多汗症にはいろいろなタイプがありますか？

一言で多汗症といっても、さまざまなタイプがあります。

多汗症には大きく分けて5つのタイプがあります。

1）全身性多汗症

2）手掌多汗症

3) 局所性多汗症

4) 突風性多汗症

5) 足蹠多汗症（そくせきたかんしょう）

(1）全身性多汗症は、全身から多量の汗が出る状態です。
多くの場合、胸部、腹部、背中、臀部、太ももなどから大量の汗が出ます。

全身性多汗症は、生まれつきの人もいれば、病気が原因の場合もあります。

(2）手掌多汗症とは、手のひらに尋常でない汗をかく症状のことです。
緊張すると誰でも手に汗をかきますよね。

しかし、手掌多汗症の人は、特に緊張していなくても汗をかくという特徴があります。

（3）局所性多汗症とは、自律神経のバランスが崩れて、体の特定の部分から汗が出てくる状態です。

(4)味覚性多汗症とは、自律神経のバランスが崩れて体の特定の部位から大量の汗をかく状態で、主に頭、手のひら、足の裏、脇の下、顔などから汗をかきます。

味覚性多汗症では、食事の際に大量の汗をかきます。
特に、酸っぱいものや辛いものを食べると、滝のように大量の汗をかきます。

（5）足底多汗症は、足の裏が大量に汗をかく症状です。
靴下がすぐにびしょびしょになります。

あなたの症状に一番近いのはどれですか？

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