気持ちの波を安定化させる
社会人と学生では何が変わりますか?
と聞かれたら、なんと答えるでしょうか?
私は「気持ちや気分の波を安定化する」必要があること、と答えます。
学生のころはテストや部活の大会などと短期的な目標が与えられており、それに向かって1つ1つこなしていく力が求められていたように思います。
そのような場合には、一定期間モチベーションを高めて、集中して物事に取り組むことができることが大切になってきます。
しかし、働き始めると長いスパンでの目標達成のためにコツコツと取り組むことが求められます。そして、仕事には終わりがありません。それゆえ、学生の時のように目標を達成したらいったん休憩という訳にもいかず(仕事にもよるかもしれませんが…)、常に目標を修正しながら取り組んでいく必要があります。
「気分の波が少ない人」とは働きやすい。
と多くの場面で耳にします。
すごくやる気満々という訳ではなくても落ち着いていて気分が安定していれば周囲の人は働きやすさを感じているのでは?と最近感じています。
気分の波を安定化するためには?
・感情表現をして良い場面かどうか判断する
・自分のために時間を取ってくれているときには思いっきり感情表現をする
以上の2つを大事にしています。
人間誰しも嬉しいことがあれば明るい気分になりますし、悲しいことがあれば暗い気持ちになります。そのような感情を表現することはとても大切なことです。しかし、感情表現することが場面によっては周りに悪い影響を与えてしまう場合もあります。例えば、仕事中チームで何か行っているときに、プライベートのことでいらいらしていたら周りの人は困ってしまいます。
そいうときには周囲から少し距離を置き、一人の時間を持つようにします。自分の相談に乗ってくれているときや自分のために相手が時間を取ってくれているときには存分に感情を表現した方が思いが伝わるかもしれません。
「大人になると変わるのは難しい」
と小学生のときに先生は言っていましたが、大人になったからこそ人間的に成長したいという気持ちです。
これからも自分の思いを言語化して、考えを深めていけたらと思っています。