― まえがき ― 「俺の人生はドラマだ:タダシの再審無罪までの挑戦記録」

2025年1月1日(水) (22.1.1)

超概要
冤罪から再審無罪を目指すブログ「タダ獄」――
9年続く"世界一長いGW"の真相と、真実だけで闘う挑戦の記録。
人生の逆境を笑い飛ばし、希望を示すリアルストーリー!

空が真っ青で、最高の1年になりそうだ!
明けましておめでとうございます。タダシです。
僕は1972年生まれで、千葉県出身。同年代には、木村拓哉さんやマツコ・デラックスさん、作家の伊坂幸太郎先生がいます。これまで色々な経験をしてきましたが、特に2012年からの出来事は僕の人生において最大のターニングポイントとなっています。
あの年、僕は身に覚えのない罪で事件に巻き込まれ、東京拘置所から千葉刑務所へと移送されました。現在もその一連の体験が、僕の人生を形成する「重要なシーン」だと感じています。

これまでの人生の軌跡
僕の職歴は波乱万丈そのもの。父が親類の借金の保証人になり、多額の負債を抱えたことがきっかけで、次のような仕事に従事してきました。

  • 風俗業

  • 飲食業

  • 店舗開業コンサルタント業

  • 中東イランとの貿易業

  • コンピュータシステム開発業

特に、最初の風俗業では父の負債を解消しただけでなく、米国マクドナルドからの10億円規模の損害賠償訴訟トラブルも解決。最盛期には、僕が経営するエリアで夜の街を歩く人々が、こぞって僕に挨拶をしてくれるほどでした。ただ、今思い返すと、調子に乗りすぎていた自分が恥ずかしい限りです。

東日本大震災との出会い
2011年、東日本大震災が発生。東北出身の妻と子供を喜ばせたい一心で、深く考えずに現地に向かったことが、また一つの転機となりました。僕は、特に心が震えた宮城県石巻市を拠点に決め、「お金」「時間」「想い」を1年以上注ぎました。この行動がメディアに取り上げられたこともありますが、詳細はまた別の機会に。
その後の出来事で、僕は刑務作業という労働集約型の作業に取り組むこととなり、今では「人生は面白い」と思えるまでになっています。

「首マル」誕生の背景
僕が事件に巻き込まれたのは2012年5月のゴールデンウィーク最終日。それ以来、約12年間もの間、僕のGW(ゴールデンウィーク)は続いています。「世界一長いGWを過ごす男」としてギネス認定されてもおかしくない、と冗談を言えるほどです。
そんな僕が、人生の記録と再審無罪を目指す軌跡を綴るブログ、それが「首マル」です。

冤罪と再審の現実
「再審」「冤罪」という言葉には、人それぞれイメージがあるでしょう。しかし、多くの共通点として挙げられるのは、それが非常に難しいプロセスだということです。再審請求を行い、無罪を勝ち取った人々の物語はニュースや出版物で広く報じられます。しかし、それらはごく少数派であり、ほとんどの請求は却下されています。
裁判官や検察官は、自らの間違いを認めることが自身の進退に関わるため、途中で真実に辿り着いても、それを覆すことはほぼありません。この「間違えを認めない仕組み」は、根本的に変えられるべきものです。

「首マルの目的」
僕がこのブログで目指すのは、単なる愚痴や嘆きではなく、この冤罪問題をどのように解決できるかを示すこと。再審無罪を勝ち取る過程をリアルタイムで記録し、それを再現可能な形で公開することです。
これまでの冤罪事件の多くは、専門家や支援者の強力なサポートがあって初めて成功しています。しかし、それは一般的な方法ではありません。僕が目指すのは、「お金」「コネ」「知識」がなくても、真実だけを武器に闘い、無罪を勝ち取る方法を証明することです。

