In Search of Grandpa / おじいちゃんを探して
今日は祖父の誕生日である。彼が生きていたら100歳を越えているだろう。
記念にnoteを始めてみたわけだが、祖父のカメラと祖父自身の戦争時代のポートレート、父に取ってもらった軍歴証明書をきっかけに彼の過去をたどってみたくなったので書きしたためてみようと思った次第である。
なお、祖父のカメラはNikomat EL。これで何を撮ってたのかは知る由もない。未だ故障知らずのこのカメラを、2024年八甲田山で落下させてしまいプリズムを凹ませてしまった罰当たりな孫である。その後カメラには板金を施し、レンズも磨いてもらい、綺麗になった。
別に公に向かって放つような内容でもなく、個人の日記に書いておけばいいのだが、人の目に触れるというのは何を差し置いても承認欲求もあるものの、客観的な目で見て丁寧に記録をつづっておきたいと思ったからなのだ。
そろそろ私も人生の折り返しにさしかかる年齢となった。
若い頃とは意識が変わり、ライフワークなるものが欲しくなってしまったのだと思う。
そしてこのあとの人生に降りかかってくる別れなどの悲しい出来事に耐えうるためにも何か打ち込めるものを探しておきたいと思った。
もう死んでしまった人のことを追いかけるのはなんとも侘しさもあるのだが、まだ知らなかった何かを発見できる機会になれば私の人生がちょっと色づくのではないかと勝手に思い、勝手に始めた次第だ。
おじいちゃんを探して・・・
近年生活の変化により封印せざるをえなかった凝り性をもう一度復活させ、じいさん探しに出かける旅を記していく。