【MV制作秘話 #1】「太ももデスボVTuber」とか言っておきながらMVに太ももあんまり映ってなくない?
Q)正直あんまり映ってないですよね?
A)…はい。
おっしゃるとーりです。
これは僕も完成したMVを観る度に思ってます。
「今回も太もものカット…全然使ってねえ…」と
これにはいくつか理由(言い訳)があります。
自分のフルトラの環境がまだ整ってない
全身が映っている構図のカットの使い方がまあ下手
Lizzちゃん(アバター)の表情と横顔が良すぎる
恥ずい
まとめると、
「VRChat(アバター)に纏わる事柄」と、
「MV構図の話」が関係してそうですね。
ということで今回は
「なぜ太ももデスボVTuberのまーびぃのMVに太ももが映らないか」
について語っていきながら、僕がVRChatで活動を始めたきっかけや、
オリジナル曲やMVの話、僕のアバターLizzSigmaへの愛を
全部混ぜ込んで語ろうじゃないか。
※ちなみにこの「MV作成秘話」については、過去のMVの作成の裏話や、自分のMVの撮影方法なんかを書いてシリーズ化していこうと思います。
じゃあ始めていきましょう。
(はい、この記事こっからクソ長いですよ。)
1.フルトラの環境が整ってない
VRChatに馴染みのある方向けに先に結論から申し上げますと、こうです。
「足のトラッキングとしてmocopiは所持している。
が、スマホが対応していない世代であるため挙動が安定せず?
足の動きを撮影するのを(今は)諦めている。」
が理由の一つです。
mocopiは悪くないんです。
悪いのは100%僕です。
はよ対応機種のスマホに買い替えろ。という声が聞こえました。
もう次の項目に行ってもいいんですけど、、
VRChatをやったことがない人には上の話、よく分からんと思いますし
せっかくなので少し脱線して、僕がVRChatに入ったきっかけから
現在の僕のVR環境の話をだらだら書いてみようと思います。
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VRChatに行くきっかけ
僕のMVはほぼVRChatで撮影しています。
VRChat…
実はVTuberをやる前は全く知りませんでした。
こんなに素晴らしいVRプラットフォームがあるなんて。
というか、VRの世界に入り込むなんてVTuberをやる前は1mmと思ってませんでした。
では何でここで活動するようになったのか?
VTuberを初めて数ヶ月経った時、ふと思ったのです。
そういえばメタル系やハードコア系のVTuberさんっているんだろうか?
そして検索して出てきたのが下記の動画でした。
なんだこのかっこいい集団はー!!!
しかもアバターにギターを持たせてヘドバンしている…だと…?!
それからです。
”激音V”という僕にとって最高にアツイ界隈を知ったのは。
そして、僕のVTuber活動方針を大きく変えたのは…
(それまではメタルやハードコア好きであることをなぜか伏せていた。)
…と、この話もまた別でするとして。
#VRChatはじめました
この方々が撮影していたのが、まさにVRChatだったのです。
紆余曲折あって上の動画の方々と知り合うことができ、
色々教えてもらいながらVRChatの世界に入り込むことができました。
やったぜ。
このとき僕のVRツールは「Oculus Quest2」のみ。
Quest2では、ヘッドセットとコントローラによって頭と両腕のトラッキングが可能です。
所謂3点トラッキングというやつです。
じゃあ足はどうか?
3点トラッキングでもアバター移動時に動きます。
しかし、自分の意思ではアバターの足を動かすことができません。
(トラッキングするものがないためです)
せっかく創造主(Froginyata様)から授かった健康的な足ですから
当然足も動かせる6点以上のトラッキング(フルトラ)を目指すわけですが、当時も今も訳あってVRChatに長時間入り続けることができないのです。
そこでサクッと装着でき、かつ初めてだったのでできるだけ安価なフルトラデバイスの登場を待ちました。
そしたら登場したのです、Sony社から”mocopi”が…!
”軽量・小型・デバイス間がワイヤレスで手軽な装着脱”
まさに僕の求めていたものでした。
…なんですが
スマホ、mocopi対応してなかった…
でも買いました。
上の対応スマホはあくまで動作保証であって動作自体はできるのではないかと考えたのです。
結果、ついに腰・両足のトラクッキングができるようになり夢のフルトラ(6点トラッキング)になりました✨
が…やはり動作保証ではないスマホ。
いざMV撮影の際、激しい動きをすると挙動は安定せず…
MV撮影時のメインの使用は断念しました。泣
とはいえ、通常のコミュニケーションの場で手軽にサクっとフルトラでコミュニケーションを取るができるようになったことは僕の中ではかなり大きなことでした。ありがとう、mocopi!