ブログ構成
「首マル」は、多くの人に興味を持ってもらえるように、以下のようなテーマで構成されています。

  1. 事件の話
     僕が巻き込まれた事件や、刑務所との法廷闘争について書きます。

  2. 法曹界の話
     裁判官、検察官、弁護士など、法曹界の実態を伝えます。

  3. 告知の話
     進捗や今後の予定について情報を公開します。

  4. 仕組みの話
     物事の本質や法則、理論など、僕が考えた「仕組み」を共有します。

  5. 刑務所の話
    刑務所の体制や体質について書く。

  6. ひとり言の話
     俺のふと思った根拠の定かでない話などを書く。

  7. 日記の話

日々の出来事などを書く

  1. 受刑者の話

受刑者の個人的なコトや全体のコトを書く。

  1. 進行中の話

ブログ運営に関する費用の問題や、再審請求に向けた具体的な取り組みについて記します。弁護士や支援者が動くためには1日5万円もの費用が必要となること、その費用をどのように捻出しているのかもお伝えします。また、現在再現性のある再審請求の方法を模索し、その確立に向けて動いています。

冤罪を超えて
僕は冤罪という苦しい状況にある中でも、「主人公は自分だ」という考え方を忘れずに生きています。釈放後に怒りをぶつけるよりも、相手の支配下にある今の状況を笑い飛ばしながら楽しんでやる。これが僕のスタイルです。
このブログでは、読者が興味のあるテーマだけを選んで読めるように見出しを工夫し、日常にプラスとなる情報を提供したいと考えています。

冤罪のリアルを伝えるために
多くの冤罪被害者が執筆した書籍には、「辛い」「酷い」「苦しい」といった内容が中心です。それは関心を持つ人々にとって重要な情報ですが、一般の読者にとっては重すぎる場合があります。僕は、「本当に伝えるべき相手は、興味のない人たち」だと考えています。興味のある人はすでに問題を知っているからです。
そこで僕は、もっと多くの人に楽しんでもらえる形で、冤罪問題の核心を伝えたいと思っています。人生に起きた悲劇的な出来事でさえも、ポジティブに楽しむ姿勢を示しながら、新たな視点を提供します。

僕の家族とブログ運営
このブログは、僕の家族の支えなしには成り立ちません。母や妹、弟、そして父が協力してくれていますが、彼らにはそれぞれ個性があり、時にはユーモラスなエピソードも生まれます。
例えば、母はネット検索が苦手で、調べたいことをそのまま文章で入力して「見つからない」と言い続けていたこともありました。また、妹は最近パソコンを始めたばかりで、しばしば打ち間違いが発生します。でも、それも含めて「最高の家族」だと思っています。
こうした日常の中で、僕は「首マル」を運営し続けています。ブログの更新には許可が必要で、書いた内容を外に出すまでに1週間から1カ月ほどかかることもあります。読者には、この時間のズレをあらかじめご了承ください。

「首マル」に込めた未来への展望
僕は、このブログを通じて再審無罪を実現し、さらにその先の未来を見据えています。ブログだけで終わらせず、以下のようなメディア展開を目指しています。

  • 公式サイトYouTubeチャンネルとの連動

  • 書籍出版新聞、雑誌、ニュース番組での発信

  • ノベライズ化映像化への挑戦

これらを通じて、冤罪の問題を世の中に広く伝えるだけでなく、読者一人ひとりが「自分にも社会を変える力がある」と気づけるようにしたいのです。

再審無罪への挑戦
僕は、これから起こるすべての出来事を計画通りに進め、再現性のある再審無罪を勝ち取ることを目指しています。それは「真実のみ」で闘い抜く挑戦です。
この「首マル」は、僕の人生だけでなく、読者の心にも大きなインパクトを与えるはずです。そして最終的に、「実行するのは僕だが変えたのはあなた」という結末を迎えることを信じています。
この旅路に最後までお付き合いいただけることを願って、「まえがき」を締めくくります。
あなたの人生の中に、僕の挑戦が一筋の光となりますように。 

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