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【医局さよなら!⑧】逃げるが勝ち。
医局を辞めると、パタリと眠れるようになり、体調もみるみるうちに回復していった。適応障害の治療は環境を変えること、本当その通りだった。
そして働き方を非常勤週3(勤務先全て別)かつ当直、オンコール、残業なしにしたので沢山のゆとりが生まれた。↓詳細
・平日休みがある+毎週3連休
・責任が少ない。
・職場スタッフとはドライな関係性を保てられる。
・穏やかに職場スタッフや患者と接することができる。
・平日開催されている産業医講習に出席できる。
・長期休暇を取得しやすい。(1週間休みを取ったとしても各勤務先は1日のみの休みとなるため)
・子供と空いているテーマパークへ沢山行ける。
・すぐに銀行や市役所に行ける。
仕事によるストレスが激減し、疲弊していた毎日が嘘みたいな生活を送ることができている。あの時、逃げて本当に良かった。逃げていなかったら今頃いなかったと思う。
もちろんこの働き方で良いのか悩んだ時もあった。内科外来をしていた時には戻れないのではないかと。
その時恩師に言われたことは、「ブランクが3年だろうが10年だろうが変わらないから座学をしっかりやること。面接の時にママさんとかでブランクがある人はよく来るが、勉強せず知識をアップデートできていない人はどんなに良い人でも残念ながら断る。」だった。
その言葉を聞いた時から勉強を並行し知識が抜けないようにしている。
自分の経験を通して、自分の心と身体の健康を第一に考え、その上で患者と接することが何より大切だと思った。
回り道になったとしても、誰かに逃げたと言われても自分を守ることが大切で、医師免許があるのだから結局なんとでもなる。
頭の片隅に入れておくと、もしかの時に役立ちます。↓
少しでも誰かを勇気づけられますように。
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