【音楽】アルバムを通して聴く人が少ない件
皆さんこんにちは、
修学旅行が近く、その事しかもう頭にない高校生
そらまめくんのベッドです。
さあ、今回は音楽の聴き方についてのお話です。
ということで皆さん、
音楽を聴く時、
アルバムって通しますか?
ちなみに僕はアルバムは通して聴き、
シングルはその曲だけ聴く派の人間です。
と言っても僕は、
好きなアーティストのアルバムは
1回でも通すべき
と、思っています。
確かに最近は(僕も最近の人間ですけどね)、
サブスクが大きく普及し、
いつ、どこで、どんな方法でも聴けるようになりました。
とても素晴らしい事じゃないですか!
ですが、それが人々の音楽に対する態度を、
大きく下げることにもなりました。
そのひとつに、
アルバムを通して聴かない
ことが挙げられます。
聴き方なんて人それぞれだろ??
いいえ、それとこれとは話が別なんです。
では、
なぜ、アルバムは通して聴くべきなのか。
その理由を、個人的な見解ながら
解説していきます。
理由1
アルバムには制作者の意図がある
まずひとつに、
アルバムには、制作者の意図がある
ということです。
簡単に言えば、
その作品のコンセプトを理解し、アーティストが表現したい音楽を読み取る
ということです。
日本の有名どころで例を挙げると、
Suchmosとかどうでしょう。
いやー、本当かっこいいですねSuchmos。
Suchmosは最初の2作は、シティポップにジャズ要素を取り入れた、アップテンポの多い作品でした。
そして、3作目その音楽性に、ジャズをさらに強化させた作品でした。
もちろん、「808」といったアップテンポの曲もあります。
ここまでは、日本人も聴きやすい曲が多いです。
しかし、4作目。
彼らは、ブルースやサイケデリック要素を大きく取り入れた作品へと変化させて来ました。
全体的にかなりサイケデリックだし、
曲ひとつひとつが長いし、
いきなりこんなの来られたら、動揺しますね。
自分はSuchmosの違う姿を聴いて、
改めてSuchmosの凄さを知ったのですが、
やっぱりファンの中には、
「ナニコレ」
って思った人も少なくないようです。
このように、作品のコンセプトを変えて、
そこで新たな表現をするアーティストって結構多いんですよね。
それを聴く、1つの作品として聴くということは、
音楽を聴く上で、大切なのではないでしょうか。
理由2
アルバム制作は、音楽活動の大事な一部
2つ目は、
アルバム制作というものは、アーティストの音楽活動の中の大きな活動のひとつ
ということです。
どういうことかと言いますと、
アルバム制作に入る前、
まずアーティストの人達は、何曲かシングルを出します。
そして、アルバムに本格的に入る。
または、シングルの発表とアルバム制作を並行して行う、
といった順番を多くのアーティストがとります。
そして、アルバム制作では
そのアルバムのコンセプトや表現の工夫を試行錯誤しながら決め、
制作していきます。
そして、曲を作る上でも、十何曲作るとかではなく、
ものすごい数の曲を作ります。
そこから、色々な調整を加えます。
そしたら次はレコーディングです。
レコーディングは何度も録りなおしたりなど、
1曲終わるのにも、かなりの時間と労力がいります。
レコーディングが終わり次第、次は曲ごとに、
ミキシングやマスタリングを行います。
そしてCDを作り、
様々なルートを挟んでのち、
販売です。
それで終わりかと思いきや、
大体のアーティストは、アルバム制作に伴い、
ライブツアーを行います。
これはあくまで例ですが、
結構大きな活動だということは、
分かって頂けたとおもいます。
これだけ大変な工程を得てアルバム制作のひとまとまりをしています。
アーティストの思いが詰まってない訳がありませんね。
理由3
好きな音楽に出会えない
3つめの理由は、好きな音楽に出会えないということです。
なぜかと言いますと、
アルバム単位ではなく、曲単位で聞いている人は、
人気曲順の上から聞いている人が多いからです。
意外と人気でない曲が、実は自分の好きな曲だった、
ってことがよくあるんですね。
確かに人気曲がいい曲なのは当たり前なのですが、
人気曲ばかり聴いていたら、本当に好きな音楽に気づけない
なんてことが起こりうる訳です。
そんなのもったいないですよね。
まとめ
どうでしょう。
確かに聴き方は人それぞれです。
でも、1回だけでもいいから、好きなアーティストのアルバムを通して見てください。
今まで気づかなかった、そのアーティストの魅力や曲に、気づくことが出来るかも知れません。
では最後に、僕が選ぶ名盤を5つ紹介します。