私のインド旅録

こんにちは。トビタテ9期生の井戸悠迦です。
今回は私のインド留学での生活を記録しようと思います🇮🇳
波乱万丈な毎日の記録ですが是非お付き合いください🇮🇳🎵


実は人生で2回目のインド。高校1年生のときに学校のアジア研修でインドを選択し、バンガロールに行きました。まさか約1年後にもう一度行くとは思ってもみなかったです。
私の留学テーマは
環境的要因が原因で無くならない貧困にどう向き合うべきか
です。
デリーとブッタガヤでの2拠点生活をしていました!南インドのバンガロール・ハイデラバードの都市にも訪れ、留学期間中は移動がとても多かったです。

インドの貧困の現状

昔より改善されたこともあるものの、まだまだ人口14億人の国で起こっている貧困というものから簡単には脱却できない現状があります。
なぜなら、歴史的要因や文化、宗教、政治など様々な要因が複雑に絡み合っているから、一概に貧困問題といっても、背景も解決すべき課題も十人十色なのです。
そして、これはインドの貧困に限らず、世界各国で起きている全ての貧困問題に共通していえるものなのです。

-デリー

とにかくカオスなデリー。私が行った時期は一年で一番空気の悪い時期で1時間外に出れば大気汚染で髪や服がほこりだらけになり、頭が痛くなるほどでした。
空気指数はひどいと400〜470を記録します。(MAXが500=最大級に空気が悪い)
ちなみに東京の空気指数は28です。

一応晴れの日のデリー。フィルターかけてないです。

デリー滞在時は路上生活者の人達が暮らすエリアに定期的に行ってました。(NPOなどが無料で授業をしに来たりする場所です。)
しかし、私が行ったその場所は政府から立ち退きに遭ってしまった場所で、そこにあった衣類や子供達の勉強道具などもゴミと判断され持って行かれてしまったのです。この事態があり、NGOからの支援も行き届きにくくなり、元々そのエリアに住んでいた人達も転々と場所を変える生活をしていました。

ここで出会った1人の女の子がいました。年齢はきっと私と同じくらいで相手はヒンディー語で私は英語しか話せないため、ジェスチャーや簡単なヒンディー語と英語でコミュニケーションしてました。
私が「ディディ(ヒンディー語でお姉さん)そのピアス可愛いね」って伝えたんです。そしたら好意で私にそのピアスを着けてくれました。「すごい可愛いねありがとう」と伝えたら、「ピアス交換したい」とジェスチャーとヒンディー語で伝えてくれました。
ピアスはどうしても思い入れのある物だったので、交換はできなかったのですが、言語以外でコミュニケーションをこうして取ってディディとお話できたことが私がすごく嬉しかったです。

名前も知らないディディ


デリーにあるマーケット

-ブッタガヤ

ビハール州に位置するブッタガヤは仏教の地として知られている場所です。
そのことから意外なことにも、首都デリーよりもインド人以外のアジア人が沢山いました。タイ人のお坊さんやチベットからきてる人が街中に普通にいます。なのでタイ料理屋さんやチベット料理屋が中心街に多くあり、カレー回避ができました。

お坊さんだらけのガヤ行きの飛行機


トゥクパ。チベット料理。味薄い麺で美味しい。

ブッタガヤにいるときの主な交通手段はバイクです。30分かけて街から離れた村に行ってました。
村などに訪問すると、チャイやスイーツやバナナを出しておもてなししてくれました。心暖かいです。

多分シロップにつけたなにか。

-バンガロール

一年振りのバンガロール!まさかまた訪れるとは思わなかったので感動。
南インドに位置するバンガロールは、北にあるデリーやブッタガヤとは全く食文化が異なります!レストランのメニューには必ず、北インド料理と南インド料理のページで分かれてるほど。そして言語も異なります。北はヒンディー語でバンガロールはカンナダ語です。ヒンディー語の単語頑張って覚えたのに、これではお手上げです。
バンガロールは基本的に自然が多く治安も比較的良い印象です。例えば、デリーやブッタガヤと違い、物乞いがいないです。(州政府が厳しく取り締まっているため)  教育水準も比較的高く、NPOなどが支援するアフタースクールの施設の設備も整っている場所が多いです。

バンガロール

-ハイデラバード

今まで見たインドの中で一番発展してる印象でした。空港も高速道路も整備されてて綺麗。私が行ったオフィス街のようなところはオーストラリアのシドニーのような雰囲気でした。

ハイデラバードのオフィス街のようなところ
t-hub 




インド人暖かい

女子高生一人インド旅。ハプニングももちろん沢山ありました。そんな怒涛の毎日を過ごしてるなかでも印象的だったお話を共有しようと思います。

① 療養食

デリー滞在時謎の菌にやられ、40℃の熱に3日間うなされてたときがありました。
毎朝顔を合わせてたホテルのフロントのおじさんが、部屋から出てこない私を心配して特性の療養食作ってくれました。
でてきたのはカレー味のおかゆとカレー味のじゃがいも。でも心なしかいつもよりスパイスが控えめだった気がします。


カレー味のおかゆとカレー味のじゃがいも


② サリーを買いに

10/31にあるディワリ(光の祭典)のためにサリーを買いに行きました。沢山種類があって迷ってた私に、お店のおじちゃんがつきっきりで接客してくれました。何故か「お前はオレンジや赤が似合う」と言われ、全然好みじゃない色ばっかり試着させてきました。聞くとインド人は赤やオレンジなど暖色が好みな人が多いそうです。
おじちゃんのオススメは気にいるものがなかったので、結局ピンクかターコイズブルーで迷って、おじちゃんに「お前はブルーの方が似合う」と言われたのでターコイズブルーのサリーを買いました。お値段は5000ルピーでした。

左をゲット

③ジュッティさんの民間療法

ブッタガヤ滞在時は泊まっていたゲストハウスのオーナーさんのジュッティさんという方にとてもお世話になりました。
多すぎる飛行機のせいか、体調を再び崩し都会のデリーと違い、大きい病院がないため症状をジュッティさんに伝えて相談したら、喉の炎症に効く薬草で作った飲み物を出してくれました。毎朝飲んでたバナナスムージーは冷たくて体調悪化するからとその場で取り上げられました。

喉に効くらしい飲み物
ジュッティさんと朝ご飯


④ ジュッティさんの民間療法 2

体調悪いって言ったらよく分からない油で足ツボマッサージされました。

2時間やってくれました


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