販売開始から次々にアップデートされるmocopi。
このまま僕のスマホで最高のトラッキングができることを願ってます
(はよスマホ買え)
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と、MVに太ももが映ってない理由として
現状における足のトラッキングの話をダラダラ書いたのですが
まだありそうです。映らない理由。
2.全身を撮ったカットを使うのがまあ下手
動画の構図としては大きく分けて3点あるそうです。
最近知りました。
(付け焼き刃の知識です。用語間違ってたらすみません。)
1)wide(long) :全身が映る「引き」の映像
2)middle(midium) :腰から上までの中間の映像
3)tight(up) :首から上の「寄り」の映像
内、足が映るのはwideだけになりますよね。
このwideは個人的に非常に厄介なんですよ。。
それはなぜか。
では、ここではVRChatにおける僕のMV撮影方法について
ざっくりと書いていきます。
その前に軽く僕のオリジナル曲のジャンルに触れておきましょう。
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ワイのオリジナル曲のジャンルはScreamoじゃ(願望)
撮影方法に移る前に僕の楽曲のジャンルについて軽く触れておきましょう。
ぶっちゃけ自分でも何のジャンルなのかよくわかりませんが
おそらくScreamoと形容するのが一番近いと思ってます(願望を含む)
Screamo(スクリーモ)とは
叫ぶScreamと、音楽ジャンルEmo
という2つのワードから成ります。
Scream + Emo = Screamo
で、Emo(イーモゥ)といえば
最近は音楽ジャンルでないところで使われている用語のようですが、”あの頃”はこんな音楽のことを指していました。
(嘘。いまも音楽界隈ではしっかりとEmoというジャンルがあるわよ。)
これとかも。
一番最初に出会ったEmoはThe Get Up Kidsだったなあ
儚いギター。繊細なボーカル。哀愁のあるメロ。
「エモい」ですね…(語彙不足)
そしてざっくりで言うと
このEmoというジャンルのサウンドを重くさせ
ボーカルにシャウトを加えたものがScreamoです。
Screamoといえば、、真っ先に浮かぶのはSAOSINでしょう!
あとThe Usedとか!
いま聴いても…最高ですよね。
長くなっちゃいますんで割愛しますが
このジャンルには他にも最高のバンドがいっぱいいます!
また別の機会に紹介いたしますね。
ちなみに、、、
僕のYoutubeでSAOSINとThe Used
どちらのバンドの曲もカバーしております!
興味がある人は見てみてください!
(宣伝でした。)
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で?
で、
僕のオリ曲はこれらのジャンルに影響を受けた楽曲になっているわけです。
Screamoの醍醐味の一つはシャウトだと思いますが、
やはりボーカルの表情にフォーカスした画が欲しくなるんですよね。
ボーカルの苦悩な表情とシャウトがマッチするとめっちゃかっこいいんですよ。
すると、よく使われる画としては顔に近いmiddleやtightなものが選ばれることになり、せっかく撮った太ももの画はなき者になったしまうのです…🥺
でもですね、
それでも毎回なんとかして太ももを写した引きの映像を使おうと試みているんですよ。
ですが僕のVRChatのMV撮影技術ですと、引きの映像でかっこいい画を撮るのが…難しいのです。
VRChatでどうやってMV撮ってんの?
ここでVRChatにおいてどうやって撮影するのかをざっくり話しておきます。VRChatをやっている人なら今更な話ですが、VRChatではカメラ機能がデフォルトで誰でも使用できます。このカメラは設定しだいで自分のアバターの胴体や頭の動きに追従させることができます。
もう少し詳しい撮影方法なんかは別のところに書きますね。
つまり、うまく使えば一人でも、まるでプロのカメラマンが自分の動きに合わせてカメラを向けてくれているような画が撮れるのです。この機能とカメラのセミフォーカス機能とズームで顔に寄った映像を撮ると、
下記MVの2:49~のような画が撮れるのです。
顔の動きに合わせて背景にダイナミックな動きを持たせることができます。それによってScreamoのような激しい曲にも負けないような動きのある画が撮れるのです!
