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分子標的薬

私が今お世話になっている薬。病気の原因となる特定の分子だけを攻撃するので、正常な細胞へのダメージが少なく、副作用も抑えられるそうです。確かに私のがんは確実に縮小していて、でも今は副作用もほとんどなく、普通に生活できています。もちろん重篤な副作用がないとは言いきれません。主治医からは、きちんと説明を受けていて、何か変わったことがあれば、すぐに連絡するよう言われています。

さらに、自分が飲んでいるタグリッソのことを調べてみました。タグリッソは、日本の製薬会社さんが開発されたんですね!日本人の非小細胞肺がん患者に多いEGFR変異陽性のための薬で、2016年5月から販売されているそうです。日本では保険適用だから私でも購入できます。そして、たまたま私がEGFR陽性だったから服用できています。主治医が嬉しそうに報告してくれた遺伝子検査の結果って、この事だったんだ!手術ができないと言われ、放射線治療もできない、と半ばもう手だてがないかのような状態の私に、救いの手を差しのべてくれたアストラゼネカ社さんのタグリッソ。本当にありがとうございます!🙇もう、感謝しかありません。

そして、今この時も、世界中で日々新しい薬が研究、開発され、たくさんの患者さんや医療関係者の方々の協力で治験が行われていて、次々と良い薬が世に出て行くんですって。なんて素敵な世界なんだろう✨病気になって初めて知る、進化し続けるお薬事情💊。

がんと診断されても、いつ自分に合う画期的な新薬が生まれるかわからないから、余命なんて誰にもわかりませんね。知れば知るほど、希望しか持てませんでした!調べて良かった~。今の状況に感謝しつつ、これからも生きていきたいです。


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