肩こりの原因に着目する③

肩こりの根本的な原因を放置したまま、ストレッチを何度も繰り返すだけでは、肩こりの改善は難しいです。

ストレッチは、肩こりの原因となっているものを減らしたり、改善したりすることと並行して行うべきです。

さて、肩こりの原因となるものは他にもたくさんあります。

女性の肩こりの原因として、意外と盲点なのが、きつい下着の着用です。

少しでも細く見せたい、少しでもウエストを引き締めたい、少しでもバストを大きくしたい、少しでもヒップを高くしたいなど、女性の切実な願いはわかりますが、きつすぎる下着はストレス以外の何物でもありません。

ストレスは様々な病気の原因となりますが、肩こりも例外ではありません。
長時間体を締め付けられるストレスは、交感神経を刺激して全身の筋肉を緊張させ、それが肩こりの原因となります。

窮屈な下着を着ていると、自然と肩や背中が張ってくるケースもあります。

また、どうしようもないことですが、胸が大きい人も胸の重さで肩が凝りやすくなります。

この場合は、自分にぴったり合ったブラジャーを着用することで、多少は改善されます。

また、バストの大きさだけでなく、肥満の人も肩こりになりやすいと言われています。

胸だけでなく、二の腕や背中など、普通の人はあまり脂肪がつかない部分にも脂肪がついていて、普通に行動していても重力に負けてしまうことがあります。

その重さを常に肩で支えなければならず、負担が大きくなってしまうのです。

しかし、肥満は自分の意志で改善することができます。
一刻も早くダイエットとストレッチを始めてください。