【悪魔の3円】ココナラでライターがぶち当たる文字単価とは?ー実体験&対処方法ー
「ココナラで、ライターとして稼ぎたい!」と思ってから3年。
なんとか文字単価5円以上が平均となったのですが、いちばん苦労したのは文字単価3円に変更したときです。
今回は、その際に取った対処方法と、これから文字単価3円にするか悩んでいる方に向けた実体験をお話ししていこうと思います。
私が文字単価を3円にした理由
私がライターを始めて1年たった頃。SEO付きで文字単価2円で依頼を請け負っていたのですが、依頼を断る日々が続いていました。その理由はものすごく簡単で「とにかく依頼が殺到し過ぎている」というものでした。
ライター歴1年の頃は、ココナラで稼ぐということが主流になってきた時期でしたが、まだまだ『ライティングは、中級以上の人から選ぶ』のが基本だったと思います。今は、chatGPTなどで修正や構成を考えることができるので、安価で初心者ライターにも依頼できるようになっています。
しかし、この頃はchatGPTなどが流行っていなかった(みんな、使い方がわからなかった)ので、安心できるライターにお願いするのが主流でした。
現に、依頼者の中には「初心者ライターさんと擦り合わせしていたら、曖昧な返答をもらって不安で…」という方もいたくらいです。
「そんなぶっちゃける人なんでいる?」と思うかもしれませんが、実際に今でも「こんな言い方をされたから、あなたに依頼した」と、状況を説明してくれる方がたくさんいます。
なので、私の方には「こんなライターは嫌だ」という大喜利ができるくらい、私を選んだ理由に、簡単に言えば『他のライターさんの悪口』が関わってきます。
そんな依頼者へのギブが多い私ですが、技術面が上がっていく中で『2円で続けていくのは厳しい』と思うようになったのです。
文字単価を上げない方が依頼者が多くなるので、安定した収入を得ることができます。
ただ、私にとって「依頼を断る」というのが苦痛でしかありませんでした。
なぜなら、プロフに【最後の頼みの綱として、きてください】と入れているくらいですから。
なので、少しでも品質とスケジュールを合わせられるように、文字単価を上げることにしたのです。
悪魔の文字単価?ライターにおける3円の壁とは?
文字単価を上げるのは簡単です。出品サービスを書き換えるだけですから。
ですが、そこからが大変でした。
1ヶ月…2ヶ月…経っても依頼が来なくなったのです。
最初の1ヶ月目は「まぁ、仕方がないか」と諦めていたのですが、2ヶ月もまともな収益がないとランクも落ちますし『こんなはずじゃなかった』とリアルで呟いてしまうほどです。
不安になった私が最初にしたのは、自分のサービスがランキングのどの位置にいるかを確認する作業です。正直、文字単価2円の時は毎日のように依頼が来ていたので気にしたこともありませんでした。
だから、ライター人生初めての出品サービスのランキング確認です。
結果は………30位。
他の出品サービスも40位前後には入っていて、シナリオに関するサービスは3位以内でした。
これをみて安心する方は、まだ甘い。
私の感想は「この順位で依頼が2ヶ月も来ないのって、やばくない?」と思ってしまったのです。
なぜなら、サービス内容の質も問題ないよと、ココナラに言われているようなものだからです。だいたいココナラでは、1ページ目に収まる順位なら、さほど質が悪いものではないとラインがあります。
それを突破しているのにも関わらず、まっったく依頼が来ないのです。
そして、何より「やばい」と感じたのは、私と同じ文字単価3円やそれ以上の方は、しっかりと依頼を受けている点です。これはなんで分かったかというと、サービスを1つ1つ確認していき「最新のコメント」や「ランク」を確認したからです。
このとき、初めてライター人生で後悔しました。
文字単価を上げるんじゃなかった…と。
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