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ITエンジニアで大事だと思ってること(その1.5編)

↑の記事で書いた記事の追加版です。

こんばんわ。ダルオです。

その1編では、「サービスのことを一生懸命理解すること。」でした。

携わってるサービスを理解することで、できるエンジニア、替えの効かないエンジニアになることができます。


具体例

これって実際どういうことなのでしょうか?

具体例をあげてみましょう。

ある大企業は、システム開発をするために派遣と請負のエンジニアを多数抱えていたとします。

昨今のリーマンショック、コロナショックのようなXXXショックが起き、システム開発の予算を削減する必要がでてきました。

日本の正社員は恵まれていますので、正社員を切ることはそう簡単にできません。

行えても別の部署に異動させたり、ボーナスをカットするぐらいかなと。

でも雇用形態が正社員以外はいつでも切ることができます。

そういう契約なわけですからね。


で、この時予算削減で人員をどうやって残そうと考えた場合、ダルオならこんな感じの優先順位で残して行くと思います。

1.インフラエンジニア

2.プロジェクトマネージャ、プロジェクトリーダ

3.コンサルタント

4.メンバーSE

5.メンバープログラマ

6.テストエンジニア

まぁシステム開発が完全停止ではなく、予算削減だけなのでこんな感じに並べてみました。

※ちなみにコンサルって1番残しそうって思いますけど、企業が払ってるお金(単価)は一番大きいです。なので3番目とかにしています。


・・

・・・

でも、この順番って実はあまり関係ないんです

結局どの順番にいても残るメンバー、切られるメンバーって必ずいるはずなんです。

だって予算削減なわけですから、プロジェクトを縮小してシステム開発は細々と続くはずです。


その場合、こう考える人がいます。

それぞれの領域のリーダは間違いなく残るっしょ。

リーダを補佐していたサブリーダも残るでしょ。

なのでメンバーから選んで切るでしょ。

・・

・・・・・という固定概念が間違いです。


このリーダがもし、システム(サービス)を全く理解しておらず、お客、プロジェクトメンバーとまともに喋れないエンジニアだったらどうでしょう。

サブリーダは、そのことを前々から不満に持っていたらどうでしょう。

予算が足りない=単価が高い人を減らす=できない人を減らす=効率的 という式が出来上がり、おそらくこれを機に切られることでしょう。

でも、切る理由は本人にはおそらく知らされません。

角を立てずに切る理由を考えるのでしょうね。。(汗

※リーダができない人は、そこまで多くはありませんがエンジニアは人材不足なので、突然やってきたリーダとかはこういうことになる可能性はあります。


サービスを知る

結局サービスを知ることは、プロジェクトメンバーとコミュニケーションを取るにはもの凄く大事になってきます。

これは上流になればなるほど感じることですが、経験上間違いないです。

サービスを良くしていく為の意見を言える人は、お客側枯らしたら、すごく印象に残ります。

それは能動的、積極的な人にも繋がっていきます。

人と人との付き合いなので、そういう人は切る候補には上がりづらいです。

言うは易く行うは難し

まさにこれなんですけどね。。


最後に

昨今リモート導入が増えました。

これにより雑談が減り、無駄な会議も減っています。

つまりこの助言をアピールする場ってどうしても減ってます。

けど関係ありません。

一つの現場が全てでは無いです。

転職することもあるかもしれません。何かあなたがサービスを立ち上げることがあるかもしれません。

そういう時にサービスを知るということは、大事なことには変わらないはずです。

サービスに不満や助言を言ってくれる人が、大事なお客なのもここに通じます。

いいサービスは大体こういう人達が関わってます。


おしまい


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