デフォルトでこんな機能が備わっているなんて、、
VRChat、、本当に素晴らしいですよね。
だがwideで撮影すると
が、この撮影方法で全身を入れるように引きの映像で撮ると、映像内の頭の動きが小さくなってしまいカメラの動き及び背景の動きが小さくなります。
結果、動きの少ない画になってしまうんですよね。
個人的には激しめな曲のMVにおいて、映像に動きがあることはかなり重要だと思ってます。
引きの画があまり使われないのは、この小さな動きの画をつかってカッコいい表現ができないことも大きいですね。
なので、引きの映像メインでカッコいいMV撮っている人を見ると本当にすげえなあ…と思ってしまいます。
映像編集だけでなくおそらく楽曲もレベルが高くカッコいいからでしょう。
うーん、もっといい曲作れるよう頑張ろうね・・!
あと、歌詞よ!歌詞!
まてよ、これが一番の問題かもしれん…。
自分で言うのもなんですけどワイの歌詞は暗いんじゃ…
そこに健康な太ももの画が流れてみなさいよ。
例えばこんな感じでさ
ん?となるでしょう。
「こいつの歌詞…生きづらそうやなあ…」
「ん?今めっちゃ健康そうな太もも映ったよね?」
「だめだ、、頭ん中太ももで埋め尽くされて曲入ってこん」
こうなりますよね?
…こんな感じで使いたくても使えないんすよ!!泣
あ、使えるような曲を作ればいいのか。
でもふとももが合うジャンルってなんだ…?
サ、サンバ?
太ももが合うジャンルがありましたら教えて下さい。
3.Lizzちゃん(アバター)の表情と横顔が良すぎる
”All your need is Lizz Sigma."
VRChatに入り自分のVroidのアバターをアップロードして少し経ったころ、
そろそろ購入アバターが欲しいなあ
と、BOOTHでアバターを検索していた僕は出会ってしまった
ボーイッシュな見た目と可愛さを兼ね揃えたまさに理想の子がこちらを向いていました。
その子の名は”Lizz Sigma”。
そう、今ではVRChatの世界に入る際に自分を投影しているアバターである。
速攻Unityで改変なるものを実施してみる。(髪色買えたくらいか)
大変ありがたいことにLizz Sigmaと一緒に同梱されている説明書がめちゃくちゃ分かりやすく、Unityのユの字も知らない僕でもすぐにアップロードできました。
顔が良すぎる
しかしLizz Sigmaの魅力はこの可愛い表情だけではなかった。
VRChatのアバターは表情も変えられるのですが、この顔を見たときにもうこの子しかないと思いました。
ンアアア!!
この子だよ。自分の曲を歌えるのは…!
この物憂げな表情、、
そして
この、髪が目にかかって見えないときの横顔ですよ。
これは個人の感想なのかもしれないんですが、目が見えないほうが映像に含みを持たせられて視聴者側の想像を掻き立てられるのではないか、と思うのですよ。
ちょっとぼやかした歌詞を歌ってるときや、表に魅せられない心の奥底にある心情なんかを表現する際によく使っているテクなんですが、
その画に合うこと、、、!
おかげで横顔フェチになってしまった私は
MVでもふんだんに横顔を使うのであった。
・・といった感じで、嘗め回すように表情や横顔を撮っていたので
実は最初の頃はこんなに太ももがムチムチであることすら気が付きませんでした笑
でも太もも撮らなくても自分の中で常に最高のMVを撮ることができるLizzちゃんには本当に感謝しております…
Screamoのオリジナル曲を作るのは夢だったんです。
そして無事1stEPも世に出すことができました。
Lizzちゃんのおかげです。ありがとう。
なので、次からはもう少し激しい曲を歌ってもいいかな?
、、、タトゥー入れて
いやあ、あれなんですよ。
太ももも映ってないんですけど、よく考えたらデスボもあんまり出してなかったことに気が付いたので、、、
デスボ、今練習中なのですがそろそろ出していきたいなあと!
Deathcoreとか!Post-Blackmetalとか!
締め:反省して今後は映すように努力します。
と、こんな感じでいっぱい脱線して言い訳を書き綴ってしまいました。
今後は反省して太もももう少し映すかな・・・・
てか6000文字も書いてる!あほか。
結局この記事で僕、何が言いたかったんでしょうかね。。
いやこれだけは言っておこう。
「Lizz Sigmaはいいぞ」
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