※病んでません、とわざわざ言う心理
Facebookなどで弱気な発言をした時に、
※病んでません
と書き加えられているのをたまに見かける。
かくいう私も「あ、病んでないけどね」と書き加えたことがある。
精神を病んでいたらダメなのだろうか。
というか弱気な発言をしただけで、「こいつ病んでる」と思うのだろうか。
でも、ネガティブな発言ばっかりしているひとを見かけると「ああ、病んでるなぁ」と思うことは実際あるか。
つまり「こいつ病んでる」と思われることが怖いのかな。
日本人は真面目なんだと思う。
精神病んで人に迷惑をかけてはいけない、という思いもあるかな。
ネガティブの泥沼はいったんはまると、ずぶずぶとハマっていく性質がある。
だから、※病んでいません、とストップさせる自制心を持ち合わせているとしたらそれは美徳であると思う。
みんな精神病患者なのだと、「奇跡のコース」のガイドティーチャーのケネスワプニック氏の発言は言い当てて妙なのだと思う。
ま、そこまで言わなくても私たちが風邪をひくように、
心が落ち込むことはある。
それなのに、それがないふりをするのは、
心を正常に戻すどころかこじらせていく原因になる。
師匠が今日の動画でも言っていたけど、※1
イギリスではセラピストやカウンセラーが多くいて、日常的にカウンセリングを利用するのだそう。
私も心療内科に訪れたことがあるが、
話は一通り聞いてくれるものの、
家族環境や職場環境でよくあるパターンの解析をされ、
最終的には薬の処方になる。
(薬と同時にカウンセリングを受ける、という選択はできます)
もっと気軽にカウンセリングとかコーチングとか(なんでもいいのだが)
自らの気づきをうながす対話式のセッションが一般的になるとよいのになぁと、私自身も活動をすすめていきたいと思います。
※1