践して、より「なりたい自分」へアップデートできる体験となったのではないかと思います。

下がり眉の眉メイク方法を直接レクチャーしていただき、大変勉強になりました!
商品開発を実際されている方にメイク方法をレクチャーしていただいたのがとても嬉しかったですし、実際に使ってみて発色が良く感動しました!

参加したメンバーの眉メイクやブランドに対する想いの変化とは?

s-エテュセイベントスクショ画像

(画像出典:MERY記事より抜粋 https://mery.jp/2348659)

エテュセと参加者のメンバーで一緒につくり上げた、1時間半のオンラインイベント。イベント前より、それぞれのメンバーの表情もさらに明るくなっていたように思います。

今回のイベントを通じて、眉メイクに対する考え方や姿勢への変化が見られただけではなく、そのお悩み解決のアイテムとして、エテュセのアイテムがしっかりと寄り添っていることも、実感していただけたように思います。

勉強になりました。
髪の毛の色と同じ物を眉も使わないといけないと思っていましたが、そうじゃなくていいことに驚きました😳
もっと眉を描いて、いい眉にしていきたいです👍🥰
今日はありがとうございます💕
感謝しておりますー🌟
本日はありがとうございました。
普段お話出来ない方々から貴重なレクチャーを頂き、みんなで綺麗になる努力をする時間がすごく楽しいなと思いました。お店でエテュセさんの売り場をみて色々買ってしまいそうです笑
これまで抱えていた眉毛の悩みが一気に解決されてこれからの眉メイクが楽しみになりました!早く明日になって欲しいです。笑
エテュセのペンシルを使用してみてもふわふわ〜とした可愛らしい眉毛が出来上がって、これまで何でアイシャドウで描いてたんだろ・・・と後悔してます。きっとリピ確定すると思います。本日は素敵なイベントをありがとうございました!
実際に眉を見てもらってアドバイスいただけたので、分かりやすく、楽しい時間でした!

コラボイベントを振り返ってみて

画像7

今回のイベントを通じて、改めて消費者とブランドとの間で生み出される“想いを共有し合うこと”の大切さを実感しました。

・エテュセの商品が好き、眉メイクが上手になってより可愛くなりたい!でも、こんな風に悩んでる!
・眉メイクのお悩みを解決して、眉メイクが上手になり、楽しい!って思ってもらいたい!そして「なりたい私」を実現するためのアイテムとしてこの商品が寄り添う存在であって欲しい

そんな消費者とブランドの想いが、イベントという形で同じ時間を過ごすことで想いを共有し、双方の発見や学びにつながったのではないかと思います。

▼エテュセPR担当 澤田美由紀さんコメント
普段なかなか関わることができない、ターゲットであるメンバーの皆さんから、貴重な情報をたくさん教えていただきました。
発売したばかりの新商品の“リアルな感想”はもちろん、商品に関連した「お悩み」や「要望」などを、オンラインでのコミュニケーションに加えて、事前事後に充実した内容のアンケートを実施いただいたことにより、今後のプロモーションの参考となるリアルなインサイトを深く知ることができる有意義な体験となりました。
そして、メンバーの皆さんが、エテュセの会を通じて、いつもより眉が上手く描けるようになり、メイクって楽しいと感じていただけた事が何より嬉しかったです♡

最後に。この度のイベントはエテュセのご担当者の皆様の多大なるご協力と、参加者メンバー、その他関係者のイベントを盛り上げたいという想いによって実現することができました。改めてこの場を借りて感謝申し上げます。

今後、ブランド側と消費者との深いコミュニケーションを実践する中で、少しでも参考にしていただけたらうれしく思います。最後までお読みいただきありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?