アルテミスステークスデータ
2歳重賞レースの傾向
前走クラス別成績
未勝利組:6勝を含む3着以内12頭
新馬組:3勝を含む3着以内8頭
キャリア浅い馬の傾向
初勝利を挙げたばかりの馬が好成績を残す
新馬・未勝利以外のクラスから3着以内に入った13頭は、前走で掲示板(5着以内)を確保
苦戦しやすい馬
前走で6着以下の馬は苦戦する可能性が高い
優勝馬の傾向
2013年以降の優勝馬11頭は、前走で芝1600m以上のレースに出走していた
東京芝1600mコース
向こう正面の右奥からスタート
3、4コーナー以外は直線
まぎれが少なく、実力が反映されやすいコース
前走の距離の重要性(過去10年の成績)
前走の距離別成績
1500m以下:成績 0-2-1-32
勝率:0%
連対率:5.7%
3着内率:8.6%
優勝がなく、苦戦傾向にある
1600m:成績 4-6-6-54
勝率:5.7%
連対率:14.3%
3着内率:22.9%
3着以内数が多い
1800m以上:成績 6-2-3-20
勝率:19.4%
連対率:25.8%
3着内率:35.5%
距離短縮組は好走率が高い
ポイント
前走が1600m以上だった馬を重視すべき
前走が1500m以下の距離延長組は苦戦する可能性が高い
人気馬の傾向(2013年以降)
1番人気
成績: 【4.3.0.4】
安定した連対率
2番人気
成績: 【2.5.1.3】
こちらも安定した連対率
効率的な攻め方
人気馬を信頼し、そこから穴馬を絡める
伏兵が勝つケースもあるが、連複の軸としては人気サイドが安心
関西馬が1番人気の場合
成績: 【3.2.0.0】
高い平均成績
逆らわないほうが賢明
2歳牝馬レースの傾向
レースの特性
1分33秒台で決着するハイレベルな年もある
時計が速くなると、ゴール前で脚勢が衰える馬が多い
過去の結果(2013年以降)
上がり3Fタイム最速馬が【8.2.0.2】
長い直線をフルに使っての持続力勝負になりやすい
重要なポイント
息の長い脚を使える持続力が求められる
末脚のしっかりしたタイプを重視
東京芝1600mの傾向と対策
枠順の有利不利
一般的に枠順の有利不利は少ないとされるが、外寄りの枠が強い。
アルテミスステークスのデータ(2012年以降)
優勝馬12頭中8頭が6枠より外
1~3着馬36頭のうち半数の18頭が6~8枠
理由
決め脚比べになるケースが多く、道中をスムーズに運びやすく、加速もしやすい。
対策
迷ったら外枠の馬を選ぶのがベター。
阪神JFへ向けてのポイント
素質馬の活躍
このレースから阪神JFを制する馬が多く、素質馬が実力を発揮する傾向があります。
血統傾向
顕著な偏りは見られませんが、キングカメハメハの直系は上位人気馬でも勝ちあぐねることがあります。
例: 2014年2着レッツゴードンキ(父キングカメハメハ)、2022年2着リバティアイランド(父ドゥラメンテ)
人気薄の勝ちパターン
大外一気が目立ちます。
例: 2015年デンコウアンジュ(単勝82.8倍)、2021年サークルオブライフ(単勝21.9倍)
この2頭はサンデーサイレンス、Sadler's Wells、Caerleonの血脈を持っています。