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【Weekly SELECK】web3時代の鍵を握るのはコミュニティ?Discord botもご紹介

みなさま、こんにちは!SELECK編集部の吉井です。

ここ最近、びっくりするぐらい暑い日🔥が続いておりますが、体調いかがお過ごしでしょうか…!40度近くになる日もあって、もはや天然サウナではないか、、、と思うくらいですね(笑)。

そしてつい先日、渋谷にてNFT ART TOKYOが開催されていましたね!私は私情により遊びに行けなかったのですが、だいぶたくさんの人が参加されていたようで…!

参加した友人曰く、「NFTに関心を持つ人たちの裾野が広がったことを感じた」とのことで、どのような方たちが、どんな目的で集まられていたのかさらに気になりました(笑)。

オフラインにおけるNFTの活用事例もどんどん増えてくるかと思うので、今後の展開も楽しみです!(※取材ネタは随時募集しているのでweb3に詳しい方・事業を展開されている方ぜひカジュアルにお話しさせてください!)

それでは、今週のWeekly SELECKをお届けです!✊

今回は、昨日公開したNEO TOKYO PUNKSさんのインタビュー記事の取材後記と、本日公開したDiscord botのまとめ記事に掲載できなかったおすすめbotを3つご紹介します!😊

素人集団が4,000人のコミュニティに。「2分で完売」のNFT「NEO TOKYO PUNKS 」の裏側

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NFTに関心のある人であれば知らない人はいないであろうコレクション、「NEO TOKYO PUNKS(以下、NTP)」。まさか取材をご快諾いただけるとは思っておらずだったので、久しぶりに事前準備の時間から緊張した取材でした(笑)。

NFTのプロジェクトを運用するなら、もはやコミュニティは欠かせない!というような空気感がありますが、NTPさんが成功した背景にもDiscordコミュニティの存在があったとお伝えしました。

Discordコミュニティの存在に加えて、プロジェクトが成功しているポイントや取材を通じてユニークだと感じた点を、3つまとめてみます!

①NFT作品の「リリース前」から、NIKO24さんファンを囲むDiscordコミュニティが存在していた

ここがNTPを成功へと導いた一番のポイントなのではないかな、と個人的には感じました!リリース前からNIKO24さんファンがすでに存在していたこと、さらにクリエイター同士のつながりもあったとのことで、インフルエンサーを起用せずともいわゆる「口コミ」を通じてNTPの魅力がじわじわと広がっていった背景はここにあるのではないかと…。

NFTはマーケティングが難しそう!と感じられている方も多そうですが、初速を速くして「販売前」いかにファンを増やしていくかが重要なのかもしれません。

プロセスエコノミーによって、「草の根」的に熱量が広がっていった

TOMOさんのお話で印象的だったのが「Discordは熱量を貯める場所で、Twitterは発散する場所」というお言葉。

Web2.0について、いわゆるGAFAなどのプラットフォーマーが「悪」のように語られることもありますが、プラットフォームによって大量の人や情報が集まる場所が形成されたともいえるので、いち手段として今あるツールやSNSをPR的に活用していくことも検討の余地があると感じました。

③「販売後」の良いタイミングで有名人の方がNFT作品を購入されている

記事本編ではあまりガッツリ触れていない内容ですが、TOMOさんがおっしゃられていたのは、販売後の”良いタイミング”で国内外の著名な方がNFTを購入されているので、既存のホルダーさんたちの保有欲も満たされているのではないかとのこと。

web3の「みんなで盛り上げよう」の雰囲気を醸成するためにもインフルエンサーの方は起用しない方が良い、と記事本編に記載しましたが、二次流通を活発にしてNFTのフロアプライスを上げていくことや、保有欲に留まらず、ホルダーさんたちの気持ちを盛り上げるためにも、販売後に著名な方に向けてPRしていくことも一つの戦略なのかもしれません。

(NTPさんに関しては戦略的にPRしたというよりも「結果、そうなった」という話でしたが!)

