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【楽曲解説】リンダ リンダの意味が心にくる件

みなさんこんにちは。

最近、貰い物のレッドブルを飲んで腹痛になり、違う意味で翼を授けられた高校生、

そらまめくんのベッドです。


僕は以前、こんな記事を書きました。


(よかったらこちらも読んでみてください)

おかげさまで多くの方に読んでいただきました!ありがとうございます!


誰もが知る伝説のロックバンド、THE BLUE HAERTS。

なぜ、ブルハの曲はブッ刺さるのかという疑問を個人的ながら解決した記事です。


その記事の最後で、「リンダ リンダ」を紹介して終わったのですが、

思いました。


なんでこの曲の素晴らしさを伝えなかったんだろうと。


おそらくほとんどの日本国民が知っているであろうこの名曲、

発売して40年以上、多くの人々を救ってきたこの名曲を、


解説しない訳にはいきません。


ということで今回は、「リンダ リンダ」を個人的な意見ながら、解説していきます。


1.リンダ リンダは2つある

まずみなさん、

リンダリンダって2つのバージョンがある事をご存じでしょうか。


実は、

シングルバージョンとアルバムバージョンで、少し違うんです。


まず、こちらがシングルバージョンです。


そしてこちらが、アルバムバージョンです。


どうでしょう?

ちょっと違いますよね。


まず、最初の「ド〜ブネ〜ズミ」のところです。

シングルは、甲本ヒロトの歌い出しだけなのに対し、

アルバムは、ギターも加わっています。


次に最後のところです。

シングルは、スッと終わる感じがします。

一方アルバムは、甲本ヒロトとマーシーの「リンダリンダ〜」が混在してたり、終わり方も力強いですね。


途中のギターソロも、アルバムにはありませんよね。


全体的に、

シングルは、丁寧にレコーディングされたサウンド

アルバムは、力強いバンドサウンド

という印象を受けます。


ちなみに本人たちはシングルバージョンがあまり好きではなかったらしく、

ライブではアルバムバージョンが主流だったそうです。


皆さんが耳馴染みのあるのはどっちですか?

ちなみに僕は、アルバムバージョンです。


2.「リンダ」が歌詞に無い

そもそも「リンダ」ってなんでしょう?


リンダ(Linda)は、

スペイン語で ''美しい'' という意味です。


ですが、ここでひとつ疑問点があります。


それは、

歌詞カードに「リンダ」という文字がないということ。

アルバム「THE BLUE HEARTS」より


なぜわざわざスペイン語からとってきた、この歌で重要であろう単語を歌詞に含めないのか。


これに対して、甲本ヒロトはこのように答えていました。


「僕も分からない。答えとか元々ないんだよ。
だから,リンダリンダって歌詞カードには書いてないでしょ。
登録もしてないから自由に歌っていいんだよ。


甲本ヒロトは、

歌詞や世論にとらわれずに、自分の納得のいく解釈をしろ

と言っているのかもしれません。


甲本ヒロトの曲に対する想いが伝わってきますね。


3.この曲の意味

では実際、この曲にはどんな意味が込められているのでしょうか。


歌詞を見ていきましょう。


ドブネズミみたいに美しくなりたい

写真には写らない美しさがあるから


もしも僕がいつか君と出会い話し合うなら

そんな時はどうか愛の意味を知って下さい


ドブネズミみたいに誰よりもやさしい

ドブネズミみたいに何よりもあたたかく


もしも僕がいつか君と出会い話し合うなら

そんな時はどうか愛の意味を知って下さい


愛じゃなくても恋じゃなくても君を離しはしない

決して負けない強い力を僕は一つだけ持つ



とてもまっすぐな歌詞に心打たれますね。


この曲は、

ものやひとの本当の美しさ

それを教えてくれる曲だと思います。


「ドブネズミのように美しくなりたい
 写真には映らない美しさがあるから」

ドブネズミはとても汚い見た目をしています。

人間からは嫌われる存在です。

ですが、強くたくましく生きるその姿は、

写真には映らないとても美しいものを秘めています。


「もしも僕がいつか君と出会い話し合うなら
そんな時はどうか愛の意味を知って下さい 」

そんな本当の美しさを訴えているのでしょうか。


「決して負けない強い力を僕は一つだけ持つ」

甲本ヒロトのこの曲に対する強い意志を感じます。

決して負けない強い力

その強い力とは、本当の美しさを信じ通すことだと思います。



そう、

本当の「美しさ」は、目には見えないまっすぐな心なのです。



4.まとめ

どうでしょう。


歌詞、メロディ、メッセージ

すべてが素晴らしい曲ですね。


この曲は永遠に伝えていくべき名曲です。


少なくとも僕はこの曲に救われました。


みなさんもこの歌を胸に刻み、

明日からの生活に希望を抱いていきましょう!


最後にこれを見てください。

THE BLUE HEARTSで、「リンダ リンダ」

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