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人見知りの恥ずかしがりが教室を開いている奇跡


昔から人前で話せなくて
授業中でも手を上げて発言できない子だった。
今でも変わらなくて現代なら
病名がついていたかも知れない。

例えば社交性不安障害とか場面緘黙症とか。
きっときっと。

そんな私が筆文字教室を作って
3~4人の参加者を前に教えている。
これって奇跡に近い。

教室を始めたのは4~5年前。
初めての時は心臓が口から飛び出るくらいと
いう言葉のように、いても立っても
いられなく緊張しまくった。

準備をして、毎晩寝る前に
本番さながらのリハーサルを
何度も繰り返した。
手順や段取りも覚えて
練習したのだ。

人前で話す機会は普通のパート&主婦には
なく、仕事でも電話対応程度。

どうしよう
どうしよう
どうしよう



この時は先に教室を開いていた
仲間にどれだけ励ましてもらったことか。

そう、この時は体験会で
友人以外にも
まさしく初めましての参加者もいまして。
ドキドキはマックスでした。

いざ、始まるともう無我夢中になって
緊張しつつもスローモーション再生のように
不思議と自分が見えていた。

体験前と体験後のご自身の文字が
どれだけ変化したかを体感して
もらった時。

会場は喜びの笑顔に包まれていた。

ふと感じたこと。

スローモーション再生の時
いつもは主宰から教わってばかりで
自分がどんな状態か態度かを
見えていなかった。

しかし、今回見た姿は
参加者の方はどう
反応してどう喜び、驚き、笑顔になったのか。たまに不安とか
思ったのと違う反応を間近で
見ることが出来た。

教える側になり初めて見える風景だった。

でね、1度人前で教えたら
「楽しい、次もやってみたい」に
変わった。



人前では出来ません~とプルプル震えていた
私が。

いまだ、準備のために時間を取るし
いかにして時間内に作品が完成できるか。
簡単にシンプルな手順を試行錯誤して
準備してます。リハーサルも何回も
やってます。

大変でもあるけれど、教室で
真剣に向き合う姿や、満足する作品が
出来上がったら一緒に喜んでしまうし。

何年かやってきて、教室の雰囲気が
確実によくなって来てる。

私が一番大事にしているのは
初めての人が1人で参加したときに
内輪感が出てしまい、雰囲気に入れない
のは絶対に避けたい。



なぜなら、私自身、こんな性格ですから
仲間外れが多くて
嫌な思いをたくさん経験したから。

気をつけてる点です。

離婚してからお一人様(90母はいますが)で
自宅でも個人レッスンが出来るなぁと
考えていたら、なんと体験受けた方が
大勢より出来れば個人で受けたいと
希望されました。

今月は初めて自宅レッスンにも
挑戦です。少しずつ、希望があれば
受け入れてみようと思います。

一人がいいとか、自分のペースで
やってみたいとか、車🚙で行きたい人向きでしょうか。

過去を振り向いて反省はちょっぴり。
前を向いて歩いてしまう私です。





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