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犬と老人

ちょっと前、しゅんとしてしまう出来事があった。
切ない曲が聴きたいなあと思って、懐かしいこの曲をスマホで再生して胸の上に置いてじっとしていた。
大好きな1曲。


そういえば昔、高橋徹也好きな素敵な女性を友人が紹介してくれて、ライブ前に喫茶店で三人で会ったことがあった。
明るい陽が射す、上品なガーデンスペース。
お医者さんになるための勉強をしている、目の大きな、髪の長い人だった。少し歳上。
彼氏の話を大声で聞いてちょっとちょっと!笑とたしなめられた覚えがある。
自分、四半世紀経っても何も変わってないな(反省😭)
彼女は見た目や経歴とは裏腹に、ユーモアあふれる面白い人だった。元気にしているかな🩺

この頃音楽を聴いていたミュージシャンの多くは、表舞台からいなくなったり、音楽の形態を変えたりしている。当たり前のことだ。
高橋さんは今も音楽しているみたいなので、今度ライブに行ってみようかな🎸


優しい人は優しいままで
悲しい人は悲しいままで
どうかいて欲しい
簡単に言うならリアリティ
それしか反応しないんだ
夕暮れ 坂道 島国 惑星地球 
犬と老人が散歩をしてる 
それは全てを
非現実的な世界へと導く 
完璧な瞬間 
それは全てを ある限られた世界へと導く 
残酷な出会い


色褪せない曲は、その曲を聴いた時だけに喚起される表現できない感情を自分に与えてくれる。
永遠に坂道に佇んでいる犬と老人。

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