冷静なレズが初めて本気でセ⚪︎レを愛した話①
30代前半にもなって、割り切りの相手を本気で好きになるとは思っていなかった
そもそもレズビアンの割り切りって?
意外と冷静で爽やかなものだ。
自分のスペック・相手への期待・連絡先だけを掲示板やX(当時はTwitter)に残し、あとは写真交換してお互いの好みや都合が合えば会うだけ。
私は長くやり取りするのが苦手なので、すぐに会ってくれそうな人にだけ自分の行きやすい時間とエリアをまず伝える。おかげでほとんどすぐか一週間以内に会える。
相性が普通以下の人とは一回きりでバイバイし、相性がそこそこ良い人とは何回か継続する。個人的に2桁の経験がある中で、3回以上会っている人は片手で数えるくらい。
※ちなみに、今は掲示板よりXのほうが相手の人物像を掴みやすくなるのでXがおすすめ
「そこそこ可愛い」と自称しているあの子との馴れ初め
あの子をTKと呼ぼう。ある日、Xでタグを検索しているうちにTKを見つけた。
一回り以内年下の子で、性癖もある程度合いそうだった。「てかそこそこ可愛いと自称しているけど本当か??」と半信半疑でDMしてみた。
当時のアカウントを削除したので、会話はもうよく覚えていないが、確か何枚か写真を交換し、身長も高いほうだからかその子のことを「気が強そう」、「確かにきれいだけどタイプではないかな」としか思わなかった。(私の盛れた写真に対してはわあきれい✨的なことを言ってくれた笑)
数日間やり取りしてある日、TKが19時過ぎくらいに一人で某ビアンバーに行くと言った。私は元々友達と近くのビアンバーで合流する予定で、(エ⚪︎チできないし)時間が微妙で悩んでいたが、「会えたら嬉しいな」とTKからの言葉に負け、いわゆるバリキャリお姉さんっぽい格好をして会いにいった。
会ってみた日
バーを一回り見回したが、
「一人ポツンとしている子いなくない??強いて言えばちっちゃい子と話しているあのすらっとしているポニーテールの子が一番写真に似てるかな、、」
他の人もまあまあいる中で、あの子だけが際立って清楚で、シンプルな格好をして雰囲気が爽やかだった。
どうしてもXで「今日はめっちゃエ⚪︎チしたい、もう限界、無理」と連呼している人と連想できなかった。w
Xで連絡したところ、あの子が振り返り、話していた小柄な子もこちらのテーブルに来てくれた。さっきお互い一人だったので話しかけてみたとのこと。
(物理的に)高い目線と爽やかな雰囲気に圧倒され、私はTKを直視できずずっとちっちゃい子と話していた。その後、別のビアンバーに行くことになり、私はまだ時間があったので一緒に行くことにした
2軒目のビアンバーでは、3人でバーカウンターを座り、ちっちゃい子を真ん中にしてTKと私は微妙な距離を保っていた。恐らく距離が近ければ、気持ちが高まってしまうと、二人ともなんとなく感じていた。
詳しく書けないが、お酒を飲んだり飲ませたり、欲も膨らんだり我慢したり、やがて二人でバーを出て、階段で振り返ったTKにキスした。強く、激しく。
(続く)