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世界を救いたい人の話

また令和の虎の件、いままで見ていた中で一番ひどかったとおもう内容。

志願者の目的は「世の中の貧富の差をなくしたい、衣食住を無料にしたい、そのためのSavoのプラットフォームを作りたい」、出資希望金額は1億円。

概要以前にまず出資者が基本的に社長や金持ち、その人らから貧富の差を無くすために出資を依頼するというもの。金持ちがなんでそんなのに出資するのか?

貧富の差でなくなっていく人がいる夢がきっかけでパイロットを辞退とあるが、なぜそこでパイロットを辞退するのに話がつながるのか不明。そもそも学校をやめただけだからただの中退で辞退とは意味が違う。

虎の動かせる金を疑ったが、そもそも疑うようならまずなんでこのチャンネルに志願者としてでたのか疑問。チャンネルシステムとしてプレゼンをして虎たちにいい気分になってもらった上で金を出してもらうチャンネルでは。

貧富の差を無くすこととプラットフォームを作る因果関係が不明。仮にそれがなんらかの方法で出来たとして、貧富の差がなくなった時点で借りている1億円の返済ができなくなるのでは?もしくは返済できても価値がないのでは?

会社を立ち上げていて1億円の融資をもとめていても自己資金はゼロ、それは本業がうまくいってないのか、それとも別目的の融資なのか、どっちにしろ自己資金で1割は用意してないあたりがなんかと。

個人的な考え
貧富の差を無くすことと衣食住を無料にすることの目的は偉大だと思うがそこでなぜかセカンドライフ的なものを作るところにつながるのが不明。すくなくともパソコンとネット環境が必要な時点でそれを作る人と維持管理する人が存在しないと成立しない。また仮に衣食住が無料になった場合、その衣食住を作る人の人員配置はどうするのか最後まで出てこなかった。無料になったとしても衣食住が必要になってしまうなら、衣食住を作ることを賃金ではなく労働で手に入れるだけで間に原因を介さないだけでやっていることは今と同じになってしまう。また衣食住を無料にするのであれば極端に高効率にした生産設備を作ることで「ほぼ」無料化できるなどそのアプローチが一切無かった。また、今時点でその志願者のツイッターが廃墟状態になっているのが答えになっているかと思う。反例的に考えてみれば聖人のような経営者ならなんとか1億は用意できそうなので今時点でそれができてない時点でおおよそ察し。




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