上記内容と記事本編を踏まえ、今後NFTを活用したプロジェクトを立ち上げたい!と思っている方に向けて再現性のあるポイントをまとめると、

①コミュニティの立ち上げはNFTリリース前から!
②「プロセスエコノミー」でコミュニティの熱量を高める
・リリース前の制作過程やマーケティング方法について、リリース後はコミュニティの運営方法や方向性に関するディスカッション内容を公開
・運営メンバーの意思決定までのプロセスを公開。参加者の意見も取り入れる姿勢を大事にすることで、発言できる”余白”を残す。
③インフルエンサー(強い力)をあえて起用しないことも検討する(マス向けのマーケティング手法よりも、口コミマーケティングに近い考え方を採用する)
④「みんなで盛り上げる」の精神を大事にする
・ジェネラティブ・ストーリーなど参加型の仕掛けを設ける
・二次創作をしやすい環境を整える(ルールを明記しておくなど)
・ギルド制のようにコミュニティを細分化したチャンネルを設け、ディスカッションがしやすい環境を構築する
⑤ミッション・ビジョンははじめに明確に言語化しておく
・テキスト、ボイスチャット、Twitterのスペース、オフ会などいろんな手段を通じて発信し続ける
⑥熱量の高いメンバーに役割を付与してエンゲージメントを高める
・「モデレーター」などの役割を設け、コミュニティの新規参加者が最初から発言・参加しやすい環境を設ける
・AMA(Ask me anything)の実施
⑦途中から入ってきた人が情報をキャッチアップしやすいようなコミュニティ設計、オンボーディングの構築
・コミュニティのチャンネル設計、チャンネル内の見やすさ、重要な情報のピン留めなど

などがあるかと思います。一見、”新規性”のあるポイントではないと感じますし、企業活動において重要なこととほとんど変わらないのではと思います。実際、TOMOさんも取材中に「風通しの良いスタートアップ」という表現を使われていましたが、ホラクラシーを採用したスタートアップ企業と似た部分が多くあるのではないでしょうか。

最後に取材の「こぼれ話」をお伝えします🙌

NTPは二次創作が活発なイメージがあったので、二次創作を促したり、インセンティブを設けたりしているのかな…?と思い、質問してみました。

その回答として、実は、二次創作を行った人に対して経済的なインセンティブを設けることも考えていたものの、運営で考えるよりも前にコミュニティの方々が自主的に制作されたものが多いとのこと…!これもコミュニティの熱量があってこそ、という感じがしますね。

DAOについて語られる際に、スマートコントラクトがあれば自律分散は可能だという話もありますが、個人的には「NIKO24さんのイラストが好き!」「TOMOさんのコミュニティ運営をサポートしたい!」のような純粋な気持ちや感情の方がやはり大事なんじゃないかな〜と思ったりしました(笑)。

NTPさんのストーリーは本当に「大人の青春」!です(笑)。まだ記事本編をご覧いただいていない方は、ぜひ読んでいただけると嬉しいです〜!!!

本記事には掲載できなかったDiscord botをご紹介

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次に、本日公開したDiscord botの記事について、記事本編には掲載できなかったbotを3つご紹介します!

▼紹介するDiscord botはこの3つ

①カスタマーサクセスチームの味方「Helper.gg」
②遊び心満載のミームbot「DANK MEMER」
③クイズを簡単に作成できる「Quiz Bot」

①カスタマーサクセスチームの味方「Helper.gg」

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まず一つ目は、お客さま対応に便利なbot「Helper.ggです。今回はweb3に絡めたbotの選定だったので、検討した結果掲載しなかったのですが、無料プランでもめちゃめちゃ機能が充実しているのでDiscordを活用している企業さんなどに是非ともおすすめしたいbotです。

具体的にどんなbotかというと、Discordサーバーに参加しているユーザーは「チケット」を発行することができ、チケットを通じて「クライアント対応」ができるというものです。

作成者はタグを付けることで、回答に適切なチームメンバーに伝えることもでき、メンションされたメンバーはチケットに応答、チケットを”閉じる”こともできます。翻訳機能もあるのが便利なポイント。また、回答したチケットのログも残すことができるので、カスタマーサポートチームにはとても便利なbotなのではないでしょうか。

基本的には無料で利用できます。有料プランも用意されていて、botのユーザー名やアイコンの変更ができるようになったり、チケットのカスタマイズが増える、翻訳機能を強化するといったことができるようです。

②遊び心満載のミームbot「DANK MEMER」

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二つ目にご紹介するのは、Discord用のmeme(ミーム)bot「Dank memerです。なんといっても、左上にちらりと見えるカエルのアイコンが可愛すぎて取り上げたかったのですが、追加して試してみたものの、自分が使いこなせず掲載を断念しました(笑)。(もし使いこなしている方がいらっしゃったらぜひ活用方法を教えていただけると嬉しいです!w)

▼ちゃんと使いこなせなかった

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「ミーム」とは、インターネットのユーザーによって拡散されて流行るネタのような画像・動画のことで、ジョークや皮肉が入っているのが特徴です。また、それらのコンテンツがコピー、改変されて拡散していくという特徴もあります。

DANK MEMERではオリジナルののミームを生成することもでき、さらに「通貨システム」も存在していて、ユーザー同士のやりとりやゲームを通じてコインを獲得をできる?のだとか。基本的には無料ですが、Patreonに課金することで得られるミームもあるようです。

▼詳しい使い方はこちらの動画をどうぞ!

③簡単にクイズを作成できる!「Quiz Bot」

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最後にご紹介するのは簡単にクイズを作成できる「Quiz Bot」です。自分でクイズを作成できるのはもちろん、世界中の人が作成したクイズも回答できるとのこと。カスタマイズ性も高く、

・クイズの色(デザイン)
・クイズに回答できる時間
・クイズに正解したら獲得できるポイント
・クイズに回答できるユーザー
・1クイズにおける回答数(2〜9個)

などが変更できるそうです。ただ、個人的に感じたのはDiscord上では操作しづらい…?

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ということで、ブラウザ上でクイズを作成してみました。

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▼質問の作成画面。英語ですが簡単な英語なので問題なさそう

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▼早速プレイ!(コードをDiscordに貼り付けます)

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▼Discord上ではこのように表示されます

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▼回答時間が終わると、正解を通知してくれました

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感覚としては、本当に1-2分あればすぐクイズが作成できます。Discordで遊べるゲームbotもすでにいくつか存在していますが、導入しやすく簡単に始められる点でもおすすめです✊

他にも検討していたものとして、投票機能に特化した「Quick Poll音楽の再生に特化した「Hydraなどがあります。ただ、多機能botのいち機能として投票機能や音楽再生機能が含まれていることが多いので、記事本編ではあえて取り上げずに便利そうなbotにフォーカスしてご紹介しております🙌

ちなみに、記事本編では以下のbotの詳細や使い方などをご紹介しておりますので、ぜひ本編もご覧いただけますと幸いです!

記事本編で紹介しているDiscord bot 12選

1. 海外でも定番!汎用性の高い「MEE6」
2. 日本語対応!迷ったらまずはこれ「ProBot」
3. お問い合わせフォームの作成なら「Ticket Tool」
4. 簡単にイベントを作成!投票機能も「sesh」
5. ウォレットを持っていない人にも仮想通貨を送信できる「tip.cc」
6. 統計機能でサーバー全体を管理「Statbot」
7. バックアップ機能でサーバー情報を保存、復元「Xenon」
8. NFTのDiscordコミュニティには欠かせない「boto」
9. プレゼント企画・抽選の実施なら「GiveawayBot」
10. ウォレットを接続してNFTを鍵化「Collab.Land」
11. タスク管理が簡単!ポモドーロの設定も可能「Tstudy」
12. Discordにセキュリティ対策は必須!「Auttaja」

今回のWeekly SELECKは以上となります🌱最後までご覧いただきありがとうございました!!!

引き続き暑い日が続きそうですが、健康第一に、心身ともに元気に過ごしていきましょう!それではまた次回!🔥

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