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復職

1月9日、1ヶ月振りの仕事復帰。幸い私は事務職だったので、体についての心配はありませんでした。不安だったのは、皆の反応でした…。

朝礼はないので、一人一人に朝の挨拶がてら、1ヶ月間休職したお詫びと、お礼を伝えました。心配していた、嫌みを言うような人は1人もいませんでした。肺に水が溜まって緊急入院したことは誰もが知っていて、数人からは、水が溜まった原因は何?と聞かれました。テキトーに嘘をつくのが苦手中の苦手な私、ふんわりはぐらかすので精一杯でした(^-^;  皆さん、何かを察してそれ以上は聞かれなかったですけど…。結局、直属の上司以外の人に、病名を伝えることはありませんでした。

仕事は溜まっていましたが、分業化が進んでいて、日々の仕事はうまく振り分けられていました。これなら今後、休みやすいし残業もしなくて済みそう。課長や廻りの皆に感謝でした。「今回のことで、部内の仕事を見直すいい機会になったよ」と言ってもらえたのも嬉しかったです。

あと、事務所が2階にあるので、下に降りる用事がある時は、「私が行くよ~」とカバーしてもらえました。接客やごみ捨てなどです。皆の優しい対応のお陰で、再スタートは心穏やかに切ることができました。

病気発覚からわずか1ヶ月で、仕事に復帰することもでき、いつもの日常が戻ってきました。この頃にはもう、自分が肺がんだって事を忘れるくらい体調は回復していました。それでも、フルタイム勤務の後、家に帰るとかなりぐったりで、そんな中、夕食作りや片付けは、娘がかなり協力してくれました。本人にとってもいい勉強!と、思いっきり甘えることに決めました。

あと何ヵ月、あと何年、こんな生活ができるんだろうか・・。そんな事も頭をよぎる今日この頃ですが、同じお仲間のブログ等を見ていると、もっともっと苦しい治療を何年もされている方がたくさんいらっしゃるので、自分なんてまだまだこれから!と励まされます。私もいつか誰かの心の支えになれたら…そう願いながら、これからもnoteを続けていこうと思います✏️📒